はやく起きた朝に ‐海平×茜
Written by ◆Lumi/2sUEI


 朝6時30分
 ピピピピ ピピピピ ピピピピ
 「うん…」
 海平の部屋にけたたましい目覚ましの音が響き渡る。
 スイッチを切って海平は再びベッドの中にもぐりこもうとした。
 「…へいさん、起きてください。海平さん」
 「…シスター?」
 海平のベッドの傍にはいつもの修道服、だがいつもよりも笑顔で艶っぽい表情のシスター茜が立っていた。
 「あ…おはようございます」
 「おはようございます。海平さん。今日は朝から会議がありますので準備をお願いしますね」
 昨日聞かされていた今日の予定を海平はすっかり忘れていた。
 「あ、すいません。すぐ準備します」
 「はい。あ…」
 「…?」
 思わず布団を跳ね上げた海平の体の一部分を見つめたままシスターは言葉を失った。
 海平は茜の視線を追ってみるとその先にはパジャマの下から強烈な自己主張をしている自身の生殖器があった。
 「あ。これは…」
 「ふふふ。いいんですよ、海平さん」
 茜は視線を海平の顔に移すと微笑んで言った。
 「昨夜はあんなにがんばられたのにもう元気なんですね」
 その言葉を聞いて海平は昨夜のことを思い出した。
 昨日は日曜日ということで一日中茜と過ごしていた。
 もちろん男女の仲なのだからただ遊んでいたということではない。その殆どの時間を同じベッドの中で過ごし、お互いの体を貪るように愛し合ったのであった。
 「あ、はい。その…」
 照れて赤くなった海平の顔を見つめながら茜は言葉を続けた
 「でもこのままでは会議に出られませんから。ちょっと座ってくれますか?」
 茜の指示通り海平はベッドに腰掛けた。
 すると茜は海平の股の間に顔をいれ、海平のパジャマ越しに朝の元気な海平の生殖器をまじまじと見詰めた。
 「元気な海平さん…私が鎮めてあげますね」
 茜は手際よく海平のパジャマとトランクスを脱がした。

 くちゅっぴちゃっちゅちゅっ…
 いきり立つ海平を銜え込んで亀頭に舌を絡める。
 「ああ…茜さん…」
 昨夜茜を相手に大暴れした海平の生殖器は、今は茜の口と舌に蹂躙されてなにもすることが出来ない。
 朝ということで特に敏感になっている海平の生殖器は茜の口と舌の温かさに段々と射精欲を高めていった。
 「うんっ…素敵よ海平さん…」
 亀頭から竿の部分へゆっくりと顔を動かし、茜は海平のふぐりを口に含んだ。
 「あっ」
 珠の一つを口に含みゆっくりと味わいながら竿の部分を手で掴み上下に扱く。
 先端からはもう海平の我慢汁が溢れていた。茜の手はその我慢汁でヌルヌルになった。
 「海平さん、こんなに我慢して…」
 「茜さんが…すごく…気持いい…から」
 茜の頭を撫でながら目を瞑り、顔を上に向けたまま海平は呟いた。
 茜は再び口を亀頭に戻し舌先で尿道口を刺激し始めた。
 「あぁ…」
 「海平さん、我慢しないで…時間もそう無いですし。」
 その言葉に海平は安心して己の精を吐き出すことを決めた。
 「はい…茜さんいきますっ!」

 ドピュッ ドクンッドクンッ…
 海平は朝の新鮮な精を茜の口内にたっぷりと放出した。
 「ああ…海平さん……」
 茜は尿道に残っていた海平の精を吸出し、舌の上で味わってからゆっくりと飲み込んだ。
 「はぁはぁ…はぁ…」
 「すっきりしましたか海平さん?」
 茜に骨抜きにされた海平の生殖器は力を失いただ垂れ下がっている。その様子を確認して茜は海平に聞いた。
 「はい…すっきりしました。ありがとうございます」
 その答えに満足そうに微笑んで茜は続けた。
 「では準備をお願いしますね。私も手伝いますから」
 茜は衣装ケースからカッターシャツとズボンを取り出しブラシをかける。
 海平は洗面所で顔を洗い茜が準備した服を着た。
 「ではこちらが本日の会議の資料になります。よろしくお願いします。」
 「はい、わかりました」
 海平は、玄関先で茜が用意した資料を渡された。
 そして茜は周囲を見渡し、誰もいないことを確認して海平にそっと耳打ちした。
 「それと…今夜も学院長は出張で不在ですから…お待ちしてますね」
 「…はい」
 茜に返事をすると海平はスクーターに跨りエンジンをかけた。
 後部に茜が座り振り落とされないように海平にしがみ付く。
 一日はまだ始まったばかりである。