Diary
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ただいまー! 適度に充電完了っス。 連続小話コーナー、復活でございます。 のんびりと書いていきますので、またお相手していただけると幸いです。 舞台はいつも通り、あのアパートにて。 ではでは、お付き合いくださいませ――― 桜舞う並木道。 一人の少年が手のひらサイズのメモ用紙を見やりつつ歩いて行く。 幼さの残る顔つきの中の大きな瞳が、おっかなびっくり、きょろきょろと周囲を見まわしながらの歩みだ。 身なりは白いふかふかのジャンパーに、履き込んだブルージーンズ。 どこかしら小動物を感じさせる彼の背には大きめのバックパックと、両手にお土産とおぼしき物が詰まった紙袋。 駅から電車を降りて10分。 新興都市を目指すこの街の駅前は、建ててまもない高層の駅ビルやショッピングモール、そしてオフィスビルが立ち並ぶ。 そんなせわしない街並みを抜けて、彼はこの街本来の姿を未だ維持する地区――すなわち下町然とした住宅街を歩いていた。 駅前ほどは活気のない商店街を抜け、入り組んだ複雑な路地に迷い、やがて。 彼が足を止めたのは、ひなびた一軒のアパートの前だった。 二階建ての1DK。シャワーのみ完備、トイレはかろうじて付属の築50年目に到達した木造アパート。 1Fには4つの部屋、2Fにも4つの部屋の、計8つばかりの小さなそこの名は、猫寝荘という。 「ここかぁ」 ややソプラノに偏った高い声で、彼は呟く。 こここそが、彼が今春から寝起きをする、彼の家となる場所である。 彼――卯月 総一郎がこの猫寝荘へやってくることが決まったのは、わずか3日前のことだ。 そのことを思いだし、彼は小さく溜息をつく。 「でも」 首を小さく横に振り、彼は空を見上げる。 暖かな日差しを投げかける太陽は昼をちょっと過ぎた頃。 雲一つない青空は、まるで彼の未来に障害が何一つないことを示唆してくれているかのよう。 「頑張らないとな!」 彼は力強く頷き、猫寝荘へ最初の一歩を踏み出した。 「??」 開け放たれている門をくぐり、4台分の駐車スペースのある敷地に足を踏み込んだ途端に彼は首を傾げる。 「なんか、妙な感覚が?」 「おぉ、来たの」 不意にかけられた声に彼は慌てて顔を上げる。 最初からいたのだろうが、彼は気付かなかったようだ。竹箒を持った小柄な老人がゆっくりと彼の元へ歩み寄ってくる。 白い顎髭を胸元まで垂らした、禿頭の彼は齢70を越えている。 「卯月くんだね」 「あ、はい。あなたは?」 「わしはここの大家の猫目 恭二。よろしくな」 「よ、よろしくおねがいしますっ」 笑顔の老人に総一郎は畏まって頭を下げる。 そして、えーっと、と言いつつ手にした紙袋から包みを一つ取り出した。 引越しの挨拶にと、10個ばかり彼の地元で買って来た土産品だ。 「あの、これ」 「ほぅ、わさび煎餅かね。お茶請けにありがたくいただくよ」 猫目老人は嬉しそうに包みを受け取ると、懐からカギを取り出して総一郎に手渡した。 カギには203と彫られている。 「君の部屋は2階じゃ。送られてきた荷物は運び込んであるよ」 「ありがとうございます」 「礼は204の土屋くんに言っておきなさい。彼に運ばせたからね」 老人は自らの腰を軽く叩いて、苦笑い。 「わしは104に住んでおるから、何か困ったことがあったら来なさい」 「はい」 「あー、しかしよく留守にするからのぅ。居ない時は202の若桜くんに頼むと良い」 「分かりました」 「では、の。しばしの間、共に良き時間を過ごせることを願っておるよ」 「はいっ、よろしくお願いします」 ぺこり、総一郎は最後に大きく頭を下げて猫目と別れる。 そしてアパートの中央部に取りつけられた金属性の階段を上がって2階に。 203と書かれた部屋の扉にカギを挿し、開ける。 「わぁ」 6畳一間の部屋は真新しい畳が敷かれ、青々とした良い香りが漂う。 暖かな日差しがベランダの扉から差し込み、部屋全体を明るく照らしている。 玄関を上がると、右手には台所とトイレ、シャワー室がある。 部屋の真中には予め用意された生活必需品がダンボールのまま積まれていた。 とは言っても、衣類とこの春から使用する教科書や制服の他には1ドアの冷蔵庫くらいしかない。 食料品はもちろんのこと、鍋や茶碗などもない。当然、テレビやラジオといった家電はなかった。 「やっぱり自炊しないとお金もたないしなぁ、あとで買い出し行くかな」 呟きつつバックパックと紙袋を下ろし、彼はまず最初に。 「ふぅ」 畳の上に寝転がった。 いぐさの香りが心地良い。総一郎は目を細めて大きく深呼吸。 「さて!」 起き上がる。 「挨拶しておこうっと。お隣の土屋さんにはいきなりお世話になったみたいだし」 ぴくりと彼の耳が動く。 「他の人達は留守、か。夕方にでも帰って来るかな?」 紙袋から大家に渡した物と同じ包みを一つ取りだし、玄関へ。 そしてすぐ隣の扉を軽くノックした。 「こんにちわー」 返事がない。 「? あれ?」 再度ノック。 「こんにちわっ!」 中から気配はするのだが、返事はない。 彼は自らの特性を用いて、耳を澄ませてみる。 小さいが、大きな音が聞こえてくる? 指向性を持った音が中の人物の耳を塞いでいるようだ。その音は音楽に交じった……女の人の声? ”なんだろう?” 仕方なしに彼は。 どんどんどん! 思いきり玄関の扉を叩いてみる。 途端、 どたどたどた! 中から重量のある足音が急接近してきて、そして。 がちゃり 小さく、その戸は開いたのだった。 さてさて、総一郎くんとは何者なのか? 稲荷嬢ちゃんは登場なるか? そして乙音姉さんは出てくるのか?? 個人的には乙姉は出したくない……あ、こんな時間に誰か来た。 な、なにをすry 9th Dec/2007 この記事読んだ後、私の持つオタクに対するイメージは一昔前の物なのかなぁ? そう、ちょっと時間の流れを感じたりしましたわ。 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1069967.html ・人前では決して自らの趣味を見せない ・完全に安全を確認した後、同志にのみ本性をさらけ出す ・趣味についてのみ、決して曲げない自己を持っている ・特定分野に関してのみ、神に祝福されたがごとき巡り合わせの良さをもっている ・狙った獲物はどんな困難が付き纏わろうと決して逃さない ・実生活は案外普通。なるべく問題を起こさないように生活しようとするので、周囲から好意的に迎えられる ・しかしどこかで一線を引いている ・自らの世界における立場をわきまえている ・死して屍拾うものなし 12th Dec/2007 KY――― 空気読めない奴より、空気読まない奴のほうが脅威だよ… 17th Dec/2007 お仕事がそこそこ忙しくなってきているというか、帰宅すると何も考える力がなくなっているというか。 そんなこんなでmixiもHPの方の更新もさっぱりな昨今。 写真は先日、池袋のとらのあなにて単行本と同人誌をそれぞれ購入したら貰えたフィギュア。 くじあんなんですけど、良く知らないんですよね。げんしけんは見てるがなー。 しっかし、600円の単行本買って600円(希望小売価格)のおまけ付けるって、その感覚が良く分からん(^^; アニメといえば、今期はバンブーブレードがダントツの面白さですかね? 次点がスケッチブックかなぁ。 サブタイトルの「Full Color's」の通り、色がついて始めて魅力が出る作品で、4コマな原作を巧く編集しているなぁと感心して見ています。 最終回の最後で、ARIAにバトンタッチの一枚絵が出てましたね。 そのARIAも原作が次で最終回っぽいし、アニメも1クールで終わっちゃうかな?(^^; そうそう、猫の声、クマさんが一番好きでした。渋すぎるわ。 あとMXで放送している「もっけ」が良い出来だよなぁ。ダイマナコの回はしみじみしてしまいましたよ? 姉の回と妹の回を交互にやって行くのも憎い演出ですよねぇ。姉は重くて妹は軽いノリだし。 とまぁ、そんなこんなで。 22th Dec/2007 先週はお仕事で韓国出張に行ってきましたよ。 いやぁ、氷点下だよ、寒いよっ、雪降ってるしっ! とりあえず、ちょっと一段落したかもです。 さて、早速全開の続きをば――― 「どちらさま、なのかな?」 こぶしくらいの幅で開いた扉からは、顔半分の男が覗いていた。 どこか怯えたような、自信のない声だ。歳の頃は20から30の間だろうか? お世辞にも健康とは言えない雰囲気を纏っている。 頬の肉がやや弛みがちで、どんよりとした瞳に、肩辺りまで伸びた髪がますます年齢不祥さを増していた。 「えっと、今日隣に引っ越してきた卯月 総一郎といいます。よろしくお願いします」 「あ、あぁ」 扉の向こうで彼はそう頷くと、そのまま引っ込もうとする。 「あ、僕の荷物を運び込んでくれたみたいで。ありがとうございました」 「き、気にするな、じゃ」 「あと、これ。引越しのご挨拶に。僕の地元のわさび煎餅です」 「……あ、ありがとう」 お隣の土屋さんはそう答えて狭い扉の隙間から右手を出して、 「あ」 その手が、一気に落ちる。 どかん! そんな音と共に玄関の扉が内側から勢い良く開かれて、 「げふっ!」 土屋さんは玄関を全開にして、僕の足元へ倒れ込んだのだった。 肥満気味の土屋さんの背中が僕の目の下に広がっている。 Tシャツに何故かこの時期に短パン姿だ、あまり洗っていないとみえる,僕の感の良い嗅覚ではやや匂った。 扉の向こうは薄暗い室内。 窓は薄いカーテンで閉められているようだ。 そんな室内は、僕の全く想像しないものが広がっていた。 「わぁ」 思わず驚きと溜息の混じった声が漏れる。 室内はいくつものモニターと、低いファンの音がいくつも唸る何台あるのか分からないパソコンで占められていた。 その様子は、まるで、 「秘密基地みたいですね!」 「へ?」 足元では目を丸くした土屋さん。 「秘密基地??」 「えぇ、すごいですねぇ。実は僕、初めてパソコンって見るんですよー!」 「そ、そうか。それはまたすごい田舎から来たんだね」 土屋さんは何故か面食らった顔をしている。 しかし今の僕はそれどころではない。話には聞いていたけれど、パソコンって言えばなんでもしてくれる便利なテレビと聞いた。 まぁ、そもそも僕の住んでいたところにはテレビもなかったので良く分からない例えなんだけれども。 「見せてもらっても良いですか??」 「あ、う、うん。どうぞ…」 「失礼しまーす!」 僕は早足で土屋さんの部屋へ上がり込む。 モニターにはなにやら折れ線グラフみたいなものや、見たこともない魚の写真やら、文字ばかりが映っていた。 あと。 「? パソコンでマンガ、いや、アニメなのかな? そんなのも見れるんですねー」 アニメタッチな女の子も映っていた。結構きわどい格好をしている。 先程聞こえた女の人の声は、そのモニターから伸びているイヤホンから漏れていたようだ。 「あぁっ、それはっ!!」 土屋さんは我に帰ったように駆け寄り、そのモニターのスイッチを押して消してしまう。 「??」 「あー、えー、うー」 土屋さんは困った顔をして、そして。 「そ、そうだ、卯月くん」 「はい?」 「君の荷物を運び入れた時、あまりにも荷物が少なかったけど、あれで全部なの?」 「えぇ、そうです」 「テレビすらなかったけど?」 「持ってないんです。まぁ、見たことないから別にいらないといえばいらないですけど」 「じゃ、じゃあ、ウチに古いの一台あまっているからあげるよ、うん」 「え、でも」 「邪魔で捨てるつもりでいたんだ。でも何処も壊れていないから安心してくれていい」 言いながら土屋さんは、抱えて持てるくらいのテレビを何処からか持ち出してきた。 けれどそれは、僕の知っているテレビというものではない。 「薄い、ですね?」 「液晶、だからねぇ」 「液晶??」 「卯月くん、君……同軸ケーブルとか、剥ける?」 「はぃ??」 「……」 「……??」 親切な土屋さんはテレビをくれただけではなく、使えるように僕の部屋に設置もしてくれたのだった。 しかしこんなに薄くても映るのには、とても驚きました。どうやって潰したのでしょうね?? なお、土屋さんの職業はニート時々デイトレーダーです。 損失出ると塞ぎ込むのです、困った困った。 23th Dec/2007 先週お仕事で行った韓国は、クリスマスは祝日でお休みなんだそうです。 実は国民の過半数はクリスチャンなお国なんですよ、どうりで教会が多いと思ったぜ……。 さて、みなさまはクリスマスは如何お過ごしでしょうか? 私はリアルでフラれた挙句、某創作物のパートナーにもフラれて「おいおい、ダブルでフラれるって何事ですか?」な、忘れられないクリスマスとなりました。 いいもん、別にクリスチャンじゃないからさっ! 知ってる? サンタの服が赤いのは、異教徒の血で染まっry 24th Dec/2007 メリークリスマス!(遅っ まぁ、あれだ。クリスマスなんてさ。そんなの関係ないよね(小島よしお風に) 基本的に何もない僕の部屋。 親切なお隣さんのお陰で文明の利器であるところのTVが手に入ったけれど、人として生活するならばせめて鍋や食器くらいは用意しないと。 それ以前に、今夜の食材も買い出しに行かなくてはなりません。 「よし!」 中身の頼りないお財布をポケットに確認して、僕は生活必需品の買い出しを決意。 このアパートへ来る途中、商店街があったのでそこである程度揃えておこうと思うのです。 靴を履いて玄関を開けると、 「あれ?」 ちょうど廊下を通りかかった女の子と遭遇。 セーラー服を着た、ツインテールの可愛らしい子だ。 僕はちょっと驚く。だって気配を全く感じなかったから。 その子は僕をじーっと見つめると、 「あ、お隣さんだぁ! 初めまして、隣の202に住んでる若桜 雪音っていいます」 「よ、よろしくお願いします。僕は卯月 総一郎です」 「そーくんね、よろしく!」 言ってにっこりと笑う彼女。さらりと、なんか変なあだ名つけなかったかな、この人?? 「そーくんは、これからおでかけ?」 「あ、はい。引っ越してきて、色々足りないものがあるんで」 「どこで買い出しするの?」 「近所に商店街があったんで、そこでと思ってます」 「んー、あそこは食料品は新鮮で安いんだけど、雑貨関係は逆方向にある100均で買った方が良いかもよ」 「100均? ですか??」 なんだろう、知らない言葉。お店の名前でしょうか?? 雪音さんはそんな僕の顔を見ると「んー」と言いながら笑う。 「じゃ、案内してあげるよ。ちょっと待っててね!」 言わんや、202の部屋の扉を開けてバックを放り入れるとカギをかけて戻ってきた。 「まずは100均のお店に行こっか。100均っていうのはなんでも100円で売ってるお店のことだよ」 「へぇ、安いですねぇ」 都会はすごいお店があるものですね、なんでも100円とは。 「置いてあるものもそれなりの物が多いけどね。でも大抵の物が置いてあるから選ぶのは楽だし、買い忘れもしにくいから便利かも」 彼女は足取り軽く、僕の前を行ったり来たりしながら教えてくれました。 雪音さんはよく笑う子のようです。笑顔がとても良く似合います。 彼女の話に引き込まれているうちに、僕の目の前にはいつしか一軒の大きな雑貨屋さんが建っていました。 歩いて10分くらいだったのでしょうか? 両脇にはビデオレンタルショップとクリーニング屋さん、スーパーマーケットが並んでいて、結構流行っているようです。 「ここよ。早速買い出しを始めましょうか!」 何故か雪音さんが張り切っています。取りあえず僕は…… 無駄な物を買わないように、気をつけることに専念しようと思います。 30分後、結局その決意はさっくりと瓦解して、あってもなくても良いような物も買い込んでいる自分自身に気付くのでした。 もしかして今日あたりはケーキ安売りしてたかな? ば、ばか! 単に甘い物を食べたいだけで、クリスマス気分を味わいたいんじゃないんだからねっ!(ツンデレっぽく) 26th Dec/2007 一年のお仕事、終了! 今年は起承転結でいうところの承でして、なんとか来年は転へと持ち込みたいところです。 状況が変わりそうでまだ変わらない、そんな昨今でございます。 みなさんの一年は如何でしたでしょうか? 仕事納めってことで今日は午前中で業務が終わり、午後は社内の大掃除。 さくっと終わらせて、さっさと帰宅致しました。 帰り道で軽く一杯と思ったのですが、さすがに3時じゃお店は開いておらず。 コレを書いている今、外は降り出した雨でキンキンに冷え切っているので、まっすぐ帰って正解だったかもなー。 さぁて、久々の長いお休み。 何をしようかなぁ(大体決まってはいるのですけどね)。 28th Dec/2007 冬の祭典、一日目。 行って(逝って)来ましたー! 企業ブースで欲しいものがあったので、かなり並ぶのを覚悟で。 お昼ごろ到着、早速目的地へ。 いやぁ、並ぶのは覚悟していたけれど列の先頭が全く見えない行列っていうのは気が滅入りますね。 さらに今回並んだ行列は同一平面状にないんですよっ!(つまり三次元的) ある意味、良い経験でしたわ。 目的のものも無事入手し、エルハブースにも挨拶できたし、良い一日でした。 幸先の良い冬休みだなぁ(^^) 29th Dec/2007 今年最後の更新です。 さようなら、2007年、いらっしゃいませ2008年! 最後までお付き合いくださいませーー。 ついついいらないものまで買ってしまい、軽く自己嫌悪に陥る帰り道。 「そーくんは、春から学校なんでしょ?」 「え、ええ、そうですよ」 「どこの学校なの?」 えーっと、たしか。 「青涼高校、ってところです。アパートから10分くらいの所だと思うんですけど」 「あ、そうなんだ!」 嬉しそうに雪音さん。 「じゃ、アタシが先輩だね」 「ということは」 「アタシも青涼高校だよー、春から2年生なんだ」 「そうだったんですか」 これはちょっと心強いかも、と思ってしまう。 慣れていない人間社会の中で、さらに学校生活なんてどうも勝手が分からない。 雪音さんがどんな人かはまだ良く分からないけれど、悪い人ではなさそうだし。 同じ学び舎と聞いてほっとしてしまったってことは、本能的にこの人は信用できる人だと思うのだ。 「フッフッフ、まずは手下を一人確保…」 ダークな雪音さんが垣間見えた、前言撤回。 「冗談よー、そーくん」 本当か?? 「ところで雪音さん、青涼高校ってどんな感じですか?」 「んー、そうね」 空を見上げて彼女。思わず僕もつられて上を見上げてしまう。 早くも日は傾き加減。夕方もすぐそばまで歩み寄ってきている。 「かなり自由な学校だよ。でも逆にちゃんと自分が何をやりたいのかはっきりしておかないと、ずるずる時間が過ぎちゃうかなぁ」 思ったよりも真面目なコメントが帰ってきた。 雪音さんは「でもそれはウチの高校に限ったことじゃないね」なんて笑って付け加えていたりする。 「何がやりたいのか、かぁ」 やりたいこと、ではない。 やらなくてはならないことは決まっている。 「おっ、真面目な顔だね、そーくん」 雪音さんに、ぷにぷにと頬を指で突つかれる。 「何を考えてるのかわかんないけど、そーくんみたいなタイプはいざという時は肩の力を抜いた方が良いと思うよ」 「はぁ」 「それはそうと、そーくんは晩ご飯どうするの?」 本当にそれはそうと、だなぁ。ころりと話が変わる。 「これから食材買いに行って、見ながら決めようかなって思ってました」 「なら、今日はウチに食べに来ない? 簡単な歓迎会ってことでさ。姉上にも紹介したいし」 「挨拶には改めて伺おうかと思ってましたけど」 「いいのいいの、じゃ、決まりね」 若桜 雪音は強引だ。 「さってと、晩ご飯は何にしよっかなぁー♪」 アパートを出たときよりも長くなった影を踏み締めながら、僕達は帰るべき家に向かう。 そうか。 アパートの前に着いて、改めて当たり前のことに気付く。 「ここが、今日から僕の帰る家か」 僕の呟きは声に漏れていたみたい。 前を行く雪音さんがこちらに振り向いて、一言。 「おかえり、そーくんっ」 半年ぶりにセガサターンを起動。 やりかけだった「BlackMatrix」を一気にエンディングまで持っていきました。 しかしこのゲーム、聖書ネタをよく練ってある。感心しました。 ラストで敵の言い分が全くもって正当で、まともに言い返せない主人公達の図なんて初めて見たわ……。 オチがあかほりさとるも真っ青な感じで、予測がつかない逸品でございました。 DS「ルミナスアーク」をクリア。 買った時にアニメ化している「プリズムアーク」と間違えたというのは秘密だっ! 脳まで筋肉のアンドレと中間管理職で苦労が絶えないユゴー、変態のニコラがお気に入りです。 ……なんだ、このチョイス?? 年賀状も書き上げて、あとは明日の冬コミ最終日を残すのみ。 一年も終わりですねぇ、ではみなさま、よいお年を!! 30th Dec/2007 あけました! おめでとう! 今年もヨロシク♪ 年末はいつもの通り(?)、ビックサイトの冬の祭典に行ってまいりまして、その後はいつも通り(?)に秋葉原へなだれ込み、いつも通り(?)のワタミで呑んでましたわ。 一年の締めくくりにふさわしい流れです、はい。 そして本日1日はいつも通り(?)に神田明神へ集合。おみくじを巫女さんから萌え買いした後に、電気街の初売りを覗いてきました。 ちなみにおみくじは大吉でした。いらんところで運を使っているような感じです(ぉ 今年も一年、みなさんも良い年になりますよーにっ! 1st Jan/2008 冬休み、終了! 明日からお仕事です、新年の初仕事ですよっ。 気を引き締めて行きましょ〜〜う!! ………あぁ、このまま毎日が日曜日だと良いのになぁ(ぉ? でもこの時期は、今週を乗り切れば成人の日もあって三連休なんですよね。 希望の光が見えてきたっ! 今日は3月の最終日。 暦の上では春であっても、冬の寒さはまだまだ衰えない。 一段と強い冷たく乾いた北風が、僕と雪音さんとに吹きつける。 「さむっ! そーくん、部屋に戻ろっ」 「あ、はい」 僕達は足早にアパートの階段を上っていく。 と、なにか足に絡みつくものがある。 「ん?」 「ふなーぉ」 それはブチ柄のネコ。僕に踏まれないながらも、存在感を示すように足に絡んできている。 「あー、ニャンコ先生だ。そーくん、この子は管理人さんの所の子だよ」 「へぇ、そうなんですか」 ニャンコ先生か、変わった名前だなぁ。 「ニャンコ先生、おいで。ウチのこたつで暖まって行きなよ」 「ふなーお」 雪音さんの言葉が分かるのか、そのままネコは彼女の部屋に上がって行く。 「そーくんもどうぞ」 「あ、はい」 「そいつ、ニャンコ先生なんて名前だったか?」 そんな声は雪音さんの後ろから。 201の扉が開き、そこから一組の男女が顔を出していた。 目つきの鋭い、くわえ煙草をした二十歳半ばの男性と、同い年らしいスーツをまとった女性だ。 「亮お兄ちゃん、こんばんわー。あれ、姉上も?」 「何処行ってたの、雪音。鍵、部屋に忘れちゃって……って??」 女性の方は僕を見て、そして雪音さんを見てからもう一度僕を見る。 「雪音のカレシ?」 問答無用で雪音さんのハイキックが女性のこめかみに決まる。 「バカ姉上っ、今日引っ越してきた203の卯月くんだよ」 雪音さんに姉と呼ばれた彼女は、さほどダメージを受けたわけでもなさそうに首をコキコキ鳴らしてから改めて僕を見る。 そして優しげに微笑み、 「私は若桜 乙音、よろしくね。で、こっちが201の高槻 亮くん」 「あ、よろしくお願いします。卯月 総一郎です」 「よろしくな」 と、一通りのご挨拶。 「でね、姉上。簡単にそーくんの歓迎会をやろうと思ってね」 「あら、良いわね。それじゃ、お鍋にしましょう。丁度亮くんと駅前でばったり会って、食材を買い込んできた所なの」 嬉しそうに言う乙音さんの隣では、両手一杯の荷物を持たされている高槻さん。 「そうと決まれば上がって上がって。亮くん、今日は特製のお酒開けるわよっ」 「それは楽しみだ」 ぞろぞろと202号室に上がって行く三人。 「どうしたの、そーくん。早く上がってよ」 玄関先で雪音さんが不思議そうに僕を見ている。 「はい、ありがとうございます」 寒いからこそ感じることのできる暖かさを、僕は今この時ほど嬉しく思ったことはなかった。 あー、やっぱりコタツでお鍋はサイコーだよねぇ。 6th Jan/2008 休み明けの一週間は長かったー、ようやく土日+成人の日での3連休はオアシスのようです。 そんなお休み初日。まずは今期のアニメをチェック! 俗・さよなら絶望先生 ARIA フルメタ 墓場鬼太郎 バッカーノ! シゴフミ 君が主で執事が俺で 狼と香辛料 上3つは見る間でもなくチェック。でも、なんで今ごろフルメタ?? 墓場鬼太郎は「あぁ、あの雰囲気をアニメ化するとこうなるのか」とすごい感心しましたわ。 不気味で奇妙で、なんとなく身近にあるっぽい、古くて表現できなかったことを新しい側面から巧くアニメとして表現している、そんな感じ。 取りあえずネコ娘に萌え萌えしているヤツラの枕元で流しつづけたい逸品です(嫌がらせ)。 バッカーノ!とシゴフミは原作を知らないのだけれど、実際どうなんでしょうね? バッカーノ!の一話は勢いで呑まれました。内容はさっぱりこの時点では分からないのだけれど、引き込み方が巧いねぇ。 シゴフミは15分切りかなと思いつつも、見れば見るほど心を捕らえる。 この2作品については、アニメ化における作りがしっかりしているなーと感じました。 一方、期待していた狼と香辛料。 ひどい。 原作のどこかホコリっぽい雰囲気が皆無で、妙にキレイ。作中の時間経過が下手すぎ。 もともと「萌え」の要素は胡椒や味の素程度の味付けなのに、それを主菜に持ってこようとする無茶さ。 次で切るかも…… 君が主で〜はギャグだったんですね。かなり笑えそうなのでチェックです。 取りあえず今期チェックはこの辺り。 H2Oやらペルソナやらみなみけ(おかわり)やらはさくっと切りです。 そうそう、みなみけの続編って、どうして下手になってるのでしょうね? 狙いが分からん。 最近のラグナロク――― ![]() 15日まで開催しているモンスターサイドストーリーズをポタを持っているプリさんでやってみました。 全七話構成。最終話終了後、記念アイテムと経験値3Mが貰えます。3Mはかなりでかい。 けれども進めるにあたっては私は3〜4時間かかりました。長いので結構時間食いますね。 だから手に入る大きな経験値の為に、他のキャラでこの長い行程を繰り返す気には私にはなれませんでした。 慣れれば2,3時間でクリアできる人もいるみたいだけれども……。 全体を通しての所感としては「良く出来てるじゃないか」と思いました。 内容も結構面白いし、要所要所のミニゲームもしっかりした作りになっています。 こんなに良いもの作れるなら、つまらないバグ直せるだろうと思うくらいに(ぉ 正直、15日で消えてしまうのはもったいないなぁと。残せば良いのにねぇ。 と、最近はそんな感じです。 12th Jan/2008 本日はフラリと車を転がして、奥多摩湖をぼんやりと眺めてきました。 幸いにも雪は全く積もっていなくて、安心して運転できましたわ。 風は冷たかったですが、しんと染み入る静けさが耳に心地良かったです。 ![]() その足で山梨県入り。 小菅温泉という表示が出ていたので寄ってみました。 若干硫黄が含まれているお湯でした。体の芯から温まりながら、露天風呂で空を見上げていましたよー。 雲一つない青空に、お湯の湯気がぼんやりと昇っていく様はなんとものどかなものですなぁ。 片道約1.7時間の旅。 家に着く頃には結局また体は冷えてしまいましたけど、楽しい旅路でした♪ 13th Jan/2008 本日は映画「トランスフォーマー」をDVDで観ました。 昔、おもちゃであったあのトランスフォーマーのハリウッド版です。 いやぁ、変形するわするわ。金属生命体っぽい感じが良いねぇ。 内容的にはかなりドタバタで、忙しい展開ながら「実はギャグメインの映画?」と思わせてしまう場面も多く。 視点も三つ巴、四つ巴なのか? と観るものを思わせておきながら最後にはアメリカ的に強引に力でねじ伏せて〆ていました。 車→人型ロボットへトランスフォームするのを見た主人公が「あれは日本製」と言い放つ場面が大笑い。 そのセリフが作中のロボットがなのか、元ネタがなのかで二重に取れそう。 音楽もターミネーターのを使用してしまったり、要所要所に「いいの?」的な遊びがありました。 スカッとするにはいい一本かも、です。 ただ、見た後に疲れるけれど……。 さて、卯月くんのお話の続きでも――― 若桜姉妹の部屋はなんというか、年頃の女の子?らしいというか、らしくないというか。 部屋の中央には、ででんとコタツが置かれてその上にはカゴ一杯のミカンが入っている。 部屋の隅にはタンス、本棚とこれは普通。 その隣には眼鏡をかけた白スーツの老人の等身大人形が置かれているのは異常。 壁には今流行している(らしい)ジャ○ーズのグループのポスターが1枚。これは普通。 その隣には恐山のテナント。これ、異常。 キッチンに使っている流し台には、無駄に12本セットの包丁が飾られているし(後ほどなまくらと判明)、靴箱の上にはケロ○ン人形が首を振っている。 「どうしたの、総一郎くん?」 「え?」 心配そうに僕の顔を覗き込む乙音さん。その隣で雪音さんが笑ってこう言った。 「なぁに? 年頃の女の子の部屋で緊張してるの?」 「一人年頃じゃない人もいるけど…ぐっ!」 高槻さんが無言で乙音さんに足を踏まれた。 「あ、いえ、なんというか、独特な部屋だなぁって」 特にケ○ヨンとカー○ルサ×ダース辺りが。 「姉上が酔っ払って良く変なものを拾ってくるからねー、これでも元の場所に返したほうなんだよ」 と、苦笑いの雪音さん。 「ほらほら、いつまでも玄関に居ないで上がってね」 そう言う乙音さんに急かされて部屋に上がる。 高槻さんは慣れた様子で、流し台の下にある戸棚からカセットコンロを出していた。 一方、乙音さんは高槻さんに持たせていた荷物を開ける。 商店街で買って来たのだろう、中には白菜、春菊、にんじんにチンゲン菜、長ねぎその他もろもろだ。 「姉上、お肉はー?」 「冷蔵庫にこの間、山で狩って来たお肉がまだあったでしょ」 「狩って来た?!」 驚く僕。 「んー? 雪音と一緒にイノシシをさくっとね」 「帰り道分からなくなって、3日間も雪山をウロウロしてたんだよねー」 「あの時はさすがに凍えるかと思ったわねぇ」 「「あっはっはー」」 まるで…いや、すでに「良い思い出」風に語る2人。 「少年、あまり深く考えちゃダメだぞ」 小声で囁く高槻さん。まるで動じずにコタツの上に置いカセットコンロをカチカチとしている。 「ガス切れかな?」 そう言いながら新しい携帯ボンベに入れ替えていた。強いなぁ。 「えーっと、僕はどうすれば?」 「コタツに入っててー。どうせ準備はすぐ終わるし」 土鍋を手にしながら雪音さん。 高槻さんの調整していたコンロも火がつき、2人もコタツへ入る。 2人が対面に座るので、僕は雪音さんの右隣,空いた乙音さんの席の対面に入った。 「なーぉ」 入ったところでコタツの中に入っていたネコが出てきて僕の膝の上に。 えーっと、ニャンコ先生だったか?? 『ミィですよ』 「ミィですか」 そうだよな、そんな変な名前のはずが……へ? 「どうしたの、そーくん?」 「あ、今雪音さん、このネコの名前…」 「さぁ、材料投入しまーす!」 僕の言葉を乙音さんが遮った。 「ちょっと待ったー! まずは肉からだろ」 「その前に味付けしなきゃ。おしょうゆベースで良いよね」 「お野菜を入れればたくさん美味しいスープが出るじゃないの」 三者三様で菜箸が入り乱れ、それぞれの意図しない方向性で鍋が形作られて行く。 僕はその光景を見て気がつく。 「そうか、3人とも鍋奉行なんだ」 正直どうでも良い呟きを聞いたのか聞かなかったのか、膝の上のミィさんが大きくあくびをして丸まったのだった。 14th Jan/2008 本格的に関東に雪が降りました。 先週も夜中にパラパラとは降ったんだけれど、今日は本降り。 たまたま貯まっていた有休を使う予定を入れていたので、外に出ずに済んでラッキーでした。 代わりに、出かけようと思っていたけど出るに出れなくなりましたが(^^; 夕方から埼玉の方では雨になりました。 明日の朝には、なくなってくれてると良いなぁ。 さて、そんな雪を擬人化したお話でも――― ざわ... みな一様にどよめく。 ざわざわ... なにせ、彼女の登場は久しぶりだ。 近年の地球さんの温度上昇に伴い、ここ天候関東支部連では彼女の出動は滅多にない。 故に、最近の彼女は窓際で資料をホチキスで止めるくらいの働きしかしていないのだ。 「まじか、大丈夫かよ?」 くわえ煙草を落としそうになりながらも、雨雲さん(32歳 ♀)は額にしわを寄せて発言する。 彼女からすれば、そろそろカッコイイ雨さんを捕まえて、一緒に地球さんへと落ちる事で結婚退職をしたい所なのだが、いかんせん巡り合わせが悪すぎる。 加えて今回の仕事は『彼女』を運ぶ事だ。正直、うだつがあがらない。 「まぁまぁ、ここは私の顔に免じて、なんとかお願いしますよ。次に良い雨を紹介しますから」 そう彼女を宥めるのは苦い顔をした中年男。 「うー、前線さん(♂ 36歳)がそういうのなら仕方ない。分かりましたよ!」 がっくり肩の力を落として雨雲さん。 「では今日のスケジュールはそんなところで。よろしくお願いしますね、みなさん」 ほんわか顔の太陽さん(♂ 56歳)が最後に〆て、隣に立つ女性の肩を軽く叩いて優しく囁く。 「さぁ、地上のみんなを驚かしてあげなさい」 「は、はぃ…」 消え入りそうな声で雪さん(♀ 27歳)は自信なさそうにそう答えたのもつかの間。 「いくよ!」 「さぁ、出発!」 「ほぇぇぇぇ?!」 雨雲さんと前線さんに強引に手を引っ張られて、彼女は投げ出されるようにして会議室を出て行ったのだった。 「おや、お仕事ですか?」 「はい、これから一仕事ですよ、まったく」 雨雲さんは上空を照らす月さん(55歳 ♂)に苦笑い。 月さんは相変わらずの冷ややかな視線で後ろに隠れるようにして歩く雪さんを見ます。 「前線さん、彼女をこれから?」 「えぇ。まぁ、地上につく前に消えてしまう可能性もありますけど」 前線さんの言葉に、雪さんはビクリを震えます。 それを見た月さんは溜息一つ。 「雪さん」 「は、はぃ」 「……背筋を伸ばしなさい。そして自らの力に自信を持ちなさい。季節は貴女を求めているのですから、後悔のないよう全力を尽くしなさい」 そう言い残し、月さんは去って行く。 その後ろ姿を眺めながら、前線さんは驚いた顔で呟きます。 「へぇ、あの冷たい事で有名な月さんがあんなこと言うなんてね。こんな日は雪が降るかもなぁ…ってこれから降らせるんだっけ?」 「ほら、そろそろ出番だよ!」 雨雲さんに言われ、雪さんは足元を見下ろします。 真夜中だというのに無数に輝く光の粒。 一つ一つが生活の灯り。 彼女はじっと見下ろし、そして去って行った月さんの後ろ姿に一度視線を投げ、そして。 「よし!」 そして、一気に飛び降りた。 「ほぅ、これはこれは」 雨雲さんは感心したように隣の前線さんに言う。 「どんな雨でも一旦は躊躇する降下に、ひるんだところはなかったなぁ」 「案外、大雪になったりしてな」 しんしんしんしん 翌朝には交通に障害はないものの、うっすらとどこもかしこも雪が積もっていた。 お昼にはやがて雨に変わるところもあったが、場所によっては夕方まで雪が降り続いた所もあったそうだ。 「結局、大した雪でもなかったかな」 雨雲さんは煙草に火をつけつつ、下界を見下ろす。 「だなぁ、でも」 前線さんもまた、下界を見下ろしつつこう続けた。 「関東の人達には、今が冬だって改めて気付いて貰えたようだ」 「なんだ、しっかり仕事できてんじゃん」 雨雲さんはそう言うと、煙草の煙を大きく吸い込んだのだった。 なんだか良く分からん話になったなぁ……。 さて、先日PS2版「ToHeart2」をヤフーオークションにて購入。 なんて言うか、選択肢が少なくてサウンドノベルみたいですね。 アニメ版は見たんですが、ゲームの方だと主人公の性格設定が違っててちょっと驚き。 ゲームの方の性格の方が、まだ破綻してなくて良いような気がしますが、如何に?? ちなみに5時間かけてようやく春休み終わりました。長いな、これ…… 23th Jan/2008 DSやPSPには無線を使用してネットワークに接続する機能があるとのことで、我が家にも無線LANを導入してみました。 近所の電機屋で見てみると、ルーターからケーブル一本繋げるだけで即無線が敷ける、コンパクトで便利なモノを発見。 Logitec LAN−PWG/GAP http://www.logitec.co.jp/products/wlan/lanpwggap.html DS、PSPともに簡単に接続できましたわ。 昔、大阪でADSL敷いた時、メルコの無線付きのモデム/ルーターを使用したときはなかなか無線LANを確立できなかったんですが。 んー、便利な世の中になったものだねぇ。 範囲的には我が家全体で問題なく使用できました。 ノートパソコンの無線モジュールが無駄にならずに済んだわ♪ 閑話休題。 さてさて、卯月くんのお話しの続きでも――― ホクホクとしたニンジンの甘い香りが口の中に広がる。 うん、良い土で育った物だな、これは。 TVからは今話題のお笑い芸人ペアが司会でトーク番組が流れている。 そして、静かになったお鍋を黙々とつつく僕。 高槻さんと乙音さんは早々にビール→日本酒という流れになり、現在はそれぞれいびきをかいて寝こけている。 「ねぇ、そーくん?」 「はい?」 右隣の雪音さんに視線を向けると、じっと僕を見ていた。 「なんですか?」 「そーくん、ニンジン好きなんだね」 ビクッ、思わず緊張が走る。 「あ、ニンジンばっかり食べてました?」 「うん。あんまりお肉は食べないみたいな?」 「そ、そうかもしれませんね」 「なんでも食べないと大きくなれないぞっ!」 言われて小さくデコピンされる。 「なー」 「どうしたの、ニャンコ先生?」 僕の膝の上で丸まっていたミィさんが不意に起きて、雪音さんの膝の上に移動。 そして彼女を見上げ、 「ふなーぉ」 ぽん 右前足で彼女の胸を叩く。 「………」 「……どういう意味かな、ニャンコ先生?」 ぽんぽん ミィさんは数回、雪音さんの小さな胸を叩いたら、静かに玄関へ。 器用に戸を開けて外へと出て行った。 見送る雪音さんの頬が怒りにぴくぴくしているように感じる。 おぉーい、なんて空気を残して行くかな、君はっ! とりあえず僕は雪音さんとお鍋とを交互に見やり、 「あ、えーっと、食べますか、雪音さん?」 「そーくん、それってどーいう意味かなーーーっ!?」 しまった、墓穴だ。いらんフォローでした。 こうして僕の都会(?)生活初日は、結構ドタバタとして過ぎて行ったのでした。 眼鏡を新調しました。 今までのはおよそ四年前のもので、踏んづけたり落としたりしているうちに結構歪んでしまいまして。 今回、近所のお店で作ったら、技術も当時より進んでいるそうで、四年前のスペックよりもやや落ちるけれどもそれなりのものが当時の3分の1くらいのお値段で手に入りました。 なんだ、こんなに安かったのか。早く買い換えておけば良かったわ。 ついでなので、ちょっと度も強くしてもらい、これで夜の運転も安心でございます、はい。 さて、来週も一週間、がんばるかな! 27th Jan/2008 ![]() 通勤途中、いつもの通勤の道で、ふと工事現場が。 結構古いマンションが取り壊されていました。 次は何が建つのかな?? 取り壊しの風景が、なんとなく気になったので一枚パシャリと。 身内が原付vs自動車の事故を起こしまして。 命に別状はないものの、結構重症。 あれですな、事故は忘れた頃にやってきて、幾十もの偶然の重なりの下に発現されるものですね。 気をつけても起こるものは起こるみたいですが、気をつけないよりは起こる確率は低いはず。 なので、みなさんも身の回りには注意を払って行動をー(^^; 31th Jan/2008 ハッピバースデートゥー♪ ME! orz また無駄に一つ歳をとってしまいました。 なかなか感慨深いものです。 さてさて、いつもの通り卯月くんの小話でも――― 翌日。 布団の中から壁にかけた時計(100均)を見上げる。 針は6:30を指していた。布団からはみ出した腕が、未だに健在の朝の冷気に震える。 今日は日曜日。 明日からの高校の始業式に備え、今日は昨日買い足りなかった必要なものを揃えて、これからの生活の準備を終わらせないといけない。 目が覚めた僕は外からの声を耳にする。 階下からのそれは男女のもの。1,2,3人?? 場所的に、昨日結局挨拶できなかった101と102の住人だと思う。 僕は布団から抜け出して大きく背伸び。 洗面台で顔を洗い、着替える。 「あ、まだいるのかな?」 外からの声は変わらずに存在している。 これを機に挨拶をしてしまおう。 おみやげを2つ手に、玄関を開ける。 途端、朝の日差しが目に刺さった。眩しさに目を細めながら、廊下から階下を眺める。 1階の玄関先、このアパートの駐車場を兼ねている広場でジャージ姿の男女2人が朝の体操をしていた。 「おはようございまーす!」 声をかける。 すると2人は僕を見上げ、そして慌てたように男性の方が懐に何かを隠したように見えた。 「お、おはよう」 「おはようございます」 そう返事をしながら2人。 僕は階段を下りて2人の許へ。 1人は男性で、青いトレーニングウェアを着込んでいる。 年齢的には昨日会った相馬さんよりも下、20代前半といった感じだろうか? 中肉中背の青年だ。 もう1人は女性。黄色いジャージで身を包んでいた。 男性と同い年か、少し下に見える。童顔だが20代だと感じた。 そんな2人に僕は頭を下げる。 「初めまして。挨拶が遅れてごめんなさい、昨日203に引っ越してきた卯月 総一郎といいます」 「あぁ、君が引っ越してきた人か」 ぽんと手を叩く青年。 「僕は101の内野 康平。こっちが102の如月 やよい…って、おぉい?!」 「はへ?」 じゅるり 女性の方――如月さんは剣呑とした目つきで僕を見つめながら、何故かよだれを流していた。 まるでその表情は、 「あ、いや、美味しそうだなと思って」 慌てて我に返るやよいさん。 えぇと、『何が』美味しそうなのかな?? 「め、銘菓で有名なんですよ」 僕は手にした引越し挨拶を2人に手渡す。 「ありがとう」 「そう、美味しく頂くね」 答える2人。でもやよいさんのその目は…… 僕を、見ている。 まるでそれは肉食獣のような?? なんとなく背筋に寒いものが走り、考えない事にした。 と。 先程の2人を思い出す。そういえば、 「ところでさっき、何かバタバタしてませんでした?」 僕は2人の後ろを見る。 「あ、いや、なんのことかな?」 視線を遮るように内野さんが僕の視線の先に移動する。 「?」 「?」 変わった人達だ。 「じゃ、僕はこれで」 「あぁ、何か困った事あったら遠慮なく言ってくれよ」 お辞儀一つ、僕は2人の前を後にしてアパートの敷地を離れる。 なにか……背中に嫌な視線を感じながら。 「お前、ショタだったのか?」 「へ、なんで?」 内野の問いに、如月は小さく首を傾げる。 「いや、だって」 小さくなる卯月の背中と、隣りの彼女を見比べながら彼は困った顔。 それに如月は頭をぽりぽりとかいて、こう言った。 「あー、そうじゃなくて。何ていうかなぁ……うさぎ追いしかの山、って感じ??」 「??」 「食べられなきゃいいんだけどね」 意味深な言葉を呟く如月。 そんな彼女に、内野の背中から這い上がった身の丈20cmくらいの女性がボソリと呟いた。 「やっぱりそれはショタ、じゃない?」 「だよなぁ」 なんというか、ここで稲荷さんの名前出てくるの初なんですよね…(^^; 最近のラグナロク――― ![]() 幸運の女神イベントに参加してきました。 手作り感の感じるイベントでしてGM主導の下で、まぁ楽しい時間を過ごしてきましたよー。 完全に運試しの問題が四問。一勝三敗の成績でした、相変わらずリアルラックないなぁ。 結果はさておき、GMによる小芝居もなかなか面白く、年に数度はこんなのもいいんじゃないかなぁと思いました。 ところで最近、ROはユーザー盛り上げるのに頑張ってるんじゃないか?? その意気だ! 2nd Feb/2008 → 過去ログ → mixiログとか落書きとか |