音楽室の愛人 ‐海平×シャノン
Written by ◆Lumi/2sUEI


 「むちゅっ…くちゅクちゅっ…」
 「はあんっ…」

 昼休みの音楽室には2人、海平がシャノンの唇を貪る音が響き渡る。
 シャノンは現れた海平にいきなり抱きしめられ唇を奪われた。
 「むふぅっ…うん…」
 「シャノン…」
 後頭部を撫でながら海平はシャノンの舌を味わう。
 シャノンもそれに応えて舌を絡め唾液を注ぎ込んだ。
 「あ…」
 「じゅるっ…」
 海平は注ぎ込まれた唾液を味わうと一気に飲み込んだ。
 そしてゆっくりと唇を解放した。銀色の糸がお互いの唇を繋ぎ、顔を離していくとプツリと切れた。

 「どうしたんどす…海平はん」
 「昨日、来れなかったからね」
 昨日夜、海平はシャノンと会う約束をしていたのだが急に会議が入り、シャノンの部屋に行く事が出来なかったのだ。
 いや、実際には会議が終わったころにはシャノンも起きて待っていたのだが、家に戻ったときにシスター茜に捕まってしまったのだ。結局その夜は茜と床を共にしてしまい、シャノンの部屋に行くことは出来なかった。
 「うち気にしとらへんのに…」
 「約束を守れなかったのは事実だから。これは昨日の埋め合わせだよ」
 海平はスカートの上からシャノンのお尻を撫で始めた。
 「…ひょっとして海平はん、昨日はシスターと過ごしたん?」
 「(うっ…)そ、そんなことは」
 鋭いの指摘にシャノンのお尻を撫でていた海平の手が瞬間的に止まった。
 「隠さんでもええよ。シスターのと同じ化粧の匂いがするし」
 シスターもシャノンにも、女の感覚の鋭さに驚きながらも海平は言葉を発した。
 「…ごめん」
 「海平はんも、シスターの言うことは聞かなあかへんしねぇ。でもちゃんと埋め合わせしてくれるんやからうち満足やわ」
 シャノンは海平を慰めるように抱きしめて頭を摩った。
 時計を見ると15分ほどしか休み時間の残りがなかった。
 「ほな、あと15分しかあらへんけど頑張っておくれやす」
 「はい、頑張ります…」

 海平は体勢を戻すと右手をシャノンの下腹部に向かわせた。
 その手はスカートをめくり、ショーツの上からシャノンの秘所をゆっくりと撫でた。
 「やあんっ…」
 シャノンが思わず声を漏らす。
 その声を聞いた海平はショーツ越しに人差し指で割れ目をなぞった。
 『シュッシュルッシュルッ』
 「あぁ…はあっ…」
 人差し指の腹でシャノンの入口をなぞるとシャノンの吐息のペースも上がっていく。
 「感じてる?」
 「あかんわぁ海平はん…うち気持ちようて…」
 海平が左手をシャノンの腰に回すと、シャノンも両手を海平の背中に回してお互いの体を密着させた。
 海平はなおも指をショーツに這わせてシャノンの割れ目を刺激する。
 『シュッシュッシュッ…』
 「んあぁ…」
 海平は顔を離してシャノンの表情を窺うとシャノンは海平にしがみ付き指の刺激に耐えている。
 左手を下ろすと脚がかすかに震えているのがわかった。
 海平は空いている親指でショーツの下でぷっくりと尖ったクリトリスをなぞる。
 「くふっ…」
 シャノンのしがみ付く力がさらに強くなる。海平は人差し指をクリトリスの上に移動させ、親指と人差し指で摘んだ。
 「はぁっ…」
 海平はクリトリスを摘みながら中指で割れ目を擦る。
 シャノンは焦らすようにショーツの上から愛撫を続ける海平に吐息交じりで言った。
 「海平はん意地悪せんといて…うちもう…」
 「もう…何?」
 シャノンの耳元でささやいた海平はさらに指を加速させる。その刺激に耐えられなくなったシャノンは
 「おめこ…直に触って…」
 「…了解」
 海平はショーツに右手を差し入れるとシャノンの秘所に触れた。
 『ちゅくっ』
 海平の指には、割れ目からあふれ出した蜜が纏わり付いた。
 「シャノン…すごく濡れてるね」
 「海平はんのせいやわ…うちをこんなにして」
 海平は指を引き抜くと指に付いたシャノンの蜜を舐め取った。
 「いつものシャノンと同じ味だね」
 そして海平はスカートをめくると腰を降ろしてシャノンの秘所から臀部にかけてを覆い隠すショーツを見つめた。
 「今日は白なんだね」
 「理事長はんが来るのわかっとったらいつものピンクにしとったのに」
 「白もかわいいよ」
 「そう言われると嬉しいわあ」
 「座ってくれる?」
 シャノンがピアノの椅子に腰掛けると海平はショーツをゆっくりと引き抜く。
 シャノンから溢れた蜜がショーツの染みを作り、引き抜かれるにつれて股間とショーツとの間に糸をひいてやがてプツリと切れた。
 「溢れてるね」
 「恥ずかしいから言わんといて…」
 ショーツを引き抜くと海平はスカートに潜り込むようににシャノンの太腿の間に入り込んだ。
 「スカート脱がさへんの?」
 「時間が無いからこのままでね」
 『ぺろっぺろっぺろっ…』
 「あはっ…」
 トクトクと蜜を溢れさせているシャノンに舌を合わせると海平は舌を動かし始めた。
 何度も体を重ねたおかげで海平はシャノンのポイントをしっかりと掴んでいる。
 海平は舌先を細かく動かしてシャノンの襞を刺激した。
 『チロチロチロッ チロチロッ』
 「んふぅ…くふっ…」
 シャノンは海平の舌で襞を刺激され、椅子の背もたれを両手で掴んで体を支えていた。
 海平の視線ではスカートに遮られてシャノンの表情は分からないが、尚も溢れてくる蜜と蠢く襞を見てシャノンの表情を推測した。
 「シャノン、どんな感じ?」
 スカートの中から海平は聞いた。
 「知っとるくせに…意地悪やわぁ」
 シャノンは海平の頭を掴むと自分の体のほうに引き寄せた。
 海平の顔はシャノンの割れ目に密着する。
 「もっと奥も…」
 海平の口がシャノンの秘所に吸い付いて、舌はさらに奥に侵入していった。
 『ペロッヌルッヌチョッ』
 「ああ…ええわあ…あん…」
 シャノンの吐息がさらに激しくなっていく。
 海平は口の周りを蜜塗れにしながらもなおもシャノンの秘所に吸い付く。
 「ああ…海平はん…」
 「(シャノン…まだ出てる)」
 「あっあっあっあっ…」
 シャノンの顔は赤く熱って目はうつろになっている。
 海平の、シャノンのポイントを熟知した舌の動きに酔いしれていた。

 『ムチュッムチュッぺチョッ…』
 海平はシャノンの奥をかき回しながら、いきなりシャノンのクリトリスを口に含んだ。
 「あうっ…!」
 下半身ではもっとも敏感なところを刺激されシャノンは思わず声を上げた。
 海平は舌先で起用に包皮を剥いていく。
 「ああ…ええわあ…」
 シャノンの奥からはクリトリスへの刺激を受けて溢れるように愛液が流れていた。
 そして溢れたそれは椅子のクッションに染みを作っている。
 「シャノン…すごい溢れてるよ」
 クリトリスを口に含みつつ中指と人差し指をシャノンの割れ目に差し入れた。
 ヌルヌルになった割れ目は海平の指をスムーズに奥へと導く。
 「くふうっん…」
 指先でシャノンの奥から湧き出る愛液を察知した海平は、チュプチュプと指を動かし、愛液を掻き出した。
 「あああああああ…」
 優しく指を動かしてシャノンの内壁をなぞる。クリトリスはさらに硬直し海平の欲を高める。
 「シャノン、気持ちいい?」
 「ああ…海平はんもう来そうやわ…」
 「…いってもいいよシャノン。シャノンに満足して欲しい」
 シャノンの言葉に海平はさらに強く吸い付き指の動きを加速させた。
 『むちゅっむちゅっむちゅっ』
 『ぐちゅぐちゅぐちゅ』
 「あっ、あっ…あっあかん…っ!!」
 『びくんびくっぶるっ…』
 シャノンは激しく体を震わせ、暫く止まったかと思うとやがて力を失い大きく息をし始めた。

 「はぁはぁ…よかったわぁ海平はん」
 その言葉に海平はシャノンの秘所から顔を離すとスカートから顔を出した。
 「満足した?」
 「ええ…海平はん顎まで濡れとるわあ」
 海平が顎に触れるとそこはびちょびちょに濡れていた。自分の唾液とシャノンの愛液が混ざったものだろう。
 シャノンが時計を見ると休み時間は残り7,8分となっていた。もうすぐ他の生徒もやってくる。
 「ほな、次は海平はんが気持ちようなる番やね」
 「うん」
 シャノンは立ち上がると向こうを向いて、ピアノに手をついた。
 海平はスカートをめくり上げ、形のいいお尻を露にした。そしてチャックを下ろして自身を取り出すとシャノンの秘所に宛がった。
 「いくよ」
 『にゅちゅっ…ぬぬぬ…』
 海平はゆっくりとシャノンの中に彼の男性自身をゆっくりと入れていった。
 「んんっ…」
 海平はシャノンの腰に両腕を回して自身を一気に突き入れた。
 「ひゃぁんっ…!…はああぁ…海平はんのおちんちん、相変わらずやわあ」
 海平自身をしっかりとくわえ込んで一息ついてからシャノンは言った。
 「相変わらず、何?」
 「うちの奥まで届いとります…」
 「シャノンも、温かくて気持良いよ」
 海平はシャノンと繋がったまま、その気持ちよさを堪能したかったが、時間が無い。
 「体、しっかり支えててね」
 『にゅちゅっぬちゅっぬちゅっ』
 「あっあっあっあっ…」
 シャノンの腰を掴んで海平は自身を打ち付ける。シャノンはピアノに手を突いて懸命に体を支える。
 「ああ…シャノン…」
 「海平はん…もっと」
 『パンパンパンパンパンパンパン』
 「やっ…あんあっはっはぁっあはっ…」
 シャノンのリクエストに海平は腰の動きをこれまでに無いくらいに加速させた。
 「シャノンの声、良く響くね」
 「この部屋は…音が反響するように出来とるから…うふっ…」
 腕に痺れが徐々に走り、シャノンは体を支えきれなくなっていった。
 「海平はん、うち腕もうあかんかも…」
 シャノンの言葉に海平は腰の動きをストップさせた。
 「じゃあ僕が支えるよ」
 海平は制服の上からシャノンの胸を掴んだ。
 「はぁっあん…あぁん…」
 制服と下着に遮られているもののシャノンの胸の感触はやわらかくて気持ち良い。
 両手で胸を掴み、シャノンの上半身を支えた。
 「これで少しは楽になった?」
 「腕は楽になったけど…胸が変になってしまうわあ」
 「もう少しだから、ね」
 「本当は海平はん、うちの胸触りたかったんちゃうん?」
 「え、あ、うん実はね」
 すこしうろたえて海平は答えた。
 「そんなにうちの胸がええの?」
 「うん」
 「直接触ってもらってもええけど時間が無いから残念やわあ」
 「服の上からも充分だよ……じゃ続けるよ」

 『ぬちゅっぬちゅっぬちゅっ』
 『むにゅっむにゅっむにゅっ』
 「はぁはぁはぁはぁ…」
 「あっあっあっ…」
 海平はシャノンの腰を突き上げらながら胸を揉み支える。
 時折バランスを崩しそうになるがなんとか立て直して抽迭を続けていた。
 腰と同時にシャノンの胸を揉む手も強くなる。
 「海平はん…気持ちええわあ」
 「シャノンも、すごい締めつけだよ」
 「海平はんのが奥に当たって…コツコツ言うとるわあ」
 シャノンが気付かないうちに、シャノンの肉襞は海平自身に絡み付いてこれ以上ない快感を海平に与えていた。
 そしてシャノンも、海平のテンポ良い動きに、体の奥底から沸いてくる快感に支配されていた。
 「はぁ…シャノン、もう我慢できない…いいかな」
 先に参ったのは海平のほうだった。シャノンの膣内の快感と時間的余裕の無さが彼を限界へと導いていった。
 「ええよ海平はん、うちもそろそろやし…」
 「はぁ、はぁ、ありがとう…いくよシャノン!」
 「はうぅぅっ!!!」

 『ドクンッドクンッ…ドクッビュッ』
 海平は腰を一気に押し付けるとシャノンの奥に勢い良く放精した。シャノンは子宮の奥で海平の勢いを感じた。
 「はぁぁ…すごいわぁ…」

 「大丈夫?」
 「ええ、うちは大丈夫やさかい。あ、時間のほうは?」
 「あ!?」
 慌てて海平が部屋の時計を見ると休み時間はのこり4分ほどになっていた。
 「もう4分しかないか」
 海平は勢いを失った自分自身をシャノンから引き抜くとズボンの中に納めた。
 シャノンの股はツツッと海平が放出したものが垂れている
 海平はポケットからティッシュを取り出すとシャノンの太腿を伝う液をふき取った。
 「あ、おおきに」
 「いいよ。濡れてちゃいけないからね」
 海平が拭き終わるとシャノンはショーツを取って穿きなおした。
 「あ、ティッシュを」
 「ありがとさん」
 穿き終わる前にシャノンは海平からティッシュを4、5枚貰うと自身の秘所に宛がい、その上にショーツを穿いた。
 「こうせんと海平はんのが垂れてきてしまいますからなあ。海平はんいつもいっぱい出しはるから」
 「うん、ごめん」
 「でもあかんわあ」
 「?」
 「やっぱり海平はんの体が忘れられへんわぁ」
 「え!?」
 シャノンはずいっと海平に擦り寄ると、
 「卒業してもまた会ってくれます?」
 「う、うんもちろん。ほら、卒業すれば外で会うこともできるしね」
 「そうどすな。なんか卒業しても今までと変わらない感じやねえ」

 「今夜も会うてくれますか?」
 「うん…いつもの時間に行くよ」
 「シスターに捕まっても?」
 その言葉に海平は声を詰まらせた。
 「…ちょっと遅れるかも」
 「それなら授業終わったらすぐやったらええんちゃう?」
 「うん…じゃ終わったらすぐに行くよ」
 「じゃうちもいつもの格好で寮で待っとるさかいな」
 「じゃ、また放課後にね。」
 海平が音楽室を去った後、シャノンは椅子に腰掛けると、溢れてくる海平の精を感じながら楽譜を開いた。