遊戯と時計


お題:『ゲームウォッチ』


幻: 「銀色の長いボディ,2つの液晶画面,イカすぜ,スペースコブラ!!」

朝: 「おおぅ,ゲームウォッチですかい! いいねぇ」

幻: 「うん、ゲームウォッチ,決してエンディングのないゲーム。面クリすると同じ内容のものがスピードアップさ」

朝: 「特にこのスペースコブラ・プロフェッショナルは片方の画面が終わると隣のまた違った内容のゲームに移るという、なかなかの傑作」

幻: 「電子の流れを読む,この言葉が流行ったね、このころ」

朝: 「電波系の始まりだったかも。まぁ、とにもかくにも、この頃からか,ドンキーコングやマリオが出たのは」

幻: 「特にマリオは悪役やね,コングの牢屋番っていう。こういう下積みがあって今の不動の地位があるんだね」

朝: 「そうそう、でもなかなか難しいもんだよ。レッキングクルーのブラッキーも悪者としてデビューしたけど、結局今はワリオにその座を奪われてるし」

幻: 「あと、スクウェアのモーグリなんてものいたね,チョコボに負けたし」

朝: 「ま、話は戻して、ゲームウォッチって今やっても飽きないよね。何でだろう?」

幻: 「このシンプルさが面白さの本質なのかもね」