『クリスマス・ナイツ』

眠り姫より夢を込めて

著者:元




 神楽の地下ガレージ。
 暖房が効かせたガレージにて、コンクリの床の上に寝そべる何かの姿があり。
 「ううん…運転手は運転がお仕事ぉぉ」
 毛布に包まる彼女。完全に寝こけている。
 「にいちゃん,フライドチキンはもういらないよぉ〜」
 幸せそうな寝顔だ。
 姫萩夕の12/24はこうして過ぎ去っていった…



 「クリスチャンじゃないし…え? そう意味じゃなくて?」