『ここでも化け猫ME』
著者:元
アワーズ(2000.11月号)を参照下さい,時事ネタです。
海の一望できるそこで、3人の化け猫は、ハインドと原子力潜水艦を見下ろしながら話し合っていた。
風は強い,だが三人の口調は静かではあるがそれよりも、強い。
「俺は待っていたんだ、長い間待っていた」
”タキ”に対し、彼は誓いを立てるかのように言った。
「―――だがもぅ”黒猫”には何も望まない。俺達の手で変えてやる」
残る女の化け猫は、そんな彼の話を黙って聞いていた。
「俺達の運命を…この化け猫MEで!!」
しん…静まる。
風は不意に止まり、耳が痛いほどの静寂だ。
「「んなもんで変わるかぁぁ!!」」
タキと、残る化け猫のツッコミが彼に決まったのは、そんな静寂の後だった。
「まるちめでぃあになれるんだぞ!」
なれません…(^^;