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のんべんだらり −2013年5月19日
何 も や る 気 が し な い
積んであるエルハDVDは相変わらず見れていないし、コハルさんの物語も何も浮かばない。
適当にネットサーフィンして、iTouchでゲームをいじって、ツタヤで借りてきたCDを聴いていたりしていたら一日終了です。
なんだかなぁ。

火曜日午後から木曜日まで久々の韓国出張です。
経済がアレなのもあって、物が売れない。
そろそろ潮時感も無きにしも非ずだが、自分で広げた商売は自分で片をつけなくちゃイカンですね。
そんな感じで。



水戸へ −2013年5月18日
会社連中と水戸にある「水戸グリーンカントリークラブ」の照田コースにゴルフをしに行ってきました。
バイクで片道2.5時間、160kmの行程です。
スコアは82-63の145でした。前半悪すぎ。
最後の18番だけParが取れました。それだけで満足です。
しかしバイクでゴルフ行くのにも、距離が遠いと結構つらいなぁ。



シミュレーションゴルフ −2013年5月14日
親しいお客さんと呑んだ後に、新宿のシミュレーションゴルフを楽しんできました。
30分1000円ちょっとで2時間ほど。7コース回りました。
韓国でもやったんですが、やっぱり酒飲みながら気楽にできるのが良いですね。
案外オススメです。

米澤 穂信「春期限定いちごタルト事件」を読了。
前に3作目の秋期〜の方を先に読んでしまったシリーズものです。
小市民を目指す、実は推理大好きな小鳩くん。
手の込んだ復讐とかが大好きな小山内さん。
そんな2人の日常的な推理モノ、といった感じ。この雰囲気は氷菓と同じですね。
作品的には秋期〜よりもさくっと読みやすく、テンポのいいものでした。
次は2作目の夏期〜を読んでみようと思います。



バラの香り −2013年5月12日
来週土曜日が会社の身内でのゴルフなので、近所の打ちっぱなしへ行ってきました。
50〜60ほど打って。うーん、案外当たるなぁ。
打ち漏らしがほとんどありません。むしろ打つたびにブレていくような気が。
来週はがんばろう。


今年も西武球場でのバラ展に行ってきました。
年々、バラよりもガーデニングの割合が増えて、かつ売り場の方が多い気もする。
綺麗な花は香りも良く、いい気晴らしになりましたよ。

映画「96時間」を視聴。
引退したスパイの娘が海外旅行中に誘拐されて、それを取り戻す親父のお話。
問答無用で敵を倒していくのと、ノンストップな展開は久々に爽快でした。
映画ってこうじゃないとなぁ。



雨の日 −2013年5月11日
雨な本日は家でのんべんだらりと。
時にはこういうのもいいかもしれないねぇ。

池上永一「シャングリ・ラ」を読了。久々に読み応えのある作品でした。
この作品はかつてキャラデザに村田蓮爾氏を迎えて2クールに渡ってアニメ化されたもので、世界観とキャラが好きでした。
中身は…まぁ、なんか分かったような分からないような感じだったので、今回改めて原作を読んでみまして。
いやぁ、面白い! 事態の進展が逆転に次ぐ逆転が起こり、徐々に本来の目的が明らかにされていくところなんかは上手すぎます。
最後の方なんて、これでもか!というほどに個性豊か過ぎるキャラたちが活躍します。
簡潔にまとめると、前半はモモコ無双、中半は小夜子無双、後半は涼子乱舞、といった感じでしょうか?
あ、主人公たち出てないじゃん……。

作品の舞台は近未来の東京。
経済は先進国主導の形が軋みを上げて崩壊を始め、排出する炭素主導型に切り替わった世界。
東京は第二次関東大震災に見舞われて大打撃。経済復興しようにも排出する二酸化炭素量による炭素税のせいでままなりません。
そこでアトラス計画発動。
東京はすべてを遺伝子改良した植物により緑化されて、人の住めない緑の森へと変貌します。
そして東京の上に多重型の広大な人工地盤を儲け、そこに移民させるという計画を取ります。それがアトラス計画。
しかしながら税金を多く納めた者や、知識人、身分の高い者を優先に移住させていくため、莫大な難民が発生しました。
やがて50年。アトラス市民と難民となった地上人との2極化された東京でこの物語が始まります。

とまぁ、そんな感じなのですが本当のアトラス建造の意味や、それに伴う多大な犠牲と本当の目的なんかが次第に明らかにされていきます。
間違いなくオススメの一冊です。
ちなみに最後のあとがきに作者である池上氏が書かれていたのですが、東京はロンドンやニューヨーク、パリなどに負けない巨大な都市なのですが「これが東京」と言えるシンボルは何ぞ?と問うています。
確かに思いつきません。エッフェル塔やビックベン、自由の女神みたいなものが東京にあるのか?
東京タワー? 雷門? スカイツリー? どれも役不足感があります。
作者はたまたま東京を上空から観光するツアーでヘリに乗ったそうで、そこで彼が思うシンボルを見つけました。
それを読んで私も「なるほど」と思いまして。確かに「それこそ」東京のシンボルかと。
というか、様々な文化や習慣を融合してきた日本人らしいシンボルかと。全く、恵まれた大地と気質だと思います。
作者が見つけたその答えも本にありますので、気になった方は是非。

昨今はiTouchを一応使っています。
IIJmioの通信と併用しておりますが、とりあえずIIJmioは200Kbpsというのは使いづらい,でも安いから仕方ない、といったところ。
iTouch自体は通信できないと本当にただの液晶であることが使うほどに認識されます。
で。
その中で相変わらずなんだかんだと進めているアプリ「ガールフレンド(仮)」。
なにげに季節モノのイベントを定期的に投入してくれるので飽きません。
インターフェイスは使いづらいけれど、絵は綺麗。声優さんも結構いろいろな方を起用しています。
現在は所属した部活で新入生勧誘イベントの真っ最中。何気に面白いので、まだ削除はしなさそうです。

パズドラも時々やっています。
レアキャラが結構出てくるのでこちらも飽きませんなぁ。
そんな感じで。



終了2 −2013年5月6日
うなーぉ、と猫の喧嘩声が聞こえてくる。
うなー、うなーぉ、と複数だ。
昨日サトミと話していた神社横の藤棚の下。そこを横切ったときに俺は見た。
咲き誇る藤の花の下で、一人の女子高生が5,6匹の猫に囲まれていたのを。
猫達にエサをやって可愛がっているという雰囲気ではない。彼女を囲んでいる猫たちは一定の距離をとって、今にも襲いかかろうとしている。
どれだけ猫に嫌われているんだろう??
そう思うが、制服から伸びる白い手足を見て、俺は公園に足早に踏み込んだ。
猫の爪で傷だらけにされてしまうのをただ黙って見るのは、男としてどうかと本能的に思ってしまったんだ。
「ほら、しっし!」
一触即発だった猫たちは俺の乱入で緊張の糸を切られたのだろう、割とあっさりと散会していった。
「あ、あの」
「ん?」
おずおずとした声に振り返る。
ショートカットの黒髪が似合う、可愛らしいセーラー服の少女。
初めて見る顔だが、なんとなく雰囲気が誰かに似ている気がする。
「ありが、とぅ、ございました」
俯いて、消え入るような彼女の声に苦笑い。
「それじゃ」
俺はカバンを担ぎなおして再び帰路に戻る。
しばらく歩いていると、後ろにぞっと続いての同じ気配を感じて振り返る。
先程の少女がちょこちょこと付いてくる。その様子はなんとなく小鳥が歩いているようなイメージを受ける。
「なにか?」
「あ、あの……私も家がそっちなので」
そーだよねー。ほっとしたようながっかりしたような。
「同じ学校だよね、新入生?」
しばらく歩きながら、俺は問う。
「はい。1年F組です」
若干後ろからの声にふと俺は昨日のサトミの言葉を思い出す。
アイツが昨日見たのは、この子じゃなかろうか?
「そっか。この辺じゃ見ないけど、引っ越してきたの?」
そう言っている間にも、俺の住むアパートが見えてきた。
「えぇ、ちょっと理由があって一人暮らしでこの春からなんです。あのアパートで」
指差す先は、俺の住むアパートだった。
この時の俺は偶然ってあるものなんだなぁと、酷くお気楽な頭だったのだが、別に疑り深くても結果が変わるわけでもないので後悔はしていない。


GWが終わりました。
後半はかなりのんびりして過ごしていました。なんとなく何もやる気が起きない。
特に目的も持たずに時間だけあると、無駄に過ごしてしまうものですなぁ。


ブラウザゲーム「ラグナロク ギルドマスターズ」がほぼ終了。
魔石もRO内のアイテムに変えて荷造りも終えました。
結果的に転生二次職は4人育てましたが、7万ほど経験値が足りずに3次職にはなれず。
まぁ、なれてもゲーム終了しているので意味はないのだけれどな。


そしてラグナロクを久しぶりにプレイ。
とりあえず「アマツ炎神封魔録」イベントをこなしておきました。
なんか4色9個の鍵を使って10階までいくゲーム。最終的にはギャンブル要素に左右されるような。
適当にこなして、石とかもらっておきました。
とまぁ、そんな感じで。明日からも頑張りますかね!



式姫 −2013年5月4日
4連休中日でもある本日。昨日のお酒が若干残って調子が悪い。
体を動かすために、ちょっと徒歩で遠出してきました。
菖蒲が美しい北山公園まで行ってきたのですが、まだ咲いてもいない。6月ごろだったらしい。
代わりにカワセミとウシガエルを観てきました、なんだこの組み合わせ?

ラグナロクのギルドマスターズが終了するってことで、それに変わるブラウザゲームを探していたところ、式姫の庭なるものを発見。
 http://www.shikihime-garden.com/
ちょこちょこと可愛い式姫が素敵です。目の保養に良いかも??
しばらく続けてみようと思います。



GW後半 −2013年5月3日
後半戦のGWに突入です。
初日の本日は会社の気の合った仲間たちと茅ヶ崎〜江ノ島探索をしてきました。
江ノ島は満員電車以上の混雑振りで、途中で断念。
おしゃれな飲み屋にて「にゃんかっぷ 江ノ島」というオリジナルな日本酒を呑んできましたよ。
結構美味しかったです。
というか、呑み続けていた一日でした。



終了 −2013年4月29日
「ただいま」
「おかえりなさい」
アパートの扉を開けると、割烹着姿のコハルさんがコンロを前にして返事してくれる。
昆布出汁のどこかホッとする香りが鼻に流れてきた。
「ん?」
不意に俺に振り返るコハルさん。小さな鼻をくんくんと動かして近寄ってくる。
「な、なに?」
「なんか美味しそうな匂いがする……」
俺の首筋辺りにまで鼻を寄せてそう言う。吐息がくすぐったい。
あ、もしかして。
「これのこと?」
カバンからビーフジャーキーを取り出した。
「あ、それそれ! でもそれっと普通のビーフジャーキーだよね?」
首を傾げるコハルさん。
「妙に美味しそうに感じるんだけど」
「空腹は最高の調味料って言うからじゃない?」
「??」
コハルさんは覚えていない。
俺と再会したばあちゃんの墓の前で、空腹に倒れたタヌキの彼女がビーフジャーキーをむさぼり食べたことを。
「わー、なんかすごい美味しいわー。なんでだろ?」
一本を口にくわえながら、コンロの前に戻るコハルさん。
と、その足が止まる。
「はて、なんかかすかに鳥の匂いもするんだけど」
「ビーフジャーキーだから牛だと思うよ」
「そうよねぇ。なんでだろ、鼻がおかしくなったのかな?」
首を傾げつつ、彼女はおたまで鍋の中に味噌を溶かす。
コハルさんの味噌汁は、とても懐かしい味がするので俺の好きな献立の一つだ。
もっともそれを告げるのはなにか恥ずかしいので、まだ口にしたことはない。


GWの前半終了!
これから3日間は普通にお仕事です。また山形出張もあります。結構重いです。
後半は何やろうかなぁ、と夢を抱きながら乗り越えたいと思います。



GW −2013年4月27日
GWに突入です!
朝から快晴だったので、早速ツーリングに行ってきました。
今回は成田経由で鹿島神宮へ赴き、銚子を経て犬吠岬へ。そして東金経由で帰宅です。
総距離300kmくらい。11時頃に出て、夜の9時前には家に帰り着きました。
さすがに疲れたわ。


まずは鹿島神宮。
閑静な森に囲まれたタケミカヅチを祭る社です。
塚原朴伝が祭司の次男だったとかで、武の象徴に拍車がかかりました。
国宝である2mの刀身を持つ直刀「フツノミタマ」が祭られているのですが、あいにく東京のほうの展示会に出展されているそうで見れませんでした。
うーむ、残念すぎる。模した模造刀はあったのですが、さすがに長いわ。
あとこの刀を持てる人間を想像して作成した胴鎧があったのですが、でかすぎるっ。
多分装備できるのは巨人族とかかと。
お土産に奉納もされているお酒「神の池」も買って帰りました。


そのまま南へひた走り、1時間ほど。
見上げる空は天高く、眼前に広がる海は空とともに果てしなく青く、そして遠い。
なんだかすっきりしたところで、最寄り駅である銚子電鉄「犬吠駅」にて、濡れせんべいと銀アナゴの蒲焼の缶詰を購入。
気合を入れてノンストップで帰路をひた走りました。
今回はさすがに疲れたなぁ。
帰宅後に購入したお酒とおつまみを楽しみましたよ。
お酒の方はさらりと甘口で、しかし下品な香りはせず、それでいて「ああ、日本酒だわ」というお味。
濡れせんべいは1枚1枚がでかくて、食べ応えがありました。銀アナゴは……うん、まずい。
そんな一日でした。



宇都宮出張 −2013年4月24日
宇都宮まで出張。
お昼に餃子定食(\500)を食べました。
……うん、普通の餃子だ。ビールが欲しくなるね。
有名だからといって、とりわけびっくりするほど旨い訳ではない。
まぁ、餃子だしなぁ。
そんな話をしていたらお仕事の帰りのタクシーで、運ちゃんが「にらそば」を紹介してくれた。
なんかざるそばの上に生のニラが載っているんだと。
美味しいそうだけど、こちらはビジュアル的にはびっくりだわ。機会があれば食べてみたいと思います。

「直球表題ロボットアニメ」を見終えました。
面白いアニメでした。あの3人組のコントはなかなか楽しかったです。
最終話のオチはびっくりするほどシリアスでしたが、これはこれで。
ちょっと寂しい終わり方でしたけど。笑いのプログラムで進化して復活とか期待したかったなぁ。

昨今、新刊を出して世間を賑わせている村上春樹氏の小説を読んでみました。
とは言っても短編集で「パン屋再襲撃」を。1985年付近の短編を集めた1冊です。
読んでみましたが……うーん。
昔の作品であることと、長編ではきっと違うのだろうと思うけれど、それぞれの短編はストーリー性がないです、オチもない。
というか、物語の「筋」を魅せる作品ではなく、そこに描かれる作者の考えとか提起された問題とかを投げかけるのが主体の模様。
多分、こういうのは好きな人は結構いると思う。あと読んでる自分、カッコイイとか思うような人も好きかもしれない。
個人的にはちょっと厳しい。物語に起承転結を求めるタイプなので、投げっぱなしジャーマンとか斜め上の論点を示されてそのままだと何を読んでいたのかもやっとして終わります。
あと言い回しがウザい。西尾維新並みにウザい。そしてそのウザさを売りにしている、というかむしろそちらが主体なのかもしれない。
読み終えて一言で言うならば。
『やれやれ、と僕は思った。』だろうなぁ。



 −2013年4月21日
アパートから少し歩いたところに、小さな稲荷社がある。
その隣にはこれまた小さいが立派な藤棚があり、今の時期は微かな甘い香りとともに薄青の花を付ける。
夕時、俺はその藤棚の下にあるベンチに腰かけ、カバンからビーフジャーキーの袋を取り出した。
かさかさというジャーキーの入った袋の音とともに、今までならばすぐに寄ってきた「それ」はしかし姿を現さない。
そう、姿を消して半年ほどになる。やっぱり、もう……
「きゃ」
小さな声に顔を上げると、藤棚の向こうに女の子が駆けていくのが見えた。
ウチの高校の制服だ。しかし一瞬見えたその姿には見覚えはない。艶やかな肩まである黒髪が妙に印象に残ったが。
少し遅れて、俺の着る制服と同じ男子が一人現れる。
「やぁ、ユウ」
「サトミか」
幼馴染みの彼は軽く右手を上げると俺の隣に腰掛ける。
「クロコに餌かい?」
「んー、ここ半年見てないんだよなぁ」
溜息一つ。それにサトミも困った顔をした。
「そっか」
彼は口にはしない。野生だし、寿命がきたのだろう、と。
代わりに、
「ずいぶん前だよね、拾ったのはここだったっけ」
「ああ。猫に咥えられてた小さな雛だったな。まさかカラスの雛だとは思わなかったけど」
それは10年程前。俺たちが小学校に上がった頃だ。
この辺りを根城に駆け回っていた俺たちは、この藤棚の下で野良猫に咥えられた雛鳥を見つけたんだ。
猫を脅かして運良く口から離したところで、俺たちは雛を確保した。
「雛から育てたからか、人に慣れてたよなぁ」
「いいや、僕には慣れてなかったよ」
苦笑いのサトミ。そうだっけ?
2人で雛にクロコと名づけてこの稲荷社の裏で育てたのだ。
やがて成鳥して野生に戻っていったけれど、夕時には時々こうしてビーフジャーキーを抓みに遊びに来ていたものだった。
カラスのクロコとのエピソードは色々あるが、それは機会があればここで思い出すとしよう。
「ところでユウ。今年の新入生で女の子の知り合いっている?」
不意に問うてくるサトミの質問に、俺は首を傾げる。
「いいや、いないけど。どうしたんだ?」
「さっきそこで、ユウを物陰からじっと見ていた女の子がいてね。襟の学章が紺色だったから新入生だったよ」
先程駆けていった女の子のことか。ということはサトミに後ろから声をかけられて驚いて逃げたって感じかな。
「大体その通りだけど、珍しく『視え』なくてね。ユウに好意を持っているようだったけど」
「サトミにかかると、トキメキもなにもなくなるよなー。でもお前が『視えない』ってのも珍しいな」
「その子の体質なのか、もしくはコハルさんみたいな存在なのか。気をつけたほうがいいと思ってね」
「俺には特別に力とかないから、気がついたときには手遅れっぽいけどな」
「あー、コハルさんなんか居ついちゃってるしねぇ」
遠く、カラスの鳴き声が聞こえる。
しかしそれは俺の知っているカラスのクロコの声ではなかった。


そんなこんなで新学期突入とともに新キャラ登場です。
ちなみにカラスの寿命は飼育していると20年くらいで野生だと10年くらいだそうで。
結構長生きでびっくりです。犬猫よりも長いじゃないか。
ゴミをあさって嫌われ者な彼らですが、多分数少ない「遊ぶ」ことをする動物です。
私自身も通勤途中に歩いていて、途中とまっている彼らの1匹にじっと視線を合わせていると、そこそこ高い確率で後ろから追いかけてきます。
ぶつかるかぶつからないかの場所を後ろから追い抜いて、ちょっと前にとまって得意げな顔してますし。
どや顔で見下ろしてくる彼らは、楽しく生きていやがるなぁと思いました。
さて、この亜麻色のパレットは私の住んでいる埼玉県は所沢の狭山湖近辺を舞台に書いております。
ちなみに今回の藤棚のある稲荷社は「藤森稲荷神社」でして、ちょうど今が見頃です。


この土日は冷たい雨が降って、春っぽくなかったですなぁ。
暑くはならなくて良いけど、休みの日くらいもう少し暖かく&晴れてくれれば良いのに。



お嬢様 −2013年4月19日
なんとか一週間が終了。
最近はお仕事が右肩上がりに忙しくなっています。肉体的以上に精神的になー。

東川 篤哉「謎解きはディナーのあとで」を読了。
ドラマにもなったアレです。どんなものか読んでみました。
この本はキャストが同じで事件後との短編集の形をとっており、基本的な流れが決まっている。
@主人公で刑事でもあるお嬢様と、ぼんぼんの警部が事件に遭遇
A状況確認と捜査、そして分からぬ
Bお嬢様が執事に相談
Cお嬢様はアホですか?と丁寧に罵られながら推理&解決
なんていうか、分かりやすい。エンタメ小説とか、そんな感じの名前がつきそうです。
お嬢様・執事・警部のキャラが立っていて、それだけが売りとも言えそうもないですが。



今期アニメ −2013年4月14日
楽天を通じて通販で買ったバイクの夏用上着が届きました。
コミネのライディングメッシュジャケット(\7,314)にショルダーガード(\810)、バックインナープロテクター(\1,799)、インナーチェストガード(\933)のオプションも加えました。
実際着てみましたが……うん、なんだか鎧みたいだ。
生地自体はメッシュなので、真夏の走行でも涼しそうで満足です。
しかしサイズが2XLとは…少しは痩せないと駄目か??
とにもかくにも、これで立派なコミネマンか?!
あとついでにエアメッシュシートカバー(\1,595)も買いました。夏場に乗っているとお尻に汗かくのですが、これで完全に防げそうですわ。
アマゾンと違って送料(\735)かかりましたが、店によっては今回みたいにそれを込みでも安いところがあるので、しっかり調べるほどにお得なものですなぁ。

さて、今期のアニメが大体出揃いましたね。
ざっと1話だけを観てみましたが、結構豊作じゃないか??
とりあえず今期は次をチェックしようと思います。

アザゼルさん2期:安定感ばっちり
むろみさん:まさかアニメ化するとは。
翠星のガルガンティア:スルーかと思ったら最後まで一気に観れる良作だった。
進撃の巨人:マンガの方はなんか荒いけれど、アニメになるとここまで迫力出るとはっ。
レッドデータガール:絵が綺麗すぎる、なにこれ?? 内容は第2話まで見たけれど、どうもよく分からず。
はたらく魔王さま!:文句なしの今期NO1です。
マジェステックプリンス:思ったよりも面白かったので継続視聴。
変態王子:変態っぷりが◎
Devil Suviber2:なんだか妙に懐かしいテイストだわ。

あと継続視聴には入らなかったけれど、悪の花のEDがキモイ。
花が咲いたよ…♪は夢に出そうです。



あるけあるけ −2013年4月13日
今週はお仕事方面が展示会だとか色々重なり、かなりバタバタしておりました。
昨夜はそんないろいろが終わってお疲れ会で飲みすぎ、朝から若干お酒が残っていたのか頭がぼんやりです。
ふと外に出て空を見上げれば、雲一つない青空。
なので、近所のハイキングコースをうろついてみることにしました。
実は存在は知っていたけれど行ったことのなかった場所。
下山口駅を起点として、森に入り荒幡富士に至り、鳩峰神社から水天宮を通って八国山へ抜けるというコース。
実際に歩いてみると「あれ? もしかして場合によっては車の先回りできるんじゃ?」って感じで地元ながらに「表の道」と「裏の道」の2種類があることに気づかされた次第です。


まずは荒幡富士。富士山信仰から生まれた人造の山で、歩いて1分で登れます。
人造として富士を模造したものとしては、群を抜いて大きなものだそうで。
頂上からは遠く富士山も見えます、この日は見えませんでしたが。
所沢を一望できる、隠れた名所かと。


そこを抜けて森をしばらく歩くと一気に視界が拓けます。
右手に小学校、左手に緑を敷き詰めた広場と、こちらも町が一望できました。
こんな草原でブラスバンドの練習とかしているのを観ると、青春だなぁと感じます。


やがて車道やらなんやら乗り越えて進むと再び緑地に。
その奥には鳩峰神社あります。途中、トトロの森2号地もあり、自然が堪能できますよ。
鳩峰神社と隣接する水天宮は閑静で、凛としていつつも優しい雰囲気に包まれています。


そこから八国山緑地へ。
新田義貞公が休んだという将軍塚なんかもあります。八国山の名称はここから甲斐や上野、下野等の8国の山々が一望できたからだとか。
名称にはやはりしっかりとした謂れがあるものだなぁと。
ここまでくるとさすがに疲れがたまります。
ここからはややショートカット気味に自宅へ帰還。
総工程22,000歩、3時間の距離でした。
すっかり酒も抜けて、いい運動になりましたわ。
コース自体は分かりにくいけれど、その辺を解決すれば西武鉄道の広域に渡っての良いハイキングコースになると思うのだけれどなぁ。


穂高 明「かなりや」を読了。
心に傷を抱く様々なキャラクター達が織りなすささやかな物語。
主人公の少年はお寺の子で、あちらとこちらをさまよう魂にわずかに指標を与えるお仕事をしていたり。
ちょっと変わった物語群ですが、物理と思想をうまく混ぜ合わせた解釈なんかはしっかりしているな、と。
ただ惜しむらくは、最終章として主人公とサチの物語を加えればうまく締まったんじゃなかろうか?
医者のおっさんの話で終わっても、なんあ尻切れトンボ感があるんですよね。
よくできているだけに、最後がちょっと足りない感じで残念です。


アニメ「リトルバスターズ!」を観終えました。
伏線回収していないので最後に「リトルバスターズはサイコーだぜ!」とか言われても「…えー?」という感じの顔になってしまいましたけど。
原作では多分全然違うのか、もしくはもっとうまく演出しているんだろうなと思いました。
各キャラの掘り下げは良いのだけれど、来ヶ谷さんは特に深い話がないので「コーヒーの当てにキムチを食べる」味覚がおかしいヤツという認識のままでしたよ。
ともあれ、なんか思いっきり2期に引っ張りやがったのである意味すごく残念です。
世界の謎とかナルコレプシーとか、全員揃っていないといけないようなシーンに何人か欠けていたりとか、意味ありげなシーンや設定が特に触れることもないのはちょっと。
なんとなくABの時のような嘘くさい世界観だったので全部、理樹の想像上の世界だったーとかそんなオチかと思ってました。
とりあえず世界の謎の差出人は京介でFA?
2クール作品なのに消化不良というのは脚本が悪いと心底思わざるを得ませんでした。
2期である「Reflein」は見るかどうか微妙……。
青春は謳歌したけれど、それだけしかない作品ってのは寂しいものですね。



春のツーリングとハイキング −2013年4月7日
土日は暴風雨という予報が外れ、日曜日は朝から快晴!
なのでバイクを走らせて、遠出してきました。
目指すは道の駅「あしがくぼ」。そこから徒歩で日向山を登り、正丸峠を経て帰ってこようと思いましたが。
日向山を登るので精一杯でした。口から心臓が出るわっ!
体力がとことん落ちていることを実感しましたよ。


簡単に足跡をば。
バイクを置いて、白髭神社でお参りした後にハイキングコースである花の道をひたすら登ります。
途中、イチゴ狩りとかできるハウスがたくさんあり、ちょこちょこと人もいました。
でも歩いている人はいないなぁ。
そしてひたすら山道を上ると、やがて視界は拓けて正丸峠か日向山かの三叉路に。
この時点でかなり気分が燃えつきかけたジョーになっていたので、日向山方面に向かいました。
非常にゆっくり登ることしばし。ようやく日向山の頂上に出ました。
ここで前以て買ってきていたおにぎりで昼食に。ああ、風が気持ちいい(顔面から全身に至るまで汗だく)。
そこからやってきた道を背にして「風の道」をひたすら下ってやがて琴平神社に。
この時点でゴールであり出発点である道の駅が眼下に見えます。惰性でふらふらと帰還しました。


道の駅では名物と書かれた「たらし焼き」が100円で売っていたので、マテ茶と一緒に食します。
みゅーんと伸びるくらいにもっちりした生地に、マヨネーズとソースが入っていました。汗かいた後は美味いわー。
ここで急に来た雨をやり過ごし、再度バイクに乗り帰路へ。
まだ時間も早かったので途中に見つけた「秩父御嶽神社」へ寄ることにしました。
簡単な参拝と思って革ジャン来たまま向かったところ、その判断は間違っておりまして。
急勾配な石段が368段、待ち構えています。
東郷平八郎閣下を祭ってあるこの神社、一筋縄じゃいかねぇ。
与えられた挑戦に真っ向方立ち向かい、引いた汗を再度かきながら登ることしばし。
あと30段そこそこ。最後の鳥居を見上げると、そこには太陽がさんさんと輝いて登る私の目を焼きます。
多少ふらつきながらも登りきると、そこはなかなか気持ちのいい境内でした。
遠く、スカイツリーも見えたりします。しばしベンチに座って風にふかれながら木々の音を聞いていました。
んー、静かで良い。
都会の喧騒に疲れたときは、ここにくるとかなり癒されますね。
思わぬベストスポットに満足しつつ、まっすぐに帰路につきました。
この時期は暑くもなく寒くもなく、絶好のツーリング日和でしたよ。来週も晴れるといいなぁ。



iPod Touch その後 −2013年4月6日
iTouch4を一週間使用した所感などを。
WiFiにつながらないと、糞の役にも立たない。
言い換えれば、ネットにつながっていれば大抵のことができる。
ある意味、万能だがそれゆえに依存すると恐ろしい。
と、そんな感じで。
GPSついてるから地図とか見れるけど、地図データをDLしながら見るからやっぱりネットにつながってないと意味ねぇ。
そしてアプリもいくつか触ってみました。
とりあえず有名どころのゲームもやってみたので感想をば。

パズドラ
コハルさんもやっているけど、結構楽しい。
自分のキャラの育成要素もあるので、ただパズルを解いているだけじゃないのがいい。
ただしハマるかといわれると、そこまでじゃないかなぁ。

なめこ
にゅにゅにゅっと抜けるのがいい。
ただそれだけ。

ガールフレンド(仮)
よくCMやってるやつ。絵はきれい。声優さんが有名どころが妙にそろっている。
ゲームとしては操作性というか、なんだかよく分からない。
そもそもゲームとして成り立っているのか、これ??
ガワがよくても中身がない、そんなセングラな一本です。

とまぁ、そんあこんなで。



iPod Touch −2013年4月3日
「じゃじゃーん!」
そういってコハルさんが俺に見せたのは、手のひらサイズの長方形の塊だった。
「いやいやいや、塊って…ユウくん、もうちょっと流行に乗ろうよ」
なんでもiPod Touchとかいう、リンゴのマークの会社が世の中に放つ大ヒット商品とのことだった。
とはいえ、コハルさんの懐事情から2年前に出た型落ち品とのことだけれど。
「流行どうこうじゃなくて、衝動買いじゃ?」
「そんなことありませんよーだ」
なぜか額に汗しているコハルさん。
「で。それでなにができるの?」
俺はちゃぶ台の前で数学の宿題を進めながら問う。
「えっとね、天気が調べられるよ」
言われて俺は窓から外を見る。
「晴れ、と」
「あ、あとあと、温度とか、カレンダーとか、時計もついてるよ」
「部屋の壁に温度計とカレンダーと時計もあるけどなぁ」
「あぅ、あとは新聞も読めるしっ」
「毎朝、ポストに入ってる」
「うー、あとはねぇ……そうそう!」
ぽん、と手を叩いてコハルさん。
「パズドラできるよ」
「……ふーん」
それからというもの、時々iPod Touchをいじっているコハルさんを見かけたりするが、決まってパズドラをやっていた。
どうやら結局はゲーム機に落ち着いてしまったらしい。
猫に小判ならぬ、狸にiPodである。


そんなこんなでAmazonにてTouch4の16GBを16kにて購入。
主にすし詰めな通勤電車で使うので、5ではなく小さめな4にしました。古いほうがOS安定してそうだし。
先日のIIJimoと組み合わせて使用。おおむね満足です。
IIJimoは128kbpsですが、思ったほどストレスないし。時々途切れるのは、単に電波が弱いからの模様。
現在は仕えそうなアプリを探して遊んでいます。
ちなみにパズドラ入れてみました。思った以上に面白いです。ただのめりこむほどではないが。
コハルさんみたいにゲーム機で終わることのないように気をつけたいと思います。
ちなみにユウくんみたいなことを会社で言われました。言われてみればTwitterとかFBとかやる気ないし、そんなに無理して使うことはないんだよねぇ。

多分これで最後の今期アニメ感想。
リトバスとちはや2と直球表題ロボットアニメはしばらく続くのか?

まおゆう魔王勇者
魔王が歴代の魔王の魂を治めたところで終了、かと思いきや最後に伏線を張りまくってきやがった。
2期を狙っているのか? でも中身的には2期が来ても見ないと思う。
発想的には面白いが、かなり進んだ文明を魔王は持っていたわけで、そんな知識や文明を持つ魔族がなんでこれまで苦戦していたのかが疑問。
物語の根幹に関わる部分なので、最後まで??でした。
ネット発信の作品なので、その辺のノリも加味すると書き手の創作の楽しさは伝わってくるので○。でもアニメ化にあたってはもうちょっとしっかりすべきでは?と。

琴浦さん
基本重い中身を、それなりにコメディタッチで進めていった努力は良いと思う。
森谷の扱いがかなりぞんざいなのがちょっと…だが、円満にオチがついて良かったのではなかろうか。
きれいに1クールに収まった作品だと感じました。数年後には忘れていそうだけれども。

こんなところで。
4月からはまずはゴルゴをチェック。舘ひろしがゴルゴの中の人です。
あれ? なんか前に見たことがある気が……今期の新しいアニメではないのか??
あと過ぎてしまいましたが4/1のネタは各所いろいろやっていたみたいですね。
TypeMoonのHPを観たら路地裏ヒロインとかいうのがやっていまして、かなり大掛かりでした。
ここは年々凝ってきているなぁと。お祭りみたいなものだし、さわがな損損、ってやつかねぇ。



3月末 −2013年3月31日
頭上には満開の桜。
時折、隣を過ぎ去る車が巻き起こす風で、ふわりふわりと桜色の小片が舞い散る。
「なんだか、急に暖かくなったねぇ」
「そうですね」
隣を行くのはコハルさん。
今日の天候は彼女の名の通り、小春日和だ。
桜色のトンネルのさらに向こうには、きれいな青空が広がり、青と桜色のコントラストが美しい。
思えば今年はおかしな気候だ。年々おかしくなってきている気がするけれど。
つい先日までは真冬だったのに、急激に暖かくなってきて今日なんかは初夏の気温まで上がるという。
「寒かったり暑かったり、忙しい天気だ」
「でも良いこともありますよー」
コハルさんはそんな俺の言葉にこう告げた。
「こうして久しぶりのユウくんとのお散歩で、桜だけじゃなくて梅も見れるし木蓮も見れるし。いっぺんにまとめて観れちゃうなんて、お得じゃない?」
確かに。
季節が妙に早く過ぎたせいで、梅が散るより早く桜が咲き、桜が散るより早く木蓮や菜の花といった春後半に咲く花まで開花してしまっていた。
「お得、かぁ」
「そうそう!」
微笑むコハルさんはいつもにも増して嬉しそうだ。
そんな彼女を見れるだけ、確かにお得かもしれない。
「ところでユウくん。明日はエイプリルフールだよね」
言われて思い出す。そういえば今日は3月最後の日だ。
「どんな嘘をつきます?」
「そんなの今日言ってしまったら、明日の嘘の意味ないじゃないですか」
「んー、それもそうか。あ、ほらほら、オオイヌノフグリも咲いてますよ!」
手を引っ張るコハルさん。
うん、多分明日つく嘘を今日ばらしても、きっと明日まで覚えていないだろうなぁ。
引っ張られながら、俺は歳に似合わず無邪気な彼女を眺めてそう思う。
そして、彼女がいなければこうして春の花を見ながら散歩したり、季節が早くなったなぁ、なんて思わなかったことだろう。
「あのー、ユウくん?」
いつしか自販機の前で足を止めるコハルさん。
「花見しながらの一杯って、美味しいのよねぇ」
「缶コーヒーにしなさい」
「えー」
コハルさんは花よりお酒、だったようだ。


なんか急に暖かくなったり、対して今日は真冬日だったそうで。
小雨が降るか降らないかという怪しい天気の中、地元の花スポットをあちこち歩いてきました。
なんだかんだと、今年はいっせいに季節の花が咲いていてびっくりです。
こういう年って、夏はバカみたいに暑くなるんですよねぇ。
花粉症が早めに終わったのは助かりますが。

オンラインにてIIJimioの契約完了。
ノートPCにて接続試験。普通にHPを見る分には全くストレスなし。
そこでちょっと古いがW−ZERO3に無線LANをくっつけてアクセスしてみる。
……なぜか接続が確立されない。何でじゃ??
改めて普通の無線で接続してみたらつながる。壊れているわけではないようだ。
なんか暗号化とか設定が違うのかな??
とりあえず久しぶりにW−ZERO3でネットサーフィンしてみたら、処理が糞重い。
そういえば処理が恐ろしいほど重いから運用してなかったんだよな、と使っていなかった理由を思い出す。
そしてさくっとAmazonにてiPod Touch 4の16GBを購入。5と悩んだのですが、4の方が小さくてバグも出尽くされていること。
価格的に16kと試してみて失敗しても後悔なさそうな価格であること。
モバイルルーターが4のジャケットの形になっていることから選択しました。
5の方が性能がいいのは分かっているんだけれどね。24kだし。
ちなみに32GBは19〜20kだったのと、ぶっちゃけそんなにメモリ使わないだろう、ってことで16GBを選択。
一方で8GBは14〜15kだったので、あまり価格は変わりませんでした。廃盤っぽい扱いになってるしなー。
火曜日に届くらしいので楽しみです。

今日のラグナロク。


なんだかやることがあまりないので、ガンスリさんを作ってみました。
なんというか、特殊二次職は育ちにくいね。前に消してしまった術式の忍者よりも育成が大変そう。
銃器の炸裂音はカッコイイけどなー。
そんなこんなで、あっというまに3月も終わり、明日から4月。
SSでも書きましたが4月バカなHPがたくさんありそうで、そちらも楽しみですね。



ラグナ −2013年3月30日
昨日は会社において期末だったので、思い切り呑んで歌ってきました。
朝起きたら頭痛いわ……寝覚めをしっかりしてから歯医者で銀歯を入れてきましたよ。
歯医者には定期的に観て貰うのが一番ダメージが低くて済むよなぁ、と通っている間は思うのだけれど、行かなくなると面倒くさくなるもんですな。

久々にラグナロクにアクセス。
クエスト一覧が、ほとんどのクエストを網羅するようになったらしい。
魔法騎士のクエスト欄がかなりあふれ気味。さすが大部分をこなしているだけあるなぁ。
一方で、ギルドマスターズの方で魔石を使って下段装備「冷たい空気」をGET。
ダメージを受けないキャラが多いので、恩恵がちょっと分からないけれどグラフィックが動くのが良いかも。


さてアニメの感想の中盤戦をば。

たまこまーけっと
京アニじゃなかったら、きっと何がやりたいのかよく分からない作品になっていたと思う。
あと鳥がいなかったら、やっぱり記憶の残らないものになっていたかと。
そういえばデラとガンモの立ち位置って一緒じゃね?とかいう意見には賛成です。
のんびりほっこりな気分を味わえて、見ていて気持ちがいい作品でした。

はがないNEXT
一期より面白かったと思う。毎回のタイトルをどこかで聞いたことのあるライトノベルの題名と同じなのが楽しい。
最後はリカが友達になったのを僻んで、夜空が旅立ったってことかい?
三期につながる終わりかただなぁと思いました。2期はリカがヒロインの立ち位置だったなぁと感じます。

まほろ駅前番外地
ドラマ24の作品。映画での多田と行天の名コンビがドラマで楽しめました。
毎回ショートストーリーなのですが、役者さんがいい味出してます。行天のやる気のなさとかが特にGJ。
最後に「極力」→「何でも」に変わっていて、やっぱり真面目だよなぁと。
お話の流れ的にも参考になる部分が多かったです。

なんか最終回が来週に入ってからのもあるみたいね。
放送順延とかしたのだろうか?

万城目 学「プリンセス・トヨトミ」を読了。
映画でも既に観ておりましたが、ホルモー同様にたぶん原作と違うんだろうな、と思って読みまして。
案の定、原作と映画とでは異なりました。大部分の流れは同じなんですが、旭と鳥居の立ち位置がすっぱり入れ替わっている。
そしてどう解釈しても、流れ的に面白いのは原作の方。旭が鳥居の母ちゃん役になって警察に引き取りに行くシーンは笑えますし。
あと原作における「女はやっぱり全部知っている」ってのも、内容を理解する上であるのとないのとでは奥行き感が違うんですよね。
さて、ここで何故映画においてわざわざ立ち位置を入れ替える必要があったのか?
個人的な見解だけれども、やはり「映像」にあると思う。
映画におけるプロモーション映像で印象が強いのが、旭が無人の大阪の街を駆け抜けるシーンがある。
普段は人でごった返す大通りや、喧騒の絶えない黒門市場。そこには人っ子一人おらず、なぜかひょうたんが散らばっている。
まるで白黒画像のような静寂の世界に、息を切らして旭が走る。
非常に印象的な画像だけれど、原作にはこれはない。
映画の場合は「客が金を払わせて観に来た」時点で勝ちなので、印象的な場面を数多く導入する必要がある。
おそらくだが、この為に立ち位置入れ替えが起こったのだと思う。
乱暴な言い方をすれば、印象的な映像と、あとは力技で観る者を納得させてしまえばそれでいい。
確かに一理あるとは思う。
多角的な視点で全てが納得したとき、きっとその作品は傑作になるのだろうなぁ、とか思ったりしました。



感想 −2013年3月27日
未だに花粉症の影響っぽい喉の痛みが続いている。
あと疲れが取れん。これも花粉症の影響か?
とりあえず最近はとみに、起きる→仕事→帰宅→ぼっーとネットサーフィンもしくはアニメ鑑賞後に就寝、という流ればかりです。
気を取り直して、今期のアニメも次々に最終回を迎えるものばかり。
最終回を迎えたものに簡単な感想などを。

PSYCHO-PASS
終盤に向けて盛り上がっていく作品。シビュラの正体には驚いたが、その後の展開は予定調和ではある。
途中、変な作画もあったがDVDでは修正するそうなので全編に渡って安定した面白さとクオリティだったと思う。
完全に管理された世界の形の一つとして、面白い舞台だと思う。でも槇嶋の次の手であった食料関連テロは後出しじゃんけんっぽい気も。
確かに鎖国状態だから輸出入の制限はされていたかと思うが、自給でほぼ賄っていたとは。
あと虚淵作品にしては悲惨な人死は少なかったのが驚きでした。

THE UNLIMITED
腐向けかと思いきや、素直に面白かったです。さすが巨匠である椎名原作だけはある。
というか原作は初期の頃に読むのを止めた口なんですが、多分原作より面白いんじゃない?
むやみに萌えとか含めないのが良いのか、ストレートにストーリーが良いのか。
もしかしたら今期で一番面白かったかもしれない。
毎回微妙に変化するOPと、妙にかっこいい曲も素敵でした。
やっみっでしかさばーけーなーいつーみがぁあるぅぅー♪

ヤマノススメ
飯能を舞台にした作品なので、西武鉄道もバックアップしております。
3分アニメですが、同枠だった前作のてーきゅうがテンション重視のフラッシュアニメっぽかったのに対して、こちらはしっかり作られていた印象です。
各話ごとにしっかり話がまとまっているのも好感触。
これを知って、飯能に観光客が来るといいですなぁ。ちなみに実際との再現率は非常に高いです。

石田とあさくら
こちらも3分アニメ。半分くらい見逃していました、放送忘れるわ。
なんというか、花屋とおっぱい? そんな印象。面白いんだが、中身はない。

へうげもの
地上波で観ておりました。時々見逃していましたが。
原作はまだ続いていますが、アニメでは利休の最期で終わっているんですね。
古田織部の武人と趣味人としてのせめぎあいとか、何気に新しいものを作っているとか、功名心による失敗とか意外性とか、ひっくるめて楽しい作品です。
結局何話まであったんだろう、ずいぶん長い間やっていた気がする。

これで半分くらい。
今週から来週にかけて大体最終回を迎えそうです。

有川 浩「阪急電車」を読了。
題名通り、関西の今津線を舞台にした電車における人々の物語。
読了後、ほっこりしました。するすると文章が目から頭の中に入ってくる、ものすごい読みやすさです。
ベースはショートストーリーの連作ですが、それぞれに絡ませあって1本の作品にしています。
上記ヤマノススメのように実在の舞台を踏まえてのお話なので、それに沿って電車に乗るのも良いかもしれないと思ってしまう。
本当に普通の日常の、たまたますれ違った乗車客同士のその場での物語や、そこから始まる物語。
ほっと一息つける作品でした。図書館戦争より面白いんじゃないの?



IIJmio −2013年3月24日
携帯のプラン変更を考えている中で、イオンが売り出しているIIJmioを改めて調べてみました。
いわゆるDocomoのサードパーティというか廉価版というか、128kbpsの通信機能ですがDocomoのネットワーク網を用いて常時接続しても月980円というもの。
うーん、ちょこっとネットサーフしてメール送受信するくらいな現状だと案外使えるんじゃね?
ということで、ちょいとこのIIJmioを試してみることにしました。早速近所のイオンにSimを買いにいきます。3150円也。
ちなみに現在キャンペーン中で、標準SIMで契約するとモバイルルーターがついてきます。iPodのケースにもなっているものですが、そのままでも使用できるのでお徳かも。
買ってきただけでは使えません。
ネットでIIJmioと契約し、設定することによってその日から使えるらしい。
らしいというのは、設定が面倒なので今日はSIMを買ってきたまででってことで。
そして帰り道に現在のAUの「1000円プラスで1000円分通信が無料のライトプラン」を390円のものにグレードダウンし、安心保証の300円を切る契約変更をしてきました。
そんな訳で携帯電話は今でもそうでしたが、話すだけのツールに特化しております。


近所の枝垂れ桜の有名なお寺までバイクを飛ばしました。
んー、やはり枝垂れ桜は普通の桜とは違う「色気」のようなものがありますな。
イメージ的にはうなじに髪がかかっているような感じ。
ただソメイヨシノや八重みたいに満開!って感じに咲きまくっているようにはならないのがちょっと寂しいところですが。
うーむ、春ですなぁ。



墨田公園 −2013年3月23日
天気もよかったのでお花見に墨田公園に行ってきました。
いやぁ、人も多い。とにかく多い。
桜は満開できれいでしたよ。夕方から焼き鳥屋で呑んだ後に夜桜も見たんですが、スカイツリーが桜色にライトアップしてまして。
主役を奪いにきよったわい、なんて恐ろしい子っ!


墨田公園だけでは歩き足りないこともあり、浅草寺やその周辺もふらふらしてみました。
ホッピー&モツ煮を食べさせてくれるお店が多いんですが、名物化してしまっているので本当は安いはずなのに妙に高いという不思議現象も。
ちなみに写真は「たぬきさま」の祠。とはいえ、コハルさんみたいな狸を祭ったものではないです。
由来は…酒の飲みすぎで忘却のかなたですが。浅草寺に面したところにある、賑やかな区画の中にぽっと生まれた静かな場所でした。


久々に西尾維新作品を読みました。アニメでは化物語とか刀語とかありましたけれど。
前に読んだのは確かクビキリロマンチスト。今回読んだは「少女不十分」。
表紙がリコーダー吹いているランドセルの少女です。うん、なんかロリだネ。
さてさて内容なのですが、うーん、前にも増してウザい。とてもウザい。
AがBだ、という表現がAが〜〜〜Bだ。ともすればCが〜〜Dであり、そしてAがBだ。
とかそんな感じで表現が遠回り+重複+なんか時には戻ったり、はたまたぜんぜん違う小話になったり。
そんな文体に慣れた頃には、物語は終わりに近いのでした。
ストーリー的には主人公の性格というか、気質というかは分からないでもないけれど、結局どのへんで折り合いをつけるかってことじゃね?
意固地になってこじらせた結果、こうなっているけれどそれはそれで1つの選択肢ではないかと。
主人公も少女も確かに変わってはいるが、変わっていると自覚しているだけ救いはあると思う。
あとがきには「書くのに10年かかった」と作中とリンクする表現がありましたが、なかなか小憎らしい演出です。
ちなみに普通の作家さんが書けば原稿用紙30枚位で終わる作品だと思いました。
さすが西尾維新クオリティ。そこにしびれるあこがれるー。



春分の日 −2013年3月20日
祝日。先日呑み過ぎたので午前中は半分死亡。
午後から散髪に近所へ足を伸ばしました。


ポトマックの桜との銘がある、結構有名な一本らしい。
なんか満開。他の桜はまだつぼみとか、ちょっと咲いているくらいなのに。
確実に春になりつつありますな。
そして相変わらず喉が痛い。物を呑みこむのもやっと。
花粉症の症状のようだが、今年は酷いなぁ。

「もやしもん」手持ちの11巻まで再読。
農大を舞台にした菌の見える男の話。農大という何が出てくるか分からない場所を舞台にした、酒好きには勉強にもなる作品。
実際に菌関連は詳しく語られているので、世間的にも高い評価を得ている作品だと思う。
オクトーバーフェストまでが最高の盛り上がりを見せ、作画もびっくりするくらいの精密さを見せる。
が、以降のアメリカ編から始まりミス農大落としを経て、現在連載中の日本酒の製造についてはそんなに面白くはない。
というか説明が多く、ストーリー的には中身が薄い。さすがに10巻を越えてくると息が切れるものなのだろうか?

ドリフ3巻とよつばと12巻が出てましたね。
どちらも安定の面白さ。ドリフの方は黒王の正体ってやっぱりアノ方なのかな?
もしそうであったとするならば日本では問題ない(?)けれど、欧米でどんな反応あるかが恐ろしいところだ。



さくら −2013年3月17日
学校からの帰り道。
緩やかな上り坂の道で、俺は足を止める。
先にいた女性は俺の視線に気がついたのだろう、こちらに振り返って微笑んだ。
「お帰りなさい、ユウくん」
「ただいま、コハルさん。こんなところでどうしたの?」
問いに、彼女は顔を上に上げる。
釣られて見上げれば、頭上の先に枯れた枝。
坂道の両脇に植えられている、桜の木々の枝だった。
「今日、東京では開花宣言出たそうなんですよ」
「へぇ」
枯れた枝かと思ってよくよく見れば、確かにそこには硬く閉ざしたつぼみがついている。
あと数日、もしかしたら明日あさってにはこの坂道も例年通りに桜のトンネルと化すだろう。
「お花見、来なくちゃですね」
彼女の言葉に視線を戻す。
「今度の週末あたりには咲いてるかな」
「楽しみですねぇ」
この桜並木だけではない。近所の公園や、ちょっとした桜の名所で名高い湖沿いの公園には出店も出るだろう。
最近は暖かい日も続いている。コハルさんとのんびりと満開の桜を眺めながら各所を回るのも良いかもしれない。
「ホント、楽しみ」
再度呟く彼女の横顔。その心が読めた。
「花見酒が?」
「い、い、い、いえいえ、そんなことあるですよ?」
「あるんじゃん」
春の足音が大きくなってきている。



さっさと春が来て、花粉も飛びきってくれると良いのになぁ。



ほぼ初期化 −2013年3月16日
PCの動きが遅くなってきたので、工場出荷に近い時点まで中身を戻しました。
OSのアップデート等を行い、ほぼ復活。
……んー、あまり変わっていないような。OS自体が重いようだ。

通信教育であるところのVBAのテスト後半を終了。
とりあえずプログラムをなんとなく「読める」ようにはなったと思う。
書けるかどうかは微妙。実際に需要ができて、テキストを手にしながらだといけるような、そんな感じ。

綾辻行人氏「眼球綺譚」を読了。同名の短編を含む短編集です。
ちなみに前に放映していたアニメ「another」を書いた方でもあります。
ミステリの分類に入るそうですが、あとがきにもあったように怪奇譚に属するものではないかと。
全編に渡って「由比」という女性が必ず出てくるあたりが、漫画家の巨匠・高橋葉介氏の描かれた「学校怪談」の山崎みたいなノリです。
どの短編もすごく丁寧に書かれていて読みやすく、分かりやすい印象を受けました。
正攻法で書き上げてくる作家さんというイメージです。

相変わらず花粉症がひどい。
くしゃみと鼻水、咳が止まらん。あと喉も相変わらず痛くなってきた。
もしかして風邪がまだしっかり治っていないのか??



ジーク −2013年3月13日
出張先で仕事が終わり、駅で買った桃果汁50%のジュース(\140)。
福島産の桃だそうですが、すげーうまい。
ネクターほど甘苦しくなく、まさに上品な味。
よく知らない飲み物との出会いはふとしたきっかけで生まれるのが嬉しい。


ふと立ち寄った書店で天望 良一氏「亡国のジークフリード」の既刊1〜2巻を購入。
なんか「ライバル」とかいう雑誌で連載している作品らしい。題名からも分かる通り、古代東欧のニーベルンゲンの歌を題材にした作品です。
あくまで「題材」です。忠実な漫画化ではありません。
勇敢で誇りを重んじる騎士ジークフリードの物語なのですが、ドが付くほど王道。
邪竜ファフナーと相対するも、相手が武器を持っていないからといって竜相手に素手で戦います。
さらに浴びたら不死身となるファフナーの血を「不死身はフェアじゃない」といって洗い流します。
うん、原作もびっくりな展開ですね。良し(グート!)
そんな豪腕で誇り高い騎士の物語。私的にツボにはまっています。力強い作画力も素敵ですね。
なにげに騎士3人でかかっても大苦戦した感謝騎士の次世代Ver達は、あっという間に十把一握扱いされているのは驚きを通り越して感動すら覚えましたが。
お勧めの作品です。



花粉症 −2013年3月12日
コハルさんの白い鼻から鼻水が漫画の様に垂れていた。
ズズーッとすするが、またプラリ。
コタツに入って彼女と向き合い俺は見つめているが、とてもヒロインとは思えない言動である。
「コハルさん、調子悪そうだね」
「へくちっ!」
小さなくしゃみで返事をする。
「もしかして花粉症?」
「んー、ぞうがな?」
鼻声での返事。
くしゃみ鼻水、それに鼻づまり。
そして外は春一番と称して、どうも行き過ぎた感のある突風が吹き荒れている。
近くの杉が多めに生えた山からは、目に見えて黄色い帯がぶわっさぶわっさと青空にたなびいていた。
「タヌキも花粉症になるのかな?」
俺のつぶやきに、コハルさんはティッシュを一枚つまんで鼻をかむ。
「流行に敏感なんですよーだ」
なんてことを言って、鼻紙をゴミ箱にシュート。入らずに畳みの上に落ちた。
「杉の木も子孫繁栄に必死なんだろうね、ちゃんとゴミは拾って入れてよ」
とぼとぼとコタツから出てゴミを拾うコハルさんは、ふと思い出したように俺に言う。
「ユウくん、私……杉に傷物にされちゃった……」
それも、なよなよとその場にくず折れながら涙目で。
何言ってんの、この人。
「こんな私だけど……貰ってくれる?」
のしをつけて返してあげます。
とは心の中で言うだけで、実際には無言で見つめ返していた。
「……冷たい、冷たすぎるの、ユウくん。というかすごい寒い、頭痛い」
「ちょ、コハルさん?」
そのままパタリと倒れた彼女の額に、手のひらを当ててみる。
む。
「風邪、引いてるんじゃないのかな?」
「あー、そうなのかな? 風邪なんて引いたことないから分かんないわー」
結局、コハルさんは丸一日寝込むことになった。
治って曰く「ユウくんがおかゆ食べさせてくれたから幸せー」とのこと。
それはきっとコハルさんが夢の中で体験したことだと思う、と俺は力説しておいた。


今年の花粉症はきついです。
なんか喉も腫れてます。って風邪じゃないの?
そのせいか、仕事疲れの被ダメも半端ないので、帰宅してすぐ就寝が続いています。
いくら寝ても眠いぜ!



スキー −2013年3月10日
土日を使って会社の気の合った仲間達とスキーに行ってきました。
場所は去年と同じ水上にあるノルンスキー場。宿も一緒でした。
土曜日の朝早くに新宿集合で車にて出発したのですが、関越がえらく渋滞しており、到着したのが11時。
本当は9時ごろ着く筈でしたが、見込みが甘かった!
土曜日は観測至上最も早い夏日だったそうで、スキー場も暑かったです。
夕方になるとうっすら肌寒いですが、雪の上でこれなので東京の方はえらく暑かっただろうなぁ。
なお雪はシャーベットっぽくなっていて、滑りやすいかというと微妙。
いつものビックフット(カービングより短くて太い奴)で滑っていましたが、スピードは出にくかったなぁ。


翌日は水上〜月夜野あたりをうろうろしてあちこち寄った後、池袋で解散。
この日はこの日で突風が吹き荒れてホコリが畑を中心に舞い上がり、空は青空なのに空気はまっ茶色。
杉の木からは黄色い花粉が帯状に漏れているわで、花粉症の私としては地獄でした。
なお煙霧という珍しい現象だそうで、だからといって二度と遭遇したくはないですな。



赤プリ −2013年3月7日
お仕事関連でホテルニューオータニで展示会。
裏には赤坂プリンスホテル、所謂赤プリがありました。
過去形なのは、現在解体中だから。解体方法が下から順に潰していく変わった方法で、だんだんと建物が低くなっていくのだとか。
珍しいので写真を一枚。今年の中頃には、この大きな建物がなくなっているというのには驚きなのです。


この日は打ち上げで死ぬほど呑みました。
気がつけば駅を乗り越し、終点の一つ手前の元加治駅で途方に暮れる。
むしろ終点まで行った方が良いくらい。駅前には何もないし、というか畑だし。
延々と歩き、行政道路を見つけてさらに歩き、なんとなく見覚えがあるところで家族に救援頼みました。
タクシーも止まりもしない(深夜におっさんが一人で歩いていたら、怖くて止まらないと思うが)。
かなり歩いたのですが、酔っているので全然疲れない不思議。
翌日、なぜか筋肉痛でしたが。
お酒はホント、程々にしないといけないね。



Capeta −2013年3月6日
月刊マガジンにて連載していた「Capeta」が10年を経て終了。
曽田先生、誠にお疲れ様でした。
マカオで、とうとうカペタとミナモトの勝負がついたところで物語が終わった訳だけれども、ちょうどいいタイミングだと思う。
最後の作者のコメントにもあったが「F1にまでいくところが想像ついた段階で終わらせたい」というのはその通り。
物語的にはカペタがF1にいくまで、そして行った後も楽しいシナリオは描けるだろう。
けれど、コイツこれだけ強ければF1行けるな、と読者が思った段階でこの作品は終了だと思う。
もともと幾多の困難を経てF1の世界を目指す!という進め方で、その成長を楽しむ作品だ。
俺強い設定だけだとしたら、ここまで面白くもないし10年も描く方も持たないだろう。
そんな訳で、最後まで美しい作品だと思いました。


月曜日は山形のお客さんへ出張。
雪はやんでいて、青空が綺麗でした。でも残雪すげー。

写真は歩道橋の歩道の先。うまく写っていないけれど、途中の左折の階段降りるしか道がないです。
街中で歩く場所がほとんど決まっており、一本道のRPGのマップみたい。
無理して雪の中を進もうものなら、スーツが汚れて体力ならぬ耐久度が落ちます。
でも雪かきしてあるところはきっちりアスファルト見えていて、滑らないんでよね。これはすごい。

この日の夜、新幹線往復の長旅が効いたのか高熱発生。
昨日は寝込んでいました。
インフルエンザじゃなかっただけ良かったかも。
丸一日眠り続けたおかげで、本日は全く眠気もなくお仕事を終えました。
普段、なんだかちゃんと眠れていないのだろうか?
今日ほど意識がはっきりと「覚醒!」って感じで保っているのは久しぶりです。
とりあえず今日も早めに眠るとしよう。



ひなまつり −2013年3月3日
「確かこの辺だったんだよな」
薄暗いレンタルボックスの中、俺はかすかな記憶をたどって2つの木箱に到達した。
人の頭くらいの大きさの木箱。その蓋には墨で達筆に「お内裏様」と「お雛様」と書かれている。
それらを抱え、俺はレンタルボックスを出る。
ばあちゃんが亡くなってから遺品整理は大部分が済んだが、どうにも処分できないものはやはりある。
それらはまとめて近所のレンタルボックスを一つ借りて保管しているのだ。
かつての鉄道貨物を利用したそれはかなり広い。がしかし、処分できない遺品はそんな広い貨物の中にみっちりと詰まっている。
いつかは完全に処分しなくてはいけないのだろうが、何に使うか分からないものも多く手が出せない状態だ。
「コハルさんなら分かるものもあるかもしれないな」
現に今俺の両手で抱えているものは、彼女がいなければ決して出してくるものではなかったはずだ。
俺はかなり持ちづらい2つの木箱を重ねて持ち直し、改めて家路に着いた。

コハルさんがじっとTVを見ていた。
正確には放送されているニュース番組の特集コーナーだ。
つられて見てみると、大手かつ老舗人形メーカーによるひな壇の製作番組だった。
コハルさんもタヌキとは言え女の子。やはりひな祭りには興味があるのだろうか?
「ねぇ、ユウくん。前のおうちに立派なひな壇あったんだけど知ってる?」
TVを見ながらコハルさん。
「あったのは知ってるけど、俺は男だから広げたところは見たことないなぁ」
「そっかー」
その会話はそれで終った。
後日というか今日だが、俺は学校帰りにひな壇が確かしまわれていたと思うレンタルボックスに足を運んだ。
全部は出せないけれど、せめてお内裏様とお雛様くらいは出して、コハルさんの喜ぶ顔を見ておきたい。
ただそれだけだった。

夕方だからか、交通量が多い道路脇を歩く俺は反対車線にこちら側へ歩いてくる彼女の姿を見つけた。
亜麻色の髪を1つにまとめてくくり上げた、白いワンピース姿のコハルさん。
その上から俺のジャンパーを羽織り、右手には買い物籠を提げている。大根の葉っぱが覗いているので今夜はおでんかな?
「コハルさん!」
俺は歩きながらも声を挙げる。彼女は足を止め、きょろきょろと辺りを見回し、俺に視線を止めた。
途端、あ、とか、え、とかそんな形の口をした。
意味が分かるよりも先に、俺は目の前に立っていたバス停の標識に激突する。
2段重ねの木箱のお陰で前がしっかり見えなかったのだ。
そして上に重ねてあった木箱がぽろりと、俺の手から落ちる。
「あ」
上の段の木箱――お内裏様の入っていたものだが、それは斜め前へ放物線を描きながら落下し、ごとりと重たい音を立てて車道に落ちた。
次の瞬間にはなんとも間が悪いことに荷台に土砂を積んだダンプカーが木箱の上を走り去る。
破砕音よりもエンジン音の方が大きかったと思う。
後には見るも無残な木箱と、轢死体となったお内裏様の姿が残されたのだった。

「んー、運が悪かったよね。でもその気持ちはありがとう」
困った顔をしたコハルさんを前に、俺は苦笑いを浮かべざるを得ない。
俺たちは部屋に戻り、修理の目処が立たないお内裏様をビニール袋に入れて溜息を吐く。
「でもよりにもよって落としたのがお内裏様の方だとはね。逆だと良かったのに」
「??」
コハルさんの言葉に俺は首を傾げる。
彼女は新聞に挟んであったチラシの1枚を取り、丁寧に何かを折っていく。
俺はとりあえず無事な方のお雛様の箱を開けた。
「あれ?」
箱の中身は空だった、いや。
「これは?」
底の方に貼りついたように入っていたのは、赤い折り紙で折られたお雛様だ。
それもかなり古いもののようで、お雛様の裾の部分は赤色が変色して朱色になってしまっている。
「はい、ユウくん」
言って横からコハルさんが白く折られたお内裏様を渡してくる。
「これは?」
「ずっと前に私ね、アヤちゃんのお雛様を壊しちゃったの。でもアヤちゃんは笑って赤い折り紙で代わりのお雛様を折ってくれたんだよ」
テーブルの上に立つ、ばあちゃんによって折られた古くて赤い折り紙のお雛様。
その隣にはたった今、コハルさんによって折られた白いチラシ製のお内裏様。 「壊れちゃったのは残念だけど、お似合いになったのかもしれないね」
そう言って微笑むコハルさんに、俺もまた同じ種類の微笑を浮かべていた。
折り紙のお内裏様とお雛様は、この日からタンスの上に飾られている。


そんな訳でひな祭りのお話でした。
私自身はまったく縁がない行事ですがな。

手持ちの中村 光「聖☆おにいさん」8巻まで再読了。
ブッダとイエスの日本降臨&ゆるふわ生活を描いたギャグマンガです。
神様がたくさんいて、かつ無神教な人が多い日本だからこそ成り立つ作品ではないかと。
中身をしっかり楽しむ為には、ブッダとイエスを教祖とする2大宗教をある程度知らないとNG。
事前準備としてはブッダの方は手塚治虫大先生の作品を読めばよし。イエスの方はなんか適当にそれ系の漫画を読んでおけばいいかと。
しかしこういった作品はそれぞれの宗教関係者が読んだ場合、どう感じるのかが知りたい。
NGなのか、笑うのか。仏教の場合は「あるかもねー」って感じかもしれない。
キリスト教の方は意見が大きく肯定と否定に分かれそう。
ちなみにイスラムは出さなくて正解だと思う。あそこは数%の過激派がシャレにならん。
こういうのでしっかり笑える人とは、良いお友達になれると思いました。



いつのまにやら −2013年3月2日
颯爽と三月到来。
昨日からすごい風で、さらに花粉が本格化してます。くしゃみがぁぁぁ!
先日の初回限定版はしっかり届きました。よかったよ、買い逃さないで。
あとバイクに時計を設置しました。
留め金が微妙に径が足りないっぽかったが、力づくで設置。
結構かっこよく仕上がりましたよ。

森見登美彦氏の「四畳半神話大系」を読了。
過去にノイタミナ枠でやっていたアニメの原作で、当時は良く分からずに1話で切ったやつ。
しっかり読んでみるとなかなか面白い。
内容は、ダメダメな大学生活を送る3年生になってしまった主人公。
2年前の入学の際に4つの候補の中から選んだサークルで、もしもこっちのサークルを選んでいたら、ってなお話。
ifという4つの並行世界の中で、結局のところ行き着く結果は同じ。
邪悪だけれども満喫した生活を送る小津くんや樋口師匠。黒髪の乙女?な明石さんといった強烈な個性を持つ者たちに囲まれて、でもそれはそれで楽しんでるんじゃありませんか?
んー、愛だね。いらんか、そんなもん。
お話の舞台は京都で、個人的に鴨川ホルモーの世界と交差しながら読んでいたのでイメージがカオスです。
魔都?

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