幻: 「現代のオカルティズムを集結させた作品といって良いでしょう」
朝: 「??」
幻: 「何故このようなソフトが存在してしまうのか,それ自体がミステリ〜!!」
朝: 「…でも結構おもしろいよ」
幻: 「そう、面白い。それはソフトから妖怪パワーがお前を魅了しているからだぁぁ!!」
朝: 「あのね…」
幻: 「ファミコン版,ゲゲゲの鬼太郎。なんかテキトーに妖怪の住む地獄に押しかけ、虐殺を繰り返す悪魔の貴公子の物語」
朝: 「嘘つくなぁぁ!!」
幻: 「ユメコちゃんと猫娘が降ってきました,どちらを取りますか?」
朝: 「全然訳わかんね〜し、話を逸らすなぁぁ!!」
幻: 「ボス画面で降ってくるんだよ,2人が同時に。確かどっちかが1UPで片方が壱萬点だったよ〜な気が」
朝: 「そうなん?」
幻: 「そう,んなことより『この2人のどちらかを選べ!』という製作者の意図や,良し!!」
朝: 「何故に?!」
幻: 「当時、これやってるのはやっぱり小学生が多い訳。で、シチュエーションとしては『落ちてくるどっちかを助けるんだよ〜』っていう暗黙の問いかけがある訳ですわ」
朝: 「どちらかを見捨てろ…と」
幻: 「その通り。迷っていると2人とも落ちきってしまう。二兎得ん者は一兎も得ずっていう格言を肌に感じたね,当時はさ」
朝: 「…嫌な子供時代をおくったんね,アンタは」