幻: 「恋人が過去の世界にさらわれたんです。なのでボクはこのタイムマッシーン(テクノ系?)に乗って過去へ行き、彼女を連れ戻すのです!」
朝: 「PCゲーム「時空の花嫁」、工画堂から発売された微妙なギャルゲー…ね?」
幻: 「疑問詞だね?」
朝: 「だって、ねぇ?」
幻: 「さて主人公は一週間以内に恋人を助けなくてはいけないんだ。時間は限られているのです」
朝: 「でもタイムマシーンがあるんならさぁ、また時間をさかのぼれば良いじゃない?」
幻: 「うん」
朝: 「……は? うんって?!」
幻: 「そうだよ、さかのぼれるよ」
朝: 「はぃ? ちょ、ちょっとまてぃ! そんなことしたら同じ時空間に同一人物が何人もいることになるじゃないのさ」
幻: 「あのなぁ、この世には人間は何億人存在しているか知ってるか? 今更10人や20人増えようが問題無かろうが」
朝: 「いやいやいやいやいや、そういう意味ではなくてさ!」
幻: 「あんまり難しいこと考えるなよ、ゲームだろ?」
朝: 「………それを言っちゃ終しめぇよ」