モーニング・ムーブス

その六


 「はっぁ、はっあ、はっ〜」
 神楽の中では一番体力がある蘭東の息が上がっている。無理も無い。動物園内なら、どこへでも一瞬で移動可能な化け猫との鬼ごっこを、20分も続けていれば、誰だって体力の限界を迎えてしまう。
 「蘭東さん、やっぱり応援呼んだ方がよかったですよ」
 「そんな、こと、言われ、なくても、わかってる、わよ。」
 肩で息をしながら、携帯のむこうの田波に向かって、怒った。
 「そんなことより、田波。例の準備は終わった?」
 「爬虫類の檻と、柵に貼ってあった、お札の中で、使えるやつだけ集めて、なんとか出来ましたよ」
 「了解。しかし、あんだけ暴れたのに、良く残ってたわね」
 「残ってたとはいっても、準備し終わって手元に残ったのは、たった4枚ですよ。で、社長が持っているのが、一号の中に残っていた2枚。それに蘭東さんは、一枚も持っていないんですから、この作戦失敗したら…」
 二人の顔に緊張が走る。
 「残りは、一回だけね」
 重い事実が、蘭東の口から出、二人の間にしばし沈黙が流れた。
 「ひゅる〜、がさがさがさ」
 干し草が風に流され、道を横切った。
 おまけに、砂ぼこりも舞った。
 ただ、日差しは、灼熱ではなかったし、空気も乾いてはいなかったけど。
 「栄子ちゃんに、田波君、おまたせ。こちらも、準備完了。化け猫が、次に消えた時点から、自動的にスタートするようにしたから、いまから、誘導場所に向かうわ」
 園内スピーカーからの菊島の声が、静寂を破った。
 「了解。ところで、化け猫は、今どこにいるの」
 「栄子ちゃんは、今どこ?」
 菊島の声が、携帯からに変った。
 「ライオン」
 「田波君は?」
 「バードホール」
 菊島の声が、少し途切れた。
 「どうした」
 「いや、あのね。化け猫は、花時計のトコだから」
 「入場口近くじゃないの」
 「まっ、そういうことだから、二人とも頑張って。あたしは先に誘導場所に向かうから」
 と、言いながら、菊島はヘッドホンを耳から外し出した。と、いうのも、
 「ふざけるな〜(×2)あんたの方が近いだろうが」
 と、いうような耳をつんざく声がくるのが、わかっていたからなのだが、さすがに、自分も、
 「コラ、ふざけるな。ちょっとはコッチのことも考えろ」
 と、叫ぶとは思ってもみなかっただろう。
 「コラ、なんだと菊島。こっちは危険な仕事をだな、…」
 「ちがうわよ、田波君。化け猫が消えたのよ。例の移動を始めたのよ」
 「何、ホントか?」
 「うん。あと、プログラムは…」
 菊島は、動物園の見取り図を映しだしているモニターに目を移し、花時計横のキリンの場所が青から赤に変化している事と、北極熊のところが赤く点滅している事を確認した。
 「うん、正常に作動しているみたいね。じゃあ、そちらに向かうから、待機しておいて、って、ちょっと待って」
 モニターのバードホールのところが、イキナリ赤く点滅し始めていた。
 「社長、まさかフリーズしたんじゃないでしょうね」
 「ちがうわよ。北極熊の回線を切った途端、イキナリ一直線に、誘導場所のバードホールに、化け猫がむかいはじめたのよ」
 「じゃ、もうすぐくるのか」
 「そうよ。早く作戦通りの場所に移動して。あたしも、すぐいくから」
 「了解したわ」
 「蘭東さん!もう来ましたよ」
 「えっ、もう」
 蘭東はバードホールに向かって走り出した。
 途中、左に見えた田波と合図をして、バードホールの東側に回った。
 身をかがめ、息をひそめる。
 そして、目線の先には、バードホールに設置されている、ガイドプレートがあった。
 「完全に…」
 ガイドプレートのモニターから、にやけた顔の化け猫の頭と両手が出ていた。
 「出てから…」
 腰までが出る。
 「同時に…」
 右足を先に出し、地面につけた。
 「こうげ…」
 最後に、左足を抜いた。
 「き!!」
 蘭東と田波は、クロスボウを化け猫の背後に向けて構えた。
 「カッカシュ」
 矢が、ほぼ同時に放たれた。
 「ウガッ」
 クロスするように、化け猫の腹部に穴が開いた。
 化け猫はそのまま倒れ、四つん這いになって逃げ出す。
 「よっし、突撃ィ〜」
 ひるんだ姿を見た二人は、矢を連射しながら、化け猫を追いたてる。
 「ズダッ、ズダッ、ズダッ」
 だが、必死に逃げる化け猫には全ての矢は当たらず、何本かは地面に突き刺さる。
 そのせいか、なんとか化け猫は逃げ切り、林の中に猫の姿になって逃げ込んだ。




 「ザザッ、ザザッ、ザザッ、ザザッ」
 猫の姿になった化け猫は、大慌てで林の中にまで、入っていた。
 追いたてられて、しかたなく林の中に逃げ込んだわけだが、猫の姿になれば、木の陰に隠れることが出来て、発見されにくいだろうという、それなりの計算もあった。
 「ザ、ザ、ザ、ザ」
 歩みが少しづつ、ゆっくりになっていく。
 身をかがめ、聞き耳をたて、そして、あたりを注意して見る。
 油断はしていない。何があるかわからないからだ。
 特に、アレには気をつけていた。それは、もしアレを見落としたら、アウトだからだ。そのため、一本一本の木の、人の胸の高さぐらいのところを、丹念に見て、アレがないかどうか、確かめている。
 今のところは見つかってないが…。
 あった。
 アレだ。お札だ。
 危ない、危ない。
 とりあえず、剥しておかないと。
 そのためには人の姿に、…。
 「パサッ」
 草むらが揺れた。
 「デリーーート」
 男の大声と同時に、化け猫がいる場所を中心として、周りの木が光った。
 「フニャ〜」
 化け猫は錯乱状態におちいった。このような状態になるのは、危機的状況においては、命取りだが、この時はこれがよかった。
 「メシッ〜」
 一瞬だった。
 暴れた化け猫の爪が、光った木の一本をなぎ倒したのだ。
 「エサまで用意したのに」
 封印は失敗した。
 「ドッォ〜ン」
 爆発音だけが、むなしく園内に轟く。
 だが、
 「ドッォ〜ン」
 どういうわけか、2発目の爆音が轟いた。
 それも、化け猫が今いないところで、起ったものだ。
 なんとか、封印の危機から逃れた化け猫は、やっと少しだけ冷静さを取り戻したばかりということもあって、2発目の爆音の意味をとらえきれていなかったが、次の一言で意味を理解した。
 「最初っから、一回で成功するとはおもってないわ」
 周囲の木々が倒れて、壁になっていたのだ。
 「どう?これで、さっきみたいには逃れられないわよ」
 勝ち誇った蘭東の顔が木々の間からのぞいていた。
 「ウガァ〜」
 天国から地獄に、またも一瞬で突き落とされた化け猫は、必死の形相で蘭東の声が聞こえる木の壁に向かって突進する。
 だが、今回は全然間に合わない。
 蘭東は、ゆとりをもってノートパソコンのキーに中指をのばす。
 「デリーート」
 あたりは一瞬、静寂につつまれた。化け猫は観念して、目をつむっている。
 もう終わろうとしていた。
 神楽、化け猫の両方にとって、もう終わろうとしていた。
 が、
 「カチッ、カチッ」
 終わってはいなかった。
 「えっ、何?どうしたの?えっっ、ハードディスクが壊れてる!!もしかして、化け猫と格闘したせい!?」
 「ドッガラ、ドッ」
 「いっ!!」
 思わぬ事態に驚いている蘭東の横で、壁になっていた木々が崩れた。
 それを見て、
 「田波ぁ〜、こっちきて〜」
 悲鳴を上げた蘭東の傍を、化け猫は走り去っていった。
 「蘭東さん!!」
 少し遅れて、蘭東のもとに、田波が到着した。
 「いま、あっちに逃げたわ。追いかけるわよ」
 ノートパソコンを足下に置き、蘭東は追いかけた。田波も、ワンテンポ遅れて、追いかける。
 「田波ぁ、残りのお札の枚数は?」
 息を切らしながら、蘭東が訊いた。
 「蘭東さんに渡した一枚と、使った一枚を引いて、手元には、もう2枚しか残ってませんよ」
 「じゃあ、社長のもっている、お札と合わせて合計4枚なの!?」
 「どうするんですか、蘭東さん」
 「どうするも、こうするも、とにかく追いかける」
 「ちょっと、蘭東さん…」
 田波が言い終わらぬうちに、蘭東がその言葉を制した。
 「前見て!!」
 林をぬけた二人が見たのは、菊島に爪を振り降ろす寸前の、化け猫の姿だった。
 「うわっ!!」
 「しゃちょ〜〜〜う!!」
 田波は、急いで矢を放った。
 「バスッン」
 矢は、菊島の頭をとらえる寸前の化け猫の爪を吹っ飛ばした。
 腕だけが、菊島の額の前を通り過ぎていく。
 思いもかけぬ、空振りをしたために、化け猫の体が流れ、バランスが崩れた。
 「てぇりゃゃゃ〜」
 そこに追い討ちをかけるように放った、蘭東の回し蹴りが背中を捕らえる。
 「ウガッ」
 蹴りをくらった化け猫は、完全にバランスを崩し、腹這いになって倒れた。
 が、動けないほどのダメージではなかった。
 蘭東の、さらに追い討ちをかける踏みつけを、横転して逃れると、すぐに立ち上がり、ガイドプレートに向かった。
 神楽の三人の目に、ガイドプレートに吸い込まれる化け猫の姿が映る。
 「あっ、いっちゃった」
 そう言いながら立ち上がった菊島の両肩を、田波はイキナリ掴み、自分の正面に菊島の体を回して向けた。
 「社長、お札は」
 「ココに二枚あるけど」
 菊島は、なぜか、ようわからんが、胸から、お札を取り出した。取り出す際に、「えへっ」、なんて頬を赤らめた顔をしたが、そんなことには、ちっとも田波は気にとめなかった。
 「よし。じゃぁ、蘭東さん、これを貼ってください」
 菊島を無視して、田波は蘭東に、自分のを一枚加えた、お札を三枚を手渡した。
 「貼るって、どこに」
 蘭東は、怪訝そうな顔をして、訊いた。
 「バードホールにですよ」
 焦りながらも、冷静さを失っていない面持ちで、田波は答えた。
 「ちょっと、ココを封印場所にする気なの?」
 少し驚き気味に、蘭東は確認する。
 「栄子ちゃん、それしかないわ」
 二人の間に、菊島が割って入った。
 「だってプログラムは、まだ動いているから、少ししたら、ココに戻ってくるのよ」
 蘭東は、顎に親指を当てて少し考えてから、
 「そうね、チャンスは、この一回だけね」
 と、うなずいた後、
 「わかったわ」
 と、言ってバードホールに、お札を貼り始めた。
 それと同時に田波は、バードホールに設置されているガイドプレートに走り寄った。
 「ねぇ、田波君。ところで、どうするつもりなの?」
 少し遅れて、菊島がついてきた。
 「こいつを、バードホールの中に、入れる」
 田波は、どのようにガイドプレートが設置されているかを、確かめている。
 「な〜るほど」
 「社長、工具出して」
 顔をガイドプレートに向けたまま、左手だけを、菊島の方に差し出した。
 「工具って?持ってないわよ」
 「えっ!?」
 田波は顔を、菊島の方に振り向けた。
 「だって持ってこいなんて、言ってなかったじゃない」
 「言ってなかったって、この非常時だぞ」
 「あんただって、クロスボウ忘れたじゃない」
 「あれは、準備…」
 「カッ」
 体も振り向けた時、田波のズボンがバードホールの鉄柵に引っ掛かった。
 「ちょっと、もうだいぶたったわよ…」
 「あった」
 田波は、ポケットからビクトリノックスのツールナイフを取り出した。
 脳裏に、出動前の出来事がうかんだ。
 「…どうするのって、あんた持ってんじゃない」
 「よし、これで」
 ツールナイフから、プラスドライバーを選ぶと、ガイドプレートの方に向き直した。
 ガイドプレートは、バードホールの前にもうけられている鉄柵に4つのネジで固定されている。
 田波は、まず、上の二つを外しにかかった。
 「よし、一本目」
 「田波君、はやくして」
 菊島が、田波を急かす。
 「二本目」
 まだ、化け猫はこない。
 「あと、二本ね」
 お札を貼り終えて、蘭東が戻ってきた。
 田波は残った下の二つにとりかかる。
 「三本目」
 ネジ山にドライバーを差し込む。
 「ギッギッギッギッ」
 三人の目が一本のネジに集まる。一回転、一回転が長く感じる。
 「早く、早く」(×2)
 急かされて、田波が力んだ。そのため、
 「グゴリッ」
 ネジ山が削れて、ドライバーが空回りしてしまった。
 「くそ、ネジ山が潰れた」
 「何してんのよ」
 「あっ、あんた達が急かすからだろ」
 「文句は後にしてよ」
 田波は、言い争いながらも、ドライバーを必死に回した。
 「畜生、畜生」
 が、少しづつしか回らない。
 「畜生〜〜〜ォ」
 その瞬間、ドライバーの先が、支えるものがなくなって、手首の力で上を向いた。
 「とっ、取れた!!よし!!」
 田波は、気合を入れ直し、すぐさま、最後の一本のネジ山にドライバーの先を合わせる。
 「あと、一本!!」
 見ているだけの、菊島にも力が入る。
 「ギッ、ギッ」
 ネジの長さの四分の一が出た。
 「あと少し、あと少し(×2)」
 ネジが抜ける、その瞬間、仕事が終わる、その瞬間を見たくて、蘭東と、菊島がガイドプレートに顔を近づけた。
 ネジは、もう半分まで出ていた。
 「あと、ちょっと!!(×2)」
 蘭東と、菊島が、さらにガイドプレートに顔を近づける。
 目は、最後の一本のネジにだけ向けられる。
 が、その前に、目を見た。
 ガイドプレートのモニターに映る猫の目と、目があった。
 「来たぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
 「来たよ、来たよ、田波君!!早くして!!」
 そう言いながら、蘭東と菊島は早々に逃げ出した。
 「コラ、俺だけ見捨てる気か!?」
 田波は振り返って大声を出し、涙目で二人を睨んだ。
 その間も、必死でドライバーを回し続ける。
 「カッ」
 ドライバーの先が外れる音がした。
 「こんな時に」
 急いで、ネジの方を向く。
 「イッ」
 爪がいきなり、田波を襲った。
 「シャァ〜〜〜〜〜〜」
 田波はガイドプレートを持たまま、腰を後方に移動させた。
 が、それでは足りない。
 「うわっ」
 飛ぶ!!
 「ブゥグン」
 足の下を爪が通りすぎる。
 「ペッキ」
 ガイドプレートが、鉄柵から、はっ、ずっ、れた。外れた。
 「てりゃぁ〜〜〜〜」
 すかさず、バードホールの金網にガイドプレートを投げつける。
 「バッバチバチバチバチ」
 化け猫の爪が、金網を突き破った。
 「カラッンパッン」
 ガイドプレートがバードホールの中に入る。
 同時に実体化が完了した化け猫の目に、御札が目に入った。
 「ギッガシャガシャ」
 金網に、怒りぶつけるようにしがみつく。
 だが、今度こそ本当に間に合わなかった。
 化け猫は、ショウジョウトキの鳴き声を、最後に聞いた。
 「デリート」
 爆発がバードホールの四方で起き、化け猫は御札に吸い込まれていく。
 そして、その爆発に驚いた鳥達が、金網の穴から逃げ出すように羽ばたいていった。
 「ねぇ、田波君」
 爆風で飛ばされて、仰向けになった菊島が、同じく飛ばされて仰向けになったいる田波に、話しかけた。
 「何だ」
 「あの赤い鳥って、ショウジョウトキだよね」
 菊島は空を指差した。
 「よく知らん」
 「あれって、南アフリカに分布している鳥だよ」
 「それって、大変な事なのか」
 「わかんない」
 さらっと言った、菊島の、この言葉を聞いて、田波はもう何も言わなかった。




 「社長、終わったわ」
 入場口にまで移動させた一号に、蘭東が乗り込んできた。
 「栄子ちゃん、ご苦労さん。じゃ、帰りましょ。田波君、出して」
 一号が動物園に来た親子連れの間を、ゆっくりとぬけていく。
 「あっ、そうだ。会社に帰ったら、社員全員で福利厚生施設に行きましょう。動物の臭いが体についちゃって、どうにかしたいのよ」
 服の臭いを嗅ぎながら蘭東が言った。
 「福利厚生施設って、いつもの銭湯のことだろ」
 あきれて、田波が言った。
 「ブゥ〜ン、ブブゥ〜〜〜ン」
 一号のスピードがあがった。





「あとがき」か、それとも「電波」みたいなもの

 とりあえず、これにて、この話は終了です。いや〜、長くなったな〜。
 大体、この小説書くキッカケとなったのは、このホームページの所有者「元」が、ジオブリのSSを書いたことなんですよ。
 読んでみてね、「俺の方が上手く書けるぞ」って、勝手に思って、書き始めたんですよ。いや、前にも書いてありますけど、こういうの書くの初めてなんですけどね。対して、元は高校時代から書いている。
 いや〜、苦労しました。慣れんことするもんじゃない。でも、次も書くんだろうなぁ〜。(次回作の題名は「高速の死角」って、決まってます。ところで、これ何をモジッタか、わかる人います?)
 で、まぁですね、一番何が苦労したかといえば、まぁ、初めてなんで勝手がわかんなかったこともそうなんですが、それより、なにより、「セリフ」が難しいんですよ、田波君の。
 で、どこかと言えば、場面ごとによって、敬語使うべきか、そうしないべきかがですね。う〜ん、上手くいっているかなぁ〜。(このことについては、ちょっと調べたんで、近日中に研究序説にアップします。これから、同人活動する人は見て欲しいな)
 さて、この小説のコアラに関する記述ですが、これに関しては、「恋するコアラは、なぜ痩せる」という本を参考にさせてもらいました。ちなみに、この本の著者は、この小説の舞台となった「東山動物園」のコアラ担当の方です。
 ですから、大体はあっています、コアラに関する記述は。しかし、コアラに関する文献がこんなに少ないとは思わなかった。
 最初は、日本語のホームページでも見りゃいいだろう、なんて考えていたんですけど、いや、甘かった。
 全くないんですわ。いえ、コアラのホームページはたくさんあるんですけどね、生態に関するものの方がないんですよ。
 そこで、調べた、調べた。けれどない。犬、猫はあるのに。で、あきらめかけたところで、この本を見つけたんですね。いや、ホントよかった。(途中、スピリッツのIWAMARUがコアラを取り上げてたんで、それを参考にしようかと思ったんですけど、あんまり、詳しくはやってくれなかったんで、がっかりもした)
 いや〜、まぁ、終わった、終わった。疲れた。書いた分量を原稿用紙にすると、約150枚になっちゃった。
 う〜ん、初めてにしては、書いた方なんかな〜。まぁ、なんにしても、自分もハズイ連中の仲間入りか?感想こんのが、その証明?
 ふふん、いいんだ、いいんだ、僕なんて。人の目なんて気にしないんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。って、言うほど、自分はキッちゃってないし、寂しいヤツなんで、感想くださいね。
 (ところで、この「あとがき」は、まったく推敲なんかしないで、書き上げました。もう、ただ、頭に浮かぶことを、そのままってカンジ。ですから、読みにくかったかもしれません。いや、それは間違いありませんね。ですから、頭をたれて、「スミマセン」。あやまります。ここまで御付き合いいただき、どうもありがとうございます。)


 モーニング・ムーブス,如何でしたでしょうか?
 感想等、ございましたら是非ともこちらまでお願いします!!


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