『婚姻の世界 エルハザード』 後書き…代わりの対談
ゆう > (愛用のVAIOを触りながら)多分これでいけると思いますよ。
元 > 大丈夫でしょう。
daic > じゃあいきますか。
ゆう > もしうまく録れてなかったらそれはそれで…
Uma > では、なんだかんだありましたが…
元 > 皆さんお疲れさまです。
全員 > お疲れさまです。
元 > では失礼します(笑)。
ゆう > え〜っと、ではこれから開始ってことで…
Uma > 今回は私が書いた小説にdaicさんがイラストを付けて下さって
ゆう > 「婚姻の世界 エルハザード」ですね。
Uma > ええ、daicさんと私ではどこへ行くか分らないのでゆうさんに司会をお願いしたわけですが。
daic > そうですね。
Uma > 元さんも参加されて…もう一体どこへ行くんだろうって感じですね(笑)。
ゆう > まあ異次元の世界だけへは行かないようにしたいですね。
元 > では最初の質問で、お二人が結婚された直接の理由は?
Uma > それはですねぇ…(以下数百行カット)
2.ファトラ姫の反抗期?
ゆう > (気を取り直し)所で今回はファトラ姫、かなり見せてくれますね色々な面で。
Uma > う〜ん私にしてみれば毎度なんですが…
ゆう > ルーンにかなり振り回されっぱなしだったという感じでしたが。
Uma > いや今回はなんというかルーン王女がちょっと悪役っぽい所があるんですよね。
daic > 罪のない悪役ですね。
Uma > まあルーン王女の我儘と言うか、ただ単にこうしたいというというのが…
ゆう > 有り体に言えば思いつきなんでしょうね、我儘と言うよりは。
Uma > ええ。
ゆう > だけどファトラ姫、普段は率先して立ち回るのが今回は後手後手に回ってますよね。
Uma > いやあ相手が悪いというか。
ゆう > なんか切羽詰まった感じが出てましたね。
Uma > やはり小さい頃からルーン王女はよく見てたでしょうからよく知ってるんじゃないかと。
元 > だけどファトラもルーンをギャフンと言わせて欲しいですよね。
Uma > 欲しいですね。だけどファトラ姫自身、ルーン王女には、姉上には勝てないと言うか…
daic > 思い込みみたいなものがある?
Uma > ええすり込みみたいなものがあるんじゃないかと。
ゆう > そもそも姉を言い負かそうとか見返してやろうとかそう言った発想がないのかも?
Uma > ないと思いますよ。
daic > なんだかんだ言ってもやはり『姉上』ですか。
Uma > そうですね。やはり一番の存在ですし。
ゆう > もしもそういう局面があればそれはまた一つの新しい展開、転機になるかもしれませんね。
元 > でもやはりファトラにも反抗期はあったはずですよ。
一同 > おおぅ!
元 > そうですよ、反抗期。これも書かないと(笑)。
Uma > ファトラ姫の反抗期…
元 > もちろんレディース王朝(笑)。
Uma > じゃあ髪の毛を茶髪とかに染めて?
daic > いやファトラ様の黒髪にそんなことしちゃいけませんよ。
Uma > あ、そうでした(笑)。
元 > もみあげを縦ロールにするとか。
daic > ファトラ様の場合は外遊の方が激しいのでは?
Uma > 長期間帰ってこないで
daic > その間何をやっているのやら。
Uma > そりゃあもう当然各地の美少女に優しくして回って…
ゆう > 所でその美少女癖をルーンは良いと思っているんですかねえ?(笑)
Uma > やはり何とかしたいと思っているんじゃないでしょうか。
元 > なるほど、それで誠をぶつけるわけですね。
Uma > そうなんですよ(笑)。
ゆう > でも恐らくあのファトラ姫の原因の一端はルーン王女にもあるように思いますし。
Uma > う〜ん…ファトラ姫のあれは…やっぱりルーン王女の胸からきてますから。
元 > CDネタですね。
Uma > ええ、やっぱりあれが原点じゃないかと思いますよ(笑)。
3.エルハキャラあれこれ
元 > 所でdaicさん。ファトラ姫の3サイズは幾つなんでしょうか?
daic > 知らない、知らない!そう言うことを口にするのはちょっと怖いですね。
元 > なるほど
daic > こちらにファトラファンがおられますし(笑)。
元 > あ、斧持ってるし。
Uma > 個人的にはスコップの方が好みなんですが(笑)。
daic > やはりエルハキャラ描くときは皆さんに殺されないように注意してますので(笑)。
Uma > だけど今回は本当にお世話になりました。
daic > いえ、こちらこそ。
Uma > 今回イラスト描いて戴いたわけですが、私の方から注文付けたくないと言うのがありまして。
daic > ええ。
Uma > 場面場面で色々苦労されたと思うんですが。
daic > そうですね。やっぱり挿絵を描くと言うのが初めての経験だったんで…
こつん(ガラスがぶつかる音)
daic > いまのはUmaさんが元さんにお酒を注いでる音です(笑)。
ゆう > お酒と言えば『緑川』ネタがありましたね。
Uma > あれは今回は用意しなかったんですが良い酒ですよね…(突然酒の話を始めようとする)
ゆう > (慌てて)我々(アフラファン)の趣向になっちゃいますけど…
Uma > はい?
ゆう > 途中から出てきたアフラさんがかなり良い立ち回りをして我々としては”にやり”って感じで。
Uma > いやぁ私はいつも後始末をアフラさんにお願いしているんで…
元 > アフラさんは掃除屋ですか?(笑)
Uma > いえ、何というかエルハって冷静なキャラ、全体を見れるキャラって余りいないんですよね。
元 > いるじゃないですか…スト爺。
Uma > スト爺…
元 > もしくは陣内。いかにして征服するか。
Uma > う〜ん陣内は結構空回りしてますからねえ。
ゆう > まあ確かにそう言う意味では神官の中では…ミーズやシェーラでは駄目でしょうし…
元 > 駄目か(笑)。
ゆう > やはりアフラさんですね(笑)。
Uma > 今回の『婚姻の世界』はミーズ、シェーラ、菜々美、それに藤沢は出てきていないんですよ。
VAIO > バッテリーの充電が完了しました。(笑)
ゆう > 今のはなしって事で(大笑)。
Uma > (登場)人数を減らしたいというのが有りまして、と言うのはオリジナルキャラも出しましたし。
ゆう > そうですね。軍の偉いさんとか
Uma > ええ、それで一番悩んだのがファトラ姫の愛人で
ゆう > あれもなかなか小粒の効いたキャラでしたね。
daic > 実はあのキャラ描いてみたんですよ。下書きだけですけどね。
Uma > そうだったんですか?
daic > 押し倒されるところまで描いたんですが…
Uma > おお!
ゆう > それは!
元 > 幻の!
(一同どよめき)
daic > 封印されましたけどね。さすがにヤバイだろ、これはって(笑)。
元 > いや、線画なら大丈夫ですよ(爆)。
4.一応締め?
Uma > だけどオリジナルキャラ出すのは難しいと言うか怖いんですよね。
元 > どこで読者の方に嫌われるか分かんないですからね。
Uma > そうですね。それとオリジナルキャラ出すとレギュラーのイメージが
ゆう > イメージですか?
Uma > ええ今回はファトラ姫ですが、そのキャラから見た印象が違ってくる場合があるんですよね。
daic > そう意味では今回の新キャラはうまく動いていますよね。
Uma > 有り難うございます。
ゆう > 話が王宮の中とその周辺に絞ってるというのもうまくいってる要因だと思うんですが。
daic > キャラの逃がし方というか、人数少なくされたというのは分るんですけど
Uma > 逃がし方?
daic > そう『異次元の世界』みたいに完全に分離しちゃうんじゃなくて
Uma > ええ。
daic > ルーンの策謀でもって軍用艦艇で飛ばされて行ったなんてにくい設定じゃないですか(笑)。
Uma > 実はあそこは数回書き直しているんです。”あ、止めた”って。他にもいっぱいありますね。
元 > 難しい所ですね。
ゆう > だけど引き込むだけの面白さは持っていて私は電車を乗り過ごしちゃいましたし(笑)。
Uma > どうもすいません(笑)。
ゆう > 読まれた方は分っていただけると思うんですが。
daic > そうですね。
元 > では、次回作は?
Uma > (ギクリ)
ゆう > 次回作や今後の抱負を語っていただいて
daic > そうですね、語っていただきましょう。
Uma > と、取り敢えずは…止まっている『鋼鉄の三姉妹』を…(注1)
ゆう > そうですね!(笑)
Uma > ストレルバウが凄い格好で出てくる予定で…(注2)
daic > と言うと?
元 > 裸エプロンですね!
daic > 裸エプロンですか!(爆)
Uma > いや、それはちょっと…(汗)
daic > 今まで怪しい絵というとスト爺とダルを描いてきましたが、やはり原点に帰ってスト爺で。
元 > そうですよ、もちろん!(笑)
ゆう > では今後の決意も新たになったことですし(笑)
daic > 新たなんだろうか(笑)
ゆう > そろそろお後が宜しいようで。
元 > 美少女四人組がお伝えしました(笑)。
ゆう > お疲れさまでした。
daic&Uma > 有り難うございました。
〜〜 五月五日、G県T市K町にて収録 〜〜
注1.対談が行なわれた時点で『鋼鉄の三姉妹』は、と言うかその他のSSも長期ストップしていた。
注2.実際には第十一章にストレルバウが出てくるかどうかはこの時点ではまだ不明。
謝辞
「婚姻の世界 エルハザード」いかがでしたでしょうか。
この作品は「ふらっと☆すてーしょん」のdaic氏に挿絵をお願いした、初めての共同作品となりました。
「対談」にもあるように私の方からは一切条件を付けずdaic氏にお任せしました。
出来上がった文章だけお渡ししてさあ描けですから乱暴な話です。
にも関わらず素敵な挿絵を描いていただき本当に感謝しています。
特に表紙となったファトラ様のイラストはわざわざ高解像度版を送っていただきそのまま私のメインPCの壁紙となっています(笑)。
重ねて有り難うございました。
また訳の分らない理由でもって対談の仕切をお願いしそれを快く引き受けてくださったゆうさん。
電車の時間が迫っているのにぎりぎりまでお付き合い下さった元さん。
本当に有り難うございました。
皆様の支援の下この作品を出すことができました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。
そして私の作品を読んで下さった読者の方々、毎度お付き合い有り難うございます。
今後もよろしくお願いしますね。
ではまた別の作品で!