エルハのキャラを現代に持って来たらどうなるだろう?
ただそれだけを思って、キャラクターはそのままでオリジナルな現在物語を展開させてみました。
如何でしたでしょうか?
全然エルハっぽくないですね、読み直してみてそう思っています(汗)。
神秘の世界エルハザード、それはあの世界だからこそ、独特な味が出るのでしょう。
分かっちゃいるが、こういうのもやってみたいと言うのが物書きのクセのようです。
さて、このleafletですが、書きたい部分は二つありました。
一つは学園のエルハザード。夏の章と秋の章にそれが書かれています。
そして中核たる、イフリータと誠の関係を表す春の章と冬の章。
前者はお笑い、後者はシリアスな展開です。両極端な性質の同居はこれに限りませんが、特にエルハザードは顕著に現れております。
そこがこういったパロディを書く上で、原作から突きつけられる課題であり、難しく且つそれ故に挑戦しがいのあるものです。
そんなエルハザードを強く意識して書いた、現代版エルハザード。
書きたいことは70%くらい書けました。私は『今』はそれなりに満足しております。
きっと後になって「ああ! あれ書いときゃよかったぁぁ!!」とか思うんでしょうけど(笑)
ああ、こう書くと読み手の気持ち、ほとんど考えてないなぁ…反省反省!(汗)
ともあれ、約一年あまりお付き合い頂き、誠にありがとう御座いました。
これからも、宜しくお願い致しますね♪
貴方の季節に、潤いがあることを祈って…
2000.2.27. 元