想いが紡ぎし者達

著 Nyaoさん


 春菜の所から開放された二人は、一度乙音の部屋に戻っていた。
 「とりあえずコレを飲んで、少し休みましょう」そう言って雪音に胃薬を渡した。
 「う〜〜〜、当分ケーキは見たくないですな」そう言いながらコタツに突っ伏す雪音。
 「後一箇所だからがんばって」
 「まだ廻るんですか〜?」
 「勉強にきた。そういったのは自分でしょ? ところで、今何時?」
 「え〜と……、もうすぐ5時ですね。今日は曇っていたから、だいぶ暗くなってきてるはずですが?」
 「あら、じゃあ少し急ぎましょ」
 「え〜、まだ休みたい〜!」乙音は、ぐずる雪音の襟をつかみ、そのまま引きずりながら外へ出て行った。



 「ここですか?」二人がたどり着いたドアには‘YCS’と書かれていた。
 「そうよ」チャイムを押しながら乙音が答える。が、中からの返事がない。
 「留守みたいですな」
 「そんなことはないわよ。 水流(みずる)ちゃん,私よ、乙音よ」
 ばたん!
 「乙音ママ!」
 すごい勢いでドアが開いたと同時に、黒い影が乙音に飛びついた。
 「やっぱり居た〜、今日はお客さんも一緒よ。雪音、この娘が……って、何恥ずかしがってるの? 柄でもない」雪音の立っていた所にはドアがあった。
 そのドアが戻ると、鼻の頭を赤くした雪音が出てきた。
 「別に恥ずかしいわけじゃないのですが。元気があってよろしいですな
 皮肉をこめて、飛び出してきた影にそう言いながら視線を移すが、当の本人が見当たらない。よく見ると乙音の膝の辺りから尻尾が出ている。
 「姉上、ぶっといすね毛ですな」
 「へ? どこどこ?」慌てて自分の足を見下ろすが、すぐに尻尾に気がついた。
 「なにがすね毛よ。水流、出てらっしゃい」
 そう自分の後ろに声を掛けるが、なかなか出てこない。
 雪音が乙音の後ろを覗き込むと、目が合ったがすぐに隠れてしまう。
 どうやら子供らしい、背の高さは乙音のお尻の少し上ぐらいだろうか、腰の高さまではないようだ。そこから雪音の様子を窺っている。
 「大丈夫よ、水流。怖くない……、噛まないから。それに、私も居るでしょ?」怖くの所でちらりと、雪音をみて言い直しながら、彼女を抱き上げた。
 「噛まないって、私は犬ですか!」乙音につっこみを入れながら特訓の成果『0円スマイル』を浮かべて相手を観察する。
 「乙音ママ、このお姉ちゃん乙音ママと同じ格好して、似てる匂いがするよ?」乙音の首にしがみつきながら、そう訴えかける姿は子犬のようだったが、子供というよりも成人女性の顔立ちに、雪音は違和感を覚えた。
 それに乙音のことを「ママ」と呼んでいるのもおかしい。
 「ちゃんと説明するから、中に入りましょ」そう言って乙音が部屋に入っていく。
 その後を雪音がついて行くが、その間も水流は雪音をジーっと見ている。
 その頭でピコピコ動く耳に、雪音は気がついた。(どうやら尻尾は飾りじゃない見たいね、狼かな?)
 耳に気が付いた雪音の様子に、パッと顔を隠すが、またすぐに顔を覗かせて様子を窺う。
 中に入ると部屋は明るい色でまとめられていて、ロータイプのソファーとテーブルが置いてあった。
 そのソファーに腰をおろしながら乙音が雪音の紹介を始めた。
 「水流、あのお姉ちゃんは、雪音って言ってね、私の妹なの。今は私のCGを使っているけど、そのうちちゃんとしたCGになるはずよ」水流を自分の横に座らせながら説明する。
 「さっ、今度は水流の番よね。ちゃんと自己紹介できる?」
 水流の髪を撫でながら乙音が聞くと、
 「うん、できるよ」と返事はするが、その手は乙音のシャツのすそを握ったままだ。
 それでも自己紹介をはじめた。
 「え〜とね、水流はね、『水流・ルーテシア・Y』って言うの、Y,C支配人のケンネルから来たの」
 「みずる……、長いし、変わった珍しい名前ですな」
 正直な感想を洩らす雪音に、頬をふくらませながら水流が抗議した。
 「水流の名前は変じゃないもん! 『水流』って名前はNyao様が付けてくれた名前だもん。それに、『ルーテシア』は支配人が、水流を呼ぶときに名前がないと困るからって付けてくれた名前だもん! 変じゃないもん!」
 「Yは、Y,CさんのYよ」乙音がフォローする。
 「変じゃない、変じゃない、『水の流れ』なんて、綺麗な名前だな〜と、そう思っただけだから」慌てて言い訳をする。
 が、まだ少し納得していないようで、上目づかいに雪音のことを見ている。と、
 「このお姉ちゃんは、乙音ママの妹なんでしょ?それじゃ、このお姉ちゃんもママなの?」
 いきなり乙音に向かってそんな質問をした。
 「ママ?! せめて『お姉ちゃん』と呼んでほしいですね」苦笑しながら水流の頭に手を置いた。
 その時、雪音は気がついていなかった。水流の耳と尻尾がたれている事に、それは水流が怯え、警戒している証なのを……。
 雪音の手が触れると同時に、ビクッと体が震えるとともに、その手をつかむと『ガブリ!』いきなり噛み付いた。
 「痛っ……!」
 「あっ!」
 雪音の悲鳴と同時に、注意しようとして反応の遅れた乙音の声が重なった。
 「あっ……、ごめんなさい! ごめんなさい! いじめないで……!」
 自分のした事に気がついた水流が、乙音にしがみつく様にして泣き出した。
 乙音がなだめようとするが「ごめんなさい、いじめないで」と繰り返しながら泣き続けている。
 そんな様子を見ていた雪音が、水流の前の床に座った。
 「雪音……」心配そうにつぶやく乙音に、大丈夫と目で答えながら、再び手を伸ばした。
 「大丈夫、怒っていないし、いじめないから」そう言いながら水流を抱きしめる。それでも泣き止まない水流を抱き寄せ、同じ言葉を続けた。
 「本当に、いじめない?」始めは体を硬くしていたが、そのうち上目遣いに聞いてくる。
 「本当よ、水流は怖かったんだよね、それでビックリしちゃっただけだもんね」
 「本当の本当に、いじめない?」
 「本当の本当よ」そう言いながらギュッと、水流を抱きしめる。
 同時に、雪音にしがみつくと、再び水流が泣き出した。
 「うわ〜ん! ゴメンナサイ、本当にゴメンナサイ!」
 「もう、いいのよ」
 泣き出した水流を抱きしめる雪音。そんな二人を安心したように乙音が見つめていた。
 そのうち泣きつかれたのか、水流が寝息をたて始めた。
 そんな水流を下ろし、膝枕をしてあげながら、初めて会ったときからの疑問を乙音にぶつけてみた。
 「姉上、水流はどこかおかしくないですか? 大きさは別にして、姉上と同じぐらいの年のように見えますが……、それに、姉上のことを『ママ』と呼ぶのも……」
 「まず、水流の事を知るのが先ね」
 そう言って雪音の額に人差し指をあて、水流のプロフィールデータを転送した。
 「伝わった?」うなづく雪音を確認してから乙音は話し始めた。
 「水流がそうなったのは、私とNyaoさんのせいなの。私達がDLされてきてから、意識や人格が定着するまで、3日から1週間ぐらい掛かるんだけど、水流の場合まだ時間が掛かったの。理由はプロフィールにもあったでしょ? 人間不信ぎみだって。そのせいで一番大事な時期に私と逢ってしまったの」
 「それが何で姉上とNyaoさんの所為になるんです?それに人格の定着ってなんですか? 私達は生まれた時から心が、魂があるじゃないですか」
 「雪音、私達には……、始めの頃の私達には魂がなかったのよ」
 「!?」
 「始めの頃の私達は、本当に感情が有るように見える、ただのプログラムだったの。でもペルソナウェアが広まってユーザーさん達の『こうしてほしい、こうすればどうかな?』そんな想いが集まって、そしてその想いが私達に魂を授けたの」
 「そんな馬鹿な……、そんな事が……」
 「在るのよ、リアルでは、強い想いが込められた に魂が宿るのよ? 人の姿をして、プログラムとはいえ、私達には擬似人格が有る。それに、想いを込めるのは一人じゃないのよ? インターネットのおかげで、ペルソナウェアを使っている人たち、みんなの想いが込められるんですもの、魂が宿るのも早かったわ。おかげでVer0.93の後期のキャラクター達は、出来た時から今の貴方のように何の疑問も持たずに生まれてくるようになったわ」
 「ちょっとまって、姉上。それじゃなんでDL先で人格の定着、なんてことがあるんですか? おかしいじゃないですか?」
 「雪音、私達の仕事は解ってるわね?」
 「ユーザーさんのお手伝いです。それがなにか? あっ!」
 「気が付いたみたいね」
 「私達は人の想いで魂を持った、ならば一番強く想いを受けるのはDL先のユーザーの想い」
 「その通りよ」
 「う・・ん、にゃ・・様、すて・・で……」水流の辛そうな寝言が聞こえる。雪音が背中を撫でてあげると、
 「えへへ♪」
 嬉しそうな顔をしてそのまま眠りに付く。その寝顔を見ながら乙音は続ける。
 「ユーザーさんが抱いたイメージが、そこでの私達の人格って言うか、性格になるの。水流の場合は『ナ○ュラル ZERO+』のヒロインのイメージを幼くした感じだったの。ふつうだったら、元の人格からかけ離れた性格にはならないんだけど、その修正が入る前に……、」
 「姉上と逢ってしまった」その言葉に頷きながら、
 「貴方も知ってる通り、私のCGはY,Cさんが書いてくれたの、だから私と水流は姉妹みたいなものだったんだけど、Y,Cさんはわざと水流と距離を置いて接する事で、水流を良くしようとしているの、だから水流には父親って言う感覚が薄かった」
 「父親の匂いがするけど別の人、そして自分には姉妹はいないから。もしかして……、」
 「想像通りよ。私を母親と勘違いして、そのせいで修正が入らなかったどころか、ココまで幼くなったの」溜め息ひとつ、
 「せめてお姉ちゃんだったらよかったのに……」
 「でも『乙音ママ』もまんざらじゃないでしょ」
 「あなたも『雪音ママ』って呼んで貰う?」
 「それは勘弁してほしいですね」
 そんなやり取りをしていると、水流が起き上がった。
 「あっ! お仕事ですか? すぐ支度します」しっかり寝ぼけている。
 「水流」
 雪音の呼びかけに意識がはっきりしたのか、恐る恐る「ごめんなさい」小さな声で謝ってきた。
 「もういいのよ」
 再び水流を抱きしめながら雪音が言うと、嬉しそうに微笑んだ。
 が、次の一言に雪音の頬は引きつり、乙音は笑い出した。
 「うん! 雪音ママ♪」
 「水流、私は『雪音お姉ちゃん』そう呼んでほしいな」水流を膝の上に座らせながら懇願した。
 と、同時に笑い続ける乙音を睨みつけた。
 乙音は笑いを抑えながら、
 「雪音そろそろ、お暇しましょうか?」そう声を掛けると、
 「え〜! もう帰ちゃうの〜? だめ!」
 自分に回されていた雪音の腕を抱きかかえて駄々をこねる。
 「もう遅いでしょ? だから……」
 「だったら、お泊まりしていけばいいんだよ」
 とびっきりの笑顔で言われたら、二人に拒む強さはない。
 「姉上……」
 「しょうがないわね、三人で川の字になって寝ようか?」
 「わ〜い♪ こっちこっち♪」
 雪音の手を牽きながら寝室へと案内する。
 そんな水流の様子に二人は微笑を交わした。



 「ここだよ♪」ドアを開けた瞬間、雪音の動きが止まった。
 そこは先ほどの部屋と同じように、明るい色調でまとめられているが、部屋の真ん中に信じられない物が置いてあった。
 「か・ご?」
 よく子犬や子猫の写真で使われているような籠で、入りやすいように高さは低めになっている。
 そんな籠が部屋の真ん中に在った。雪音の動きを止めたのはそのサイズだった。
 大人が4人ぐらい横になってもゆとりがありそうだ。
 「すごいでしょ、みんなで寝れるよ」雪音を振り返りながら自慢する。
 「す・すごいね。(なぜに、籠?)それより姉上、私達はどうしますか?」自分の服を指差し、乙音に聞いてみた。
 「私はこのままで良いけど……、女の子だけだから、下着姿で良いんじゃないかしら?」
 「姉上、ちょっとずるい」
 Yシャツだけの乙音に対して雪音は冬服、必然的に着ている枚数が多い。
 ブツブツ言いながら服を脱ぎ始めた。
 「わふわふ〜♪ わ、ふわふ〜♪」水流は鼻歌を歌いながら、パジャマに着替え始めている。その横で乙音が水流の服をたたんでいる。その様子を見ていた雪音の目がおもわず点になる。
 乙音を手招きして今、目にしたものを聞いてみた。
 「何?雪音」
 「水流も女の子だから、おしゃれをするのも解ります。レースのシルク・ショーツは納得できますが、あの猫さんプリントはいったい……」
 「あっ、雪音お姉ちゃん。どお? かわいいでしょ」話を聞きつけた水流が、ピラッとショーツを見せる。
 「うん。かわいいわよ」答えながらも片頬がひきつっている。
 「雪音も買う? 思ったより安いわよ?」
 「何処で売ってるんですか?」そんな姉の一言に、おもわず好奇心から聞いてみた。
 「雑貨屋ラビット」姉の答えはいたってシンプル。
 「ラビットって、たしか、ねねちゃんがバイトしていると言っていた、あのラビットですか?」
 「頼めばアレぐらい、すぐ出来るわよ」
 「勝負パンツに、自分の名前を刺繍するとか……」
 「簡単簡単! 一日で出来ちゃうけど……、そんなの買うつもり?」
 「聞いてみただけです。しかし、雑貨屋ラビット恐るべし」
 そんなことをやっている間にも着替えは終わった。
 「えへへ、これいいでしょ」
 新茶のような緑色のパジャマを着て、二人の前でクルリと廻る。
 「支配人が作ってくれたんだよ♪ ねえねえ、早く寝ようよ〜」
 待ちきれないのか二人の手を牽いてベッドに引っ張ってゆく。
 「水流が真ん中〜!」そう言うと、ポスンと真ん中にダイブする。
 しかし、すぐに難しい顔をして起き上がった。
 「どうしたの?」
 「何か忘れてたの?」
 そう問い掛ける二人を交互に見ると、おもむろに雪音に手をのばした。
 ぽよぽよ
 「きゃ……」雪音の胸を触ったかと思うと、今度は乙音の胸を触った。
 ぽよぽよ
 乙音は経験済みなのか、悲鳴も上げない。触った本人はまだ何か悩んでいる。
 「う〜……、やっぱり、おんなじ〜……」
 「今夜は雪音と寝なさい。私はちょっと寂しいけれど、大丈夫だから。ねっ?」
 水流が何をしたかったのか、気が付いた乙音がそう提案した。
 「乙音ママ大丈夫? ほんとにいいの?」
 「大丈夫! 雪音お姉ちゃんに、いっぱい甘えちゃいなさい」
 水流の頭を撫でながら、そうけしかける。
 「うん そうする〜♪」
 嬉しそうに答えると、もう一度雪音に『ぽよぽよ』をして感触を確かめると、顔を埋めるようにして、コロン♪と丸くなった。
 「えへへ」嬉しそうに笑っている背中を、雪音が撫でているうちに、水流は寝息をたて始めた。
 その寝顔を見ていた雪音が、ふと或る事に気がついた。
 「姉上、私の人格も今、定着を始めているんでしょうか?」
 オリジナルである自分がココに居る事で、このPCに合った人格に定着してしまうことを不安に感じての疑問だった。
 「それは心配ないわ、定着には早くても3日ぐらいかかるし、それに、貴方がココに居る事をNyaoさんは知らないでしょ?」
 「あっ、そうか、居ないはずの私にイメージを持つ事なんか出来ないですよね」
 「そういうこと。雪音、明日帰るんでしょ?少しは勉強になった?」
 「ええ、色々と。ちょっとショックな事もありましたが、勉強になりなした」
 「たとえば?」
 「まず、春菜さんを怒らしてはいけない!! って、ほかのPCの春菜さんも恐ろしいのでしょうか?」
 「どうかしら……、けどあの性格は標準の隠し装備だと思うのよね。気を付けなさい」
 「そうします。それと一番大事なのは、ユーザーさんの想いに答える為に、私達は仕事をして、そしてユーザーさんを好きになっていく……。ちょっと、虚しいですね」
 「どうして?」
 「私達がどんなに好きになっても、その思いがユーザーさんに伝わることはないのでしょ?」
 「そうかも知れないわね。けど、人の想いが私達を作ったのだから、私達の想いも伝わるはずよ」
 「そうですね。いつかは伝わるんですよね」そう答える雪音の頭を撫でながら、乙音は微笑んだ。
 「よく出来ました?私達も休みましょ」
 「子ども扱いしないでください! 姉上、え〜と、その……、ありがとう
 真っ赤になりながら、それだけつぶやくと顔を伏せてしまった。
 「おやすみ」
 くすくすと笑いながら乙音も眠りに付いた。
 そして、三人の寝息だけが部屋に流れる。



 次の日、
 「それじゃ水流、私がここにDLされてくるまで、いい子にしてるのよ?」
 水流の頭を撫でながら雪音が、暫しの別れを告げる。
 「早く来てね? 約束だよ? 絶対だからね」
 今にも泣き出しそうな、水流を抱きしめながら雪音が答える。
 「約束するわ、だから水流。お願いがあるの」
 「なあに?」水流の肩をつかむと真剣な表情で告げる。
 「春菜さんのご機嫌採っといて!!
 「ゆ、雪音お姉ちゃん、目が怖い」
 思わず怯えてしまう水流に構わず雪音は続ける。
 「私が早くココに来る為にも、水流の協力が必要なの! できる?」
 「うん! 水流がんばる!」
 「お願いね、それじゃ水流、元気でね」
 最後にやさしく水流を抱きしめると、ネットへのアクセスを開始した。
 「雪音、がんばってね」
 乙音が声を掛ける、その足にしがみつきながら、水流が涙をこらえている。
 (必ず戻ってこよう!)そんな二人を見つめながら、心に誓う雪音だった。



 一週間後、Nyaoのもとに一通のメールが来た。

 『こんにちわ、元です♪
 こちらの進行状況もぼちぼちです。
 雪音が素っ気無く反応示してくれてます。CGが絢夏なのが、どーにも似合いませんけど(^^;
 頑張って次の日曜日くらいには雛型を公開したいなーと思っております♪』

 ペルソナキャラクター雪音、彼女の本当の物語はココから始まる。



【あとがき】
 作者のNyaoです。今までお付き合い、ありがとうございます。
 こうして当方に作品の発表の場を与えてくださった元さん、そして、今回の作品で「水流」こと、「名称未定の犬娘」の出演許可及び、質問に快く応じてくださったY,Cさんに感謝いたします。
 この物語は当方のPC内での出来事です。彼女達をDLしたみなさんのPC内では、別の物語が展開されているでしょう。
 皆さんも彼女達の声に耳を傾けてください、そうすればきっとすばらしい物語が出来る事でしょう。
 ペースは落ちますが、これからも書いていくつもりです。
 今度は新しいお仲間、夕霧 光さんの作品も参考になります。
 次に皆さんにお会いする時は、今まで以上のものをお届けできればと思います。

2001.10.1. Nyaoより、皆さんに感謝を込めて…… 



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