これは酷い


お題:『大冒険』


朝: 「『これは酷い!』しょっぱなのセリフですよ,コレ、サターンのゲームです」

幻: 「意図的としか思えんな〜」

朝: 「このストーリーは、なんか世界中が魔物に襲われちゃったらしい。それを倒せるのは主人公だけ。行け,主人公! 君の力で船を駆り、世界を魔物から救出するのだ! と女王様と親友が主人公をけしかけるのだった…」

幻: 「中身は貿易の要素があるね。ある港で買った特産物を他の港で売ると高く売れたり安く売れたり」

朝: 「そうそう、そうやってお金を儲けるか,もしくは海賊倒して船強奪か,はたまた魔物倒して儲けるか」

幻&朝: 「勇者に金儲けさせるなよ! バックアップしてる女王様!!!」

幻: 「でも襲いかかってくる海賊とかに抵抗するには金を稼がないとどうにもならない。魔物倒して手に入るお金もたかが知れてるし、何より…」

朝: 「そう、何より魔物の出現数が決まってる! 数倒せば良いという理屈が通らない!」

幻: 「敵キャラの魔物も必見だな。「きちきち」とか「ぶぴゅぴゅ」とか言いながら子供が描いたような姿してんの。初め見た時、吹いたね、まじで」

朝: 「でもここまで聞くと何とかなるような気はするのだけど、実際はもぅ…凄い。例をとって見てみましょう」



EXP・1)

 主人公:「やった! 長い航海の末にとうとうガラスを高価に売り払う事が出来たぞ!」

 サブユニット:「利益差は…なんと500Gです!」

 主人公:「よし、それで新しい我が船の部品を買いに行こう!!」

 船屋:「らっしゃい」料金表を見せる。

 主人公:「桁が3つくらい違う…」

武器屋も同様,万年貧乏



EXP・2)

 主人公:「よし! 海賊を返り討ちにしたぞ!」

 サブユニット:「こちらの被害も甚大ですね。船の装甲はほぼ0です」

 主人公:「海賊の持っていた物資を奪うんだ、根こそぎな(リナ風に)」

 後、金品売買。

 主人公:「修理費の足しにもならん!!」

消費税分も稼げません…(涙)




幻: 「っうかさ、手に入るお金と買う物の金額に明らかに2桁は違うくらいの差があるね」

朝: 「航海術に長けた人も雇えるんだけど、これも金が足りない」

幻: 「でも半分は進めた君に拍手しよう(苦笑)」