幻：　「ＰＣ９８版とサターン版の２つを持ってるよ」

朝：　「意味ないじゃん！！」

幻：　「いや，サターン版の方はおまけブックがついていてお得だし、９８版はポスター付いてるぞ」

朝：　「本体に触れてないその理由って、セングラに通じるものない？」

幻：　「服従回路に支配された私がそんな正論に屈するものか！！」

朝：　「…正論だって認めるなよ」

幻：　「あ…まぁ、いいや。ともあれ（咳払い一つ）、神秘の世界エルハザード，アドベンチャーゲームだがなかなか骨のあるヤツだぜ」

朝：　「？？」

幻：　「章ごとのセーブしか効かないから、選択肢を選ぶ時に緊張するんだ。変なの選ぶと元に戻れないから」

朝：　「昔のゲームってこと？」

幻：　「がぁぁ！！　違うわぁ！（多分な）」

朝：　「でもＴＶ版そのまんまなんじゃないの？　それともＯＶＡ版？」

幻：　「甘いで、朝。ゲーム版はゲーム版なりにオリジナル色が出ているんだ。その中でもオリジナルキャラである血の神官イシエル・ソエルはなかなか味のある女性だ。それにマルチエンディングで、全部見るのは容易じゃないぜ！！」

朝：　「ふぅん」

幻：　「いや、あの、朝さん？　簡単に流されても…」

朝：　「だってさ、結局はエルハザードのファンじゃなきゃ、楽しくないんじゃない？」

幻：　「む…」

朝：　「私、エルハ知らないしぃ。そういう理論って、売れもしないＥＶＡのゲームをＭＡＣ移植希望するようなもんじゃん？」

幻：　「くぅ！　ＯＶＡ，ＴＶ版のビデオを貸してやる！　観れ！！　次回までの宿題じゃあ！」