ねこのおうさま


 日は高く、青空の中に白い雲が一つ二つ。
 全く以って、平和な感じの世の中だ。
 そんな空の下、僕は主である彼女の後を息を切らせながら付いていく。
 「姫様ぁ、もうちょっとゆっくり、歩いてくださいよ」
 「アンタが遅いのよ、ウェイ」
 そう応えるのは僕より10mほど先で、腰に手を据えて呆れ顔の一人の美少女。
 腰まである浅黄色の髪を無造作にポニーテールにし、強くしなやかな海神竜の鱗を用いた薄青の鎧を身に着けた軽戦士だ。腰には細身の銘刀を提げている。
 歳は僕と同じ18歳。でも性格のせいだろう、ずっと大人びいて見える。
 「もっと体力つけなさいよ、情けないわねぇ」
 「うううっ」
 僕は心で涙する。
 姫様はあだ名ではない、亡国の本物の姫様だ。
 先日、姫様の国では民主化の波に押されて革命が勃発。
 この際、国王に王妃――すなわち姫様の父君と母君は亡き人となった。
 ちょっと恐怖政治に力を入れたぐらいで革命起こるとは、辛抱の足りない国民達である。
 それに国王様にしても下に甘すぎだ。
 もしも姫様ならば革命分子を事前に社会的にも抹殺できたろうに、残念なことこの上ない。
 さて命からがら逃げ出した姫様と僕は、お国再興の為にナイスでワンダフルなアイテム(兵器とも言う)を探してこうして旅を続けているのである。
 あ、僕の名はウェイ。ウェイ・ハーケン。
 幼少より姫様のお世話をする小姓である。
 本来ならちゃんと騎士の称号を取り、さらに王族守護者(インペリアルガード)の資格を取り、エリートコースをまっしぐら。周りからはモテモテでウハウハだったはずなのに……
 くそっ、革命なんて起こしやがって。
 下等な国民どもがぁぁ!!
 はぁはぁ、取り乱しましたね、失礼。
 そして体力に自信のない僕は、仕方なしに今では黒魔術師なんぞに身をやつしている次第だ。
 「一休みしませんか、姫様?」
 やっと彼女の許に追いついて、僕は荒い息を吐く。
 しかし
 「来たわよ!!」
 「へ?」
 姫様は剣を抜いて駆け出した。
 前方からは追い剥ぎの定番、5匹のコブリンという盗賊団だ。
 姫様はすでにその内の2匹と切り結んでいる。
 うち、1匹がこちらに向かってかけてくる。
 「オープン!」
 僕は慌てて魔道画面を展開。
 厚みのない17インチの黒色画像が僕の目前に現れる。
 「えっと、マジックアローはっと…」
 僕の人差し指の動きに従い、魔道画面に映写されたウィンドウの一つから目的の魔法を見つけ出す。
 そんなことをしているうちに僕に向かってくるコブリンはあと3mの位置に。
 錆びた短剣を僕に向かって振りかざし……
 「くらえ、マジックアロー!!」
 魔法をクリック。
 僕の手の中に純粋な破壊のエネルギーが一本の矢として姿を現し、
 途端、消えた!
 「あ、フリーズした」
 魔道画面には大きく『再起動します』の文字。
 やはり安物の魔道書はダメだ。
 いくらアップグレードしようが、僕のスズメの涙ほどの資金ではたかが知れている。
 「ウギギッ!」
 その間に、コブリンの振り下ろす切っ先が僕の胸に迫りくる!!
 「どわわっ、ヤベ!」
 『再起動まで30秒』
 冷たい宣告の文字が目の前に。
 その向こうには僕の首を取ったことを確信したコブリンの姿。
 「死ぬ!」
 「ファイアーランス!」
 そんな女性の叫びが一つ。
 肉を焼く匂いとともに、僕に向かっていたコブリンの胸から炎の槍が突き破り、地面に縫い付けた。
 灼熱の炎を上げて、コブリンはあっという間に炭と化していった。
 「あ、ありがとうございます」
 「なにをもたもたしてんのよ」
 コブリン4匹を瞬殺した姫様は、己の魔道画面を片手で消して僕に駆け寄ってくる。
 ちなみに姫様の魔道書は当然、僕の数十倍はハイスペックで強力な魔法が詰まっているのは言うまでもない。
 「ちょっとフリーズしてしまいまして」
 『再起動に成功しました』
 そう言ったのと同時に僕の魔道画面は正常に戻る。
 姫様は僕の後ろに回りこみ、魔道画面をひょいと覗き込んだ。
 さらさらとした姫様の髪が僕の頬に触れる,風の香りがする。
 「クズ魔法ばっかり入れてるからシステムに負担がかかっているのよ。それに何よ、この画面の端にいる化け猫娘は?」
 軽蔑しきった感想をドスっと僕に心に突き刺してくれる。
 姫様が指摘するのは、僕の魔道画面の右隅で愛嬌を振り撒いてくれるアニメチックな猫の姿をモチーフにした可愛い幼女のキャラクター。
 「ネコキャットちゃんですよ、マニアの間で有名なんです」
 今の時刻とか魔道通信のヘッドラインセンサも備えていたりする結構便利な機能も標準装備。
 何より彼女との会話はすさんだ僕の心を癒してくれるのだ!
 「消去っと」
 姫様のしなやかな指は僕の魔道画面をクリック,神風のような素早さで、
 『1つの常駐魔術をアンインストールしました』
 消してしまった。
 「ああ、僕のネコキャラットちゃんがっ!」
 「オタク」
 軽蔑しきった目で僕を一瞥,そして勝手に魔法一覧のウィンドウを開く。
 「大体何よ、このどーでもいい魔法ばっかり!」
 姫様が指摘するするのは、
 大根を大きく育てる魔法
 納豆を早く練る魔法
 「良いんです! なにより僕は高い魔法買うお金もないんですからっ」
 「高い魔法を買うお金があったって、どーせ他の事に使うんでしょうが」
 「そそそ、そんなことは」
 「エロハザードの魔動画が全13話入った初回特典付き魔道BOXを予約したのを知ってるわよ」
 「あ、あれはあれです!」
 「そもそもウェイは基本魔法は全部持ってるわけでしょ。それすらも使いこなせてないじゃないの」
 正論に何も言えなくなる。
 「邪魔な魔法は消しちゃいなさいよ、ただでさえ容量少ない魔道書なんだからさ、それ」
 「いえいえいえ、きっといつか役に立つんです!!」
 もったいないじゃないか、役にたたなそうな魔法でも、手に入れるのには結構苦労しているんだし。
 「はぁ…まぁ良いわ。アナタの性格は簡単に変わるもんじゃないし」
 あからさまに溜息する姫様。
 「で、そろそろじゃないの? 例のブツがあるのは」
 「あ、はい!」
 僕は引き続き魔道画面から地図を表示する。
 僕達が今回目指しているのは太古の王国が開発して封印したと噂される伝説の武具。
 その一式を身に付けた者は、世界を制する力を持つことができると言われている。
 「えっと、そろそろ脇道があると思うんですけど」
 「あるわ、あれかしら?」
 姫様が指差すのは、コブリンたちが飛び出してきた小道。
 気をつけないと見逃してしまいそうな獣道だ。
 「多分これですね、行きましょう」
 草を掻き分け、僕は姫様の後を付いていく。
 やがて土に半分埋もれた、石造りの小さな建物が目の前に現れた。
 「入り口はこれ?」
 「そうみたいです、見た目は小さいですけど、この下にはかなり広い地下迷宮が広がっているはずですよ」
 僕は言って、閉ざされた両開きの分厚い石の扉に手で触れる。
 「そ。んじゃ、さっさと開けてね」
 「はいはい」
 僕は街の裏情報を扱う魔導師に教えてもらった開錠の呪文を唱える。
 ガジョン!
 と音がしたかと思うと、
 ゴゴゴゴゴ…
 ゆっくりと両開きの扉がその奥への口を開いてゆく。
 「げ、本当に開きましたね」
 「何よ、信じてなかったの?」
 「そりゃあ、だってそんな貴重なものがあるんだったら、本人が取りに行くでしょうが」
 たった10000G程度のお金でモノホンの情報くれるとは思いもしなかった。
 「本人が取りに行けないんじゃないの?」
 あっけらかんと姫様は言う。
 って、それって?!
 「入っても誰も帰って来なかったり、とんでもなく強いガーディアンがいて取れなかったりとかさ」
 「帰りましょう、今すぐに、颯爽と、鮮やかに!」
 「何言ってるのよっ!!」
 「ひぃぃ!!」
 そして姫様は、嫌がる僕を遺跡の中に蹴り込んだのだった。


 僕は冒険者と呼ぶにはかなりへっぽこだけれども、姫様はランク付けするのならば特級の腕を持つ冒険者だ。
 剣も達者で黒魔法も中級レベル以上は完全にマスター。
 白魔法や精霊魔法も少し使えるし、罠や鍵の解除なんかもできたりする。
 姫様自身は「王族としてのたしなみ」とか言うけれど、どっちかというと日頃の行いがそのまま反映されているような気がする。
 てな訳で、途中全長10mの骸骨の化け物だとか、絶滅危惧種の竜だとか、古代の大魔術士のリッチだとかが僕達に襲い掛かってきたのだけれども、そのどれもが姫様の足元に倒れていったのである。
 やがてあからさまに宝箱が置かれた部屋にたどり着いたのは、ワニともトカゲとも言えそうな奇怪な二足歩行の一団を倒した直後だった。
 「これはっ!」
 「一体…」
 僕は驚愕、姫様は戸惑い。
 宝箱の中に入っていたのは―――
 トラ柄の、ネコ耳。
 「これが話にあった太古の武具の一つ、『賢者の兜』ですよ!」
 「……これが?」
 ジト目で姫様。
 「どう見てもこれってネコ耳ってやつじゃないの?」
 「じゃあ、僕が付けますか?」
 姫様は一瞬何かを考えたのか、ちょっと顔を青くして一言。
 「悪い夢見そうだから私が付けるわ」
 姫様はネコ耳を手に取り、そしてそれの自分の頭へ。
 付けた。
 ポニーテールの間に覗くネコ耳は、いつもの姫様よりもんとなく新鮮さを感じたりする。
 ビクリ、と姫様の体が一瞬震えた。
 「姫様っ?!」
 「すごい、すごいわ。大量のの知識が私の中に!」
 目をらんらんと輝かせて姫様は感嘆の声を上げた。
 「いっぱいついてて、いっぱいしゃべられそうだわ」
 「某外国語教室ですか?」
 「さて、この調子で行くわよ!!」
 ハイテンションで姫様は剣を振り上げながら、地下迷宮のさらに奥へと進んでいたのだった。


 しばらくして巨大な岩の人形を打ち壊した僕達の踏み込んだ部屋には新たな宝箱が一つ。
 中には猫のグローブ―――ふわふわのネコの手を模した肉球がぷにぷにのアレである――が収納されていた。
 「これは…さすがにねぇ」
 苦笑いの姫様。
 「じゃあ、やっぱり僕が?」
 「……なんだかそれはビジュアル的に」
 溜息を吐きつつ、姫様はそれを両手に装着。
 ジャキン!
 と、刃渡り5cmほどの爪が片手に4本、計8本生えたではないか。
 姫様は空の宝箱をその爪で引っかいた。
 からん
 乾いた音を立てて、宝箱は3分割。
 「どんな刀よりも良く切れるわ!」
 喜びに、ぶんぶかと両手を振り回しながら姫様はとっとこと、さらに迷宮の奥深くへと進んでゆく。


 3つ目の宝箱の中身は猫の足を模したスリッパだった。
 「なによ、このジャンプ力と素早い動きはっ!!」
 反復横飛びとジャンプを繰り返しながら、ますますハイテンションな姫様。
 「姫様っ、待ってください!
 もっと警戒して進まないとっ!!」
 僕の言葉なぞ全く聞こえていないように、姫様は飛び跳ねてさらにさらに奥へと走っていく。
 「ちょっと、ちょっと待って!!」
 やがて迷宮の一番奥と思われる階層にたどり着く。
 前方に動きを止めた姫様の背中があった。
 「追いついた…」
 呟くと同時、姫様の睨む闇の奥に一対の光る瞳に気付く。
 「ウェイ、下がってなさい!」
 どん、姫様が僕を後ろに突き飛ばすと同時!
 闇の中から殺意の塊が飛び出した!!
 それは体長5m以上はある黒いネコのような肉食獣。
 両手両足には凶悪なほどの鋭い爪が、顎には牙が光る。
 竜よりも、古代の魔法使いの亡霊よりも、ここで会った全ての敵の中で一番強いように見える。
 そう、この遺跡の主に違いない。
 か、勝てるのか、僕達に…
 慌てて魔道画面を展開。
 対峙する姫様は、そんな獣に軽く両手を一閃した。
 「ぎゃ!」
 獣は一声悲鳴を上げると、
 どすん
 その場に倒れ伏したのだった。
 「さ、行くわよ、ウェイ」
 「……は、はぁ」
 強い、何ていう強さだ。
 姫様ながらに僕は戦慄を覚えつつ、その後ろを付いて行く。
 やがてたどり着く遺跡の行き止まりに、最後の宝箱があった。
 中に入っていたのは、
 面積の小さなトラ柄のビキニ?!
 「この鎧の魔法効果はどんな鎧よりも頑丈で魔法を受け付けないわっ!!」
 嬉々とした表情で姫様は僕に言い、
 「はい?」
 僕をジッと見つめる。
 「えーっと?」
 「着替えるからあっちいってなさい!」
 「げぼら!!」
 お腹にいいものを一発貰い、僕は意識を失ったのだった。


 「うっ……」
 僕は目を覚ます。
 「えーっと?」
 「あ、目が覚めた?」
 姫様の声に意識がはっきりする。
 「どう、似合うでしょ?」
 笑って姫様はそのあられもない姿を僕の前にさらしたのだった。
 目の前にはネコキャットちゃんのような可愛い猫のような女の子―――ではなく、どちらかと言うとトラそのものと言った感じのお姉さん。
 美人には違いないが、なんだか街のコスプレのお店でウェイトレスしていそうな、はっきり言って僕にとっては、
 「萌えない」
 「ウェイのアホー!」
 「ぱぴるすっ!」
 顎にネコパンチを貰う。
 「と、ともあれ、この伝説の防具の力で王家の再興を!」
 そう、あの最後の獣すら一撃で葬った力があれば、念願の夢も目の前だ!
 だが。
 「えー、別にいいじゃない」
 「へ?」
 思いもしない姫様の言葉に僕は絶句。
 「面倒くさいしぃ」
 「あ、あのー」
 「ふぁぁぁ」
 大あくびの姫様。
 そのまま僕の足元に座り込み、丸くなって寝てしまった。
 この光景は猫の気まぐれそのものだ。
 「もしかして精神を侵食されてる?!」
 姫様がこんなネコっぽい行動するわけないし、王家再興を毎晩のように寝言でも口にしている姫様がこんな発言をするはずがない!
 「外さないとっ!」
 僕は丸くなった姫様のネコ耳に手を伸ばす。
 が、
 「フゥゥゥ!」
 しゃきん
 「痛っ」
 まるで獣のように臨戦態勢で構えて、僕の手を軽く引っかく姫様。
 「あの、姫様?」
 「フーーー」
 尻尾の飾りが大きく膨らんでいた。
 お、怒ってらっしゃる?!
 「僕の魔法でなんとかするしかっ!」
 魔道画面を展開。
 姫様は僕に一定距離を置きながら、ゆっくりを旋回している。
 隙を見つけて襲い掛かってくるつもりだろう。
 とは言え、本気ではないと思う。
 王家が滅びる前、僕の家ではネコを飼っていたけれど、じゃれた末に半分怒っているときに取る行動そっくりだった。
 とは言え、あの爪に引っかかれればいくらじゃれているとは言え僕は死にかねない。
 「でも、こういう時のための魔法が僕にはある!」
 「?」
 ネコな姫様は首を傾げる。
 僕は目当ての魔法をクリック!
 「魔法、ねこじゃらし!」
 巨大なふわふわのもこもこが姫様と僕の間に現れて揺れる。
 「うにゃにゃにゃにゃにゃ!!」
 すかさずそれに飛びつく姫様。
 「今だ!!」
 とどめの魔法をクリック。
 「またたびの術!」
 またたびの粉が姫様をうっすらと包んだ。
 「ふにゃ?」
 そんな力の抜けるような声が姫様から洩れた。
 僕はその瞬間に飛び掛る!
 「とりゃーーー!」
 姫様の力なく下がっている両手。
 その間に手を伸ばす。
 「ふにゃ!」
 慌てて姫様はガードするが、遅い!
 交差する僕と姫様。
 「取った!」
 僕は姫様の後ろで、奪い取ったそれを高々と掲げた。
 それは姫様の身に着けていたトラ柄のビキニのトップ!
 僕は姫様に振り返る。
 「ファァァ!!」
 姫様は僕に飛び掛り、
 「うぁ、ダメ?!」
 唐突に姫様は気を失った。
 勢いがついたまま、
 どすん!
 「ぎゃふ!」
 僕は姫様の下敷きになる。
 「もががが」
 息ができない。
 顔が柔らかいものに押し付けられているのだ。
 「ぶはぁ!」
 柔らかくて暖かいそれから何とか這い出すと、目と鼻の先には姫様の驚いた顔。
 「あれ、一体?」
 ふにふに
 両手で今まで僕の呼吸を圧迫していたものを揉む。
 「ウェイ…?」
 意識が戻った姫様は、みるみる顔が赤くなっていく。
 「あ、姫…」
 僕は本能的に危機を悟った。
 声が掠れる。
 「…様」
 ふにふに
 って、僕が揉んでいるのは……もしや!
 「何してんじゃい、ワレぇ!!」
 ごめす!
 「きゅべろん!」
 姫様の肘鉄が僕の顔面に深くめり込んだのだった。
 合掌。


 夕暮れの空の下、相変わらず僕は足の速い姫様の後を息を切らしながら追っていた。
 「結局ハズレかぁ」
 いつもの服に着替えた姫様は空を見上げたまま、残念そうに呟いた。
 「でも付ける人が付ければ最強かと?」
 「まるで私が似合わないみたいじゃない」
 こちらを睨む姫様から、ついと目を背ける。
 が、
 「げぼら!」
 裏拳が襲った。
 うう、酷い。
 「私だってホントは、思い切って着てあげたて言うのに…」
 「鼻は勘弁してくださいよ。ところで何か言いました?」
 「……ばぁか!」
 あかんべーをして姫様。
 夕日に姫様も僕も、真っ赤に染まっていた。
 なぁ、何はともあれ僕達の目標はいつも一つ!
 「「目指せ、王家再興!!」」
 えいえいおー,今日も僕と姫様の掛け声が響いたのだった。


つづく??