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ベットが届く −2016年3月26日
現在使っているベットが10年以上経過し、腰の部分がなんか沈み込んでいて寝ていると体がどうも休まった気がしない。
そこで新しいのを買いまして。
今回は2つ折りタイプではないので、部屋に運び込むのに苦労しました。
しかし良い寝心地が体験できそうですわ。

昨日まで1泊2日の急な韓国出張でした。
スゲー疲れたわー。
本日は来週末のゴルフに向けての打ちっぱなしの練習を。
少し分かってきたような気もする(いつも言ってるな)。
さて、今期アニメがぼつぼつ終了してきているので、簡単な感想をば。

*ルパン三世
しっかりとルパンしてました。オリジナルキャラもそれなりに濃く、巧く馴染んでいたんじゃなかろうか。
レオナルド・ダ・ヴィンチのイタリア中の人間に彼の夢を見せるという最終話は、これまでのエピソードもしっかり内包していて良かったと思う。
作画も綺麗で、シリーズのオマージュとはこういうもんだなぁと感じました。あとパチンコマネーは凄いなぁとも。

*へヴィーオブジェクト
超絶無敵兵器「オブジェクト」をオブジェクトを使わずに様々な方法で「破壊」する2人組のお話。
なかなか面白い。ちょっと無理だろとか思うのもあるが、基本的に頭を使って何とかするのが良い。
あと萌え要素が少ないのも良い、あるにはあるんだろうけど、みんな口が悪いしなぁ。

*GATE2期
1期にも増して自衛隊TUEE!な感じ。
魔法とか巧く駆使すれば何とかなるんじゃないの? 王子が短絡すぎてダメすぎる。
取り巻き連中も顔色しか窺わないので、帝国サイドは人的にあまりにも恵まれてないなぁと思いました。
俺TUEE!が好きな人には良いかも。あと最後にカップルできすぎじゃね?

*僕だけがいない街
タイトルの意味が最後に分かった。僕だけがいない時間はそれだからこそ、彼の宝物になるのだろう。
過去に戻るリバイバル現象をうまく取り扱った作品だなぁと感じました。あと最後に「友達と仲間は違う」というのは良いですね。
ちなみに最後に確定した時間軸だけ見ると、先生は筋弛緩剤を仕込んだのと彼を殺そうとしたことだけが罪なんですよね。
すぐに出てきそうですなぁ(おぃ)。

とりあえずこんな感じです。



ちょっと遠出 −2016年3月20日
三連休中日の本日は春分の日でもあり、小春日和でした。
そこでいつものバイクで軽くツーリング。
越生の越生梅林にてかなり咲き終わりに近い梅を見る。
というか、この辺りは梅が多いので、そっちを見た方が綺麗に咲いていたりします。

 

佐藤酒造で今年のお酒と濁り酒を購入。あと梅干しも。
梅干しは最初の一口は梅酒に入っている梅みたいな香りだけれど、やっぱりしょぱいし酸っぱい。
その後、黒山三滝に。
天狗滝と、その上にある男滝と女滝の2連です。

 

近くに会ったお食事処でお昼ご飯として「ひもかわ」をいただく。
太いうどんみたいな感じ。キノコや山菜が入っていて美味しかったですわ。
その後、鎌北湖→宮沢湖に寄って帰ってきました。釣り人しかいねぇ…。
案外走ったなぁ。しかしくしゃみが止まらないです。花粉がぁぁ!



よみよみ −2016年3月18日
上遠野シリーズを相変わらず読んでおります。
6作品の感想というか、自分メモをば。

*ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師
アイスクリーム道とも言うべきか。軌川十助こと失敗作のスーパービルド「ノトーリアスICE」の自立までのお話。
緑色の肌を持つ彼は、典助に匿われて生きてきたが、典助の死後に寺月恭一郎に見出されて自身の特技であるアイスクリームショップを開くことになる。
その過程で、天才料理人である楠木 玲、レポーターである古北 園子、サポート役である景山ことキャプテン・ウォーカー、高名なデザイナー蝉ヶ沢ことスクイーズ、材料提供の商人マルコことスプーキーEなどと出会うことになる。
彼のアイスクリームは玲たちのサポートもあって爆発的に売れるが、最終的には謝恩イベントでやらかして会社は倒産することに。
本来であればイベントで範囲殲滅型のキャプテンによって全員殺されるはずが、ブギーポップによって景山が狩られる。
スプーキーの助言で動いた十助はスクイーズによって死に掛けの傷を負い、その緑色の血によってイベントが阿鼻叫喚に。
全てを失った彼は驚異的な再生能力で傷を修復して山中に潜伏。そこで飛鳥井と出会うこととなる。
同時並行で十助を取材した記者・野々村春人はつぶれたアイスクリームショップの裏事情を知ることも含めて十助の取材を行う。
実は彼はスプーキーEの端末であり、すでにEは死亡していることで指令だけを果たしていた。指令の内容は不気味なものの調査、すなわちブギーポップについて。
取材の過程で藤花と出会い、共に行動することに。過去の十助の取材を続けるうちに、彼の今は使用していないオフィスに到着。
そこで藤花ことブギーポップにEの名前を出されて兵器化。ビルごとつぶれる中でコントロールは解け、凪に起こされて終幕。
そんなことが下界でおきている中、飛鳥井と隠居生活の十助は己を見つめ直す。
十助のアイスは心の傷を癒すのだが、それは傷を見ないようにする事と同意義であり、すなわち他人に興味を持たなくなることにつながる。
ひいては世界の停滞につながることでもあり、ブギーポップにとっては抹殺対象な能力だった。
隠居生活の中で彼は玲のお菓子を食べることになる。それは十助の味であり、玲の味ではないことに激怒して下山。
それを感知したスクイーズを前にわざと大怪我をして死んだことに見せかける。
その時点で彼は己の能力に完全に開眼しており、スクイーズの心の傷となることで認識されなくなる。
それを生かして玲に接近。彼女の根底にある味を思い出させて蘇らせることに成功する。
なお玲のアシスタントに綾が頑張っていたりするのは余談。
最後にブギーポップと対面するが、十助は傷を気付かせることにその思考を割いており、能力は危険だが悪用する性格ではないと判断したのか戦うことなく終了。
今では彼は不意に街中に現れて、人々の心の傷を気付かせる為にアイスを配っている。
そんなお話でした。あのスプーキーが十助を気にかけていたりするのが印象的です。


*ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕 & ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生
2巻立ての物語。一言で言うとイナズマvsフォルテッシモの話。
かつて霧間誠一の本で自らの使命を自覚した「他人の能力を覚醒させる」少年は後にサイドワインダーと名乗る男に発見されて、モ・マーダーに殺される。
死に際に採取された彼の精神パターンは彼のコピーとなって生命エネルギーとして存在することになり、特定の周波数をもった「生物」としてエンブリオを言う名を持ち統和機構から持ち出されることになる。
エンブリオが逃亡者であるサイドワインダーから少年・穂波弘の手に渡ることで物語が始まるという流れ。
サイドワインダーは統和機構のフォルテッシモから致命傷を得るも、逃亡。仲間であったパールを主格とするダイアモンズも裏切ることで完全孤立。
なお最強さんはスプーキーEの調査に来ており、その終了後にスクイーズからエンブリオ回収の命を受けていた。
サイドワインダーの死と引き換えに弘の手に渡ったエンブリオはしかし、姉の顕子とそのバイト仲間である孤高の青年・高代 亮と出会い様にダイアモンズに襲われる。
それを撃退する中で凪と出会い、亮は彼女の師であり尊敬の対象である榊原の存在を掴み、接触。
その流れで正樹と出会い、親友に。その仮定でエンブリオと接触していた亮は「死線」の能力を掴みかける。
一方、同時並行で穂波姉弟の下にはダイヤモンズの手が伸びるが、フォルティシモにより救われる?
ギリギリのところで亮に会いに外に出てしまった顕子は弘とは別行動となる。
亮と正樹は顕子に化けたパール率いる暴走団に襲われるが軽く撃退。しかし同様に操られた警官も現れ、彼らは殺しの犯人にされてしまう。
それをラジオで知った本物の顕子は混乱。その過程で家出少年・本木三平がカウントダウンの能力に目覚めてしまう。
その影響が亮達を包囲する警官にも波及してしまい、大混乱発生。そこにフォルティシモも参戦し、亮をかばった正樹は大怪我を追ってしまう。
警察に収監される亮と、フォルティシモに同行することになった顕子に化けたパール。そして弘少年。
3人は豪華なホテルの最上階に待機し、エンブリオの動向を観察することになる。なおそこでは瀬川風見ことスワロゥバード(他人の表情から敏感に意志を判断)と接触したりするが余談だったり。
一方、本物の顕子はセーフゾーンで一人隠れているが、実は彼女はかつての水乃星に従った巫女であり、しかしその記憶は欠落している。
彼女が目覚めようとしている能力は生命エネルギーの可視化。その過程で死に掛けていた三平を救い、潜在的な自殺願望を持つ女性を救う。なお顕子は過去にエンブリオの本体と面識がある模様。
三平の暴走はブギーポップの脅しのような攻撃で消失。
警察に収監されたイナズマは健太郎によって保釈され、イナズマと戦う舞台を設定されることとなる。 決闘の場は寺月の手の入っていたスフィア。
そこでイナズマ、フォルティシモ、パール、顕子、弘、そしてエンブリオ、ブギーポップが揃うことなる。
ここでは主に、@イナズマとフォルティシモの戦いは、舞台演出のおかげでイナズマ辛勝 A顕子→パールでエンブリオの移動があるが、その直後にブギーポップに
パールは対面して恐怖でエンブリオ投げ捨て Bブギーポップからエンブリオがエジプト十字に移され、フォルティシモに C顕子はイナズマに能力を使って救う際、手首に生命が集まっていることを発言&能力消失 D顕子と弘はスフィアから脱出
勝ったイナズマは満身創痍ながらもフォルティシモの攻撃で傷の塞がらない正樹の病室へ。
彼の生命の半分を用いて正樹を救うが、今後彼は死にやすい体質となる。このタイミングで正樹には顕子と同じく生命エネルギーが見える能力が発現した模様。
そして傷を負ったフォルテシモはエンブリオを首から提げつつ、ブギーポップに約束をすっぽかされて泣いていた。
そんなお話。
最後の最後で弘には自身で自覚なく彼の望むように状況を進展させるという能力があることが明かされるが、彼自身コントロールできるものでもなく、周囲それぞれの思惑が主体で動くので微妙。
空気読める奴だと最強かもしれないが、そもそも能力が発動しているかどうかも分からないので、それは能力と言えるのか?
最初にも述べた通り、フォルティシモの能力的な強さとイナズマの意志の強さを描いた物語でした。
強いってのは果たしてどういうことなのかねぇ。


*ブギーポップ・パラドックス ハートレスレッド
金曜日の雨こと九連内 朱巳と炎の魔女と今回名を持つことになった霧間 凪との出会いのお話。
朱巳は幼いことから自我が強く、それ故に両親が自身を捨てても境遇に呑まれることがなかった。
「人の心の状態を強制的に維持させる」鍵を見る能力として統和機構に見いだされるも、それは彼女の嘘。
そんな中学3年生の時、ミセスロビンソンを保護者として凪のいる高校に編入してきた。その目的は街で発生した「生きているか死んでいるか分からない状態の少年少女」達の調査。
その過程でパンドラに登場したこれまた嘘能力であるオートマティックの辻と親友となり、目立たないが有能な内村君と恋人になる。
今回の事件は内村が水乃星の盾として得た「生命エネルギーを奪い、己のものとすることで命のストックとする」フェイル・セイフの能力の影響。
彼は巨大な組織となりつつある水乃星から逃げ、統和機構に潜り込もうとして朱巳と付き合っていた。
この事件についてはブギーポップも出現しており、ミセスロビンソンに忠告しつつも甲斐はなく彼女は死亡かつトラップとなる。
しかしそれによって敵を特定した朱巳は彼と共に統和機構の用いている「合宿場」に逃げ込んだ。というか内村を捕まえた。
一方で内村の家を訪れて彼の全てが嘘であることを知った凪は、罠にはまりつつも対応して朱巳救出へ。
バレた内村は逃走するが、そもそも戦闘人間達の合宿場であるそこは樹木から樹液が弾丸のように飛んでくる場所であり、一気に疲弊してしまう。
追い詰められた内村には、巫女である穂波 顕子が現れて彼の能力を回収。水乃星の意図は能力を得た彼がどのような行動を取るかどうかの観察だった。
命からがら川に飛び込んで逃げ出した内村はしかし、ブギーポップと出会い、会話するうちに出血多量で死亡する。
入院していた患者たちは水乃星の力で回復。事件は一応の終息となり、朱巳は中学を後にする。
基本的に朱巳は能力はないが、鋭い観察眼と知力、話術等で状況を切り抜けるタイプであり、方向性は異なるがジェドみたいな裏付けのある自信家。
彼女がエンブリオと接触すれば、なんらかの能力が出現しそうではあるが、特殊能力がないことが彼女の力の拠り所なのかもしれない。
傷物の赤としての強さは痛みを知るゆえの強さか。
なおミセスロビンソンを失った彼女の新たな保護者はスクイーズであり、なんかノリノリになりそうではある。


*ブギーポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト
上遠野風なボニー&クライド。
パンドラの海影とは成績上のライバルだった結城 玲治と、天然LUK値カンストな濱田 聖子がスリム・シェイプに導かれてタル&ジェスの力を借りつつ、寺月の遺産を掠め取った宇治木の所有するロック・ボトム破壊を目指して色々と犯罪行為に加担してしまうお話。
宇治木の傘下である傭兵組織アフターマスはロック・ボトムを移送するが、そこに所属していたドクターは紙木城と似たような能力を持っていたようでロック・ボトムの意志を知る。
ロック・ボトムは植木鉢に入った植物であり、ひとたび地面に置けば爆発的に根を伸ばして地脈をいじり、大地震を起こすもの、らしい。
ひいては新世界を作りかねないものなので、やはりブギーポップが出現してくる。
結局のところ、宇治木はロック・ボトムを手放した瞬間に己のやることが分からなくなり、そこに現れたリセットに殺され、リセットはロック・ボトムを始末した2人をやっぱり始末しようとしたが、多分ピート・ビートがなんかをやらかして気が変わって解放した。
玲治はドクターの言葉を聞きながらも、聖子の「何が正しいのか本能的に判断する」影響でロック・ボトムを海に投げ入れて始末。ドクターに襲われそうになるも、死神を使って倒すことに成功する。
一方、スリムは例の病院の患者であり、健太郎を凪に紹介した人であり、凪と志が同じ人間。最後に死神に会い、それを利用しろと玲治には助言し、凪に後を任せて持病で息絶えた。
タル&ジェスは凪とは知り合いであり、スリムに色々な生きていく上での裏技を教えてもらったことを生かして故郷に帰還。
最後は聖子のみ残って警察に自首。しかし色々な取引で無罪放免、買ったバイクで玲治とともに走り出す。
この物語は考えの正反対なもの同士がそれ故にバランスを取りながら進んでいくものだった。うまい感じにまとまっているかと。


*ブギーポップ・スタッカート ジンクスショップへようこそ
統和機構の中枢であるオキシジェンから末間和子に至る物語。その過程で4人のMPLSが絡んできて、ブギーポップもまた顔を出す感じ。
実業家だがうまくいかない楢崎 不二子はオキシジェンと街中で出会い、彼と話す内にジンクスショップを開くことを提案する。
そこはジンクスを販売する店で、口コミで広がるがギミーシェルターの手によって潰れてしまう。
最後に不二子を介して末間はオキシジェンと出会い、そして彼女が世界を見捨てない限りは彼女は周りによって自由にならないという糸に至る。
実際のところ、相変わらず末間さんのあずかり知らぬ所で命を狙われていたりいつの間にか救われているわけだが。
今回は警察官である田代がパスタイム・パラダイスの資金を盗んで追われているとき、末間を見つけることが引き金かと。その後、ジンクスショップに入って転機を得ようも見つからずにホワイト・ライアットに捕まる。
そこでモ・マーダーこと佐々木の話題になり、末間の話をしてしまう。ホワイト・ライアットの能力を受けた田代は冷静さを奪われて死んでしまう上に、ジンクスショップのカードがホワイト・ライアットの手に落ちる。
同時並行で仲村 紀美香こと髪の毛を頭に刺すことで支配下に置く(人の心に壁を作って特定の事項を認識外にさせる能力)ギミー・シェルターは友達の紹介でジンクスショップへ。
帰り道に木下に親の仕事について恐喝されるも、カレイドスコープに救われる。
翌日、藤花と末間が予備校で授業やら追試やらを受けている間に、ホワイト・ライアットに狙われる。加えてティッシュ配りをしていたスイッチ・スタンスにも末間はその意志の強さを悟られてターゲットにされてしまう。
辛抱溜まらんホワイト・ライアットは予備校に潜入。しかしそこでブギーポップに出会って戦い、始末されてしまう。そこでプギーポップもジンクスショップについて知る。
田代とホワイト・ライアットを見失った非合法組織パスタイム・パラダイス達は周辺状況からジンクスショップが怪しいと狙いを定める。
しかしすでにこの時点で、構成員の一人はギミーシェルターに汚染されており、彼女に乗っ取られることになる。
一方、小宮山ことスイッチ・スタンスも前評判からここに何かがあると思い、バイトを始め、オキシジェンに狙いを定める。
オキシジェンと乗り込んだパスタイム・パラダイスとの問答の中で、客であったOLの吉永及美にも髪が差し込まれる。
ぼんやりした彼女を基点に、電車飛び込み事故(ブギーポップにより命は助かる)を経てジンクスショップに悪評が広まって倒産。
オキシジェンも事情聴取の為に警察に。失意の不二子に仕える執事の伊東谷は不自然を感じて調査に乗り出す。
潰れたジンクスショップの前で呆然とする及美に伊東谷が能力シェイム・フェイス(自身の視線をそのまま返すことで精神にダメージ)で詰問すると、ギミーシェルターとの能力で反発。
ここで伊藤谷は敵を自覚して調査。スフィア崩壊後の建設現場に足を踏み入れるが、それは罠でブギーポップと対面することになる。
方向性の違いから戦いにならず、罠を張ったギミー・シェルターはゾンビ化したパスタイム・パラダイム達で襲わせる。
伊東谷はここに至り、楢崎を守ることを主としてこの場を受け入れてブギーポップをギミーシェルター追跡に向かわせる。
建設現場崩壊に伴い、あえてそちらを見なかった紀美香をブギーポップはついに見つけてツインタワーに追い込む。
並行して警察署を制圧したカレイドスコープに後を任せてツインタワーへ来たオキシジェンはスイッチスタンスと対峙。
彼女は意志を奪うというがそれは結局のところ生命エネルギーであり、オキシジェンのエネルギーにオーバーフローした彼女はツインタワーから落下する。
その下にいたギミー・シェルターは恐怖で能力を喪失し、落ちてきたSSにぶつかって共に落下死となる。
始末をつけたブギーポップはシェイム・フェイスを死を見送り、4人の能力者とその糸から脱した末間の物語は終わりを告げる。
ジンクスに縛られているようで、しかしそれを理解するのはその人それぞれだ。
結局のところ、自由を縛っているのは自分自身かもしれないし、逆に縛られることがないというのは何にも属さずに孤独でしかないのかもしれない。
まぁ、後付けとかやってる暇あったら、前に進むべきですねぇ。


ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス
エコーズ・ペイパーカットに続く4人の「天から降りてきた者達」のうちの1人のお話。
というか非常に分からりずらい。むしろよく分からん。
過去に飛来した際に2人の子供が巻き込まれ、それを複製して1人のメビウスが生まれた。
そのメビウスは情報を収集し、天に送信するわけだが、その機能が失われて放浪している。
爆弾製造を行っていた彼はやがて生まれた場所である<牙の痕>に戻ってくるわけだが、その際に食材調達を目的として移動中の織機と蒼衣 秋良が巻き込まれてしまう。
時間の歪んだその中で、メビウスが後生大事に抱えていたブリックが成長し、その「想いを爆弾とする」能力が発動し、かつ運転手の確立しない意思が奇妙なバランスの中で爆弾になり切れずに竜巻となって荒れ狂う。
蒼衣の機転によってなんとか牙の痕から2人は抜けだすが、その際にブリックは元の胎児に戻ってしまう。
それを蒼衣がここを通るように仕込んだ雨宮美津子ことリミットが己の能力である「エアー・バック」で回収。
しかし過去に水乃星と接触があったのか、ブリックがもともと水乃星によって時間の概念が奪われたのか分からないがリミットは一時的に乗っ取られてブギーポップと邂逅する。
一方、記者を装ったイディオティックこと凪の叔父は、この空間の中で凪に秘密を語る。
なんでも凪の母と彼、そしてオキシジェン=ハリウッド=柊は300年くらい生きてるらしい。
話の流れから、水乃星も生まれる前にブリックと接触しているっぽいので、この辺がなんだかよく分からない。
なお蒼衣の能力は他者の肉体修復を速めるコールド・メデシィン。
彼は過去に1度だけ会ったフィアグールを倒したブギーポップに復讐するために行動している、らしいのだがそれは己の思いの行き場を見失ったが故の行動であり、なんだか色々今回で吹っ切れたみたい。
そして雨宮世津子ことリセットと邂逅。今後どうなるのかに期待です。
今回の話はシリーズのターニングポイントみたいな感じだろうか?
凪にイディオティックから色々情報が行ったこと。リミットの離反。リセット&蒼衣の今後。カミールのど根性とか、そんな感じで。



オープン戦 −2016年3月13日


昨日は友人と西武ドームへ西武vsオリックスのオープン戦を観に行ってきました。
オープン戦だからだろうか、選手使いまくり。
西武の大勝で終わりましたが、シーズンに入ったらどうなるのかなぁ?
その後、所沢で痛飲。
呑みすぎたわ…。


今日のラグナロク。
Ragホーダイをやっていたのでログイン。
乙女力イベントをやっていたので遊んでみました。
レンタル衣装で下段装備だが、肩までグラフィック変わってるなぁ。
なかなか可愛らしいので、これはこれで標準化されないだろうか?



奥利根でスキー −2016年3月6日
会社の有志で水上へスキーに行ってきました。
奥利根スノーパークにて半日ほど滑るも、雪が少なくあちこちに地面が見えていたり。
今年は暖冬ですねぇ。あと花粉がけっこう飛んでたみたいで、くしゃみが止まらねぇ。
でも昨年よりも巧く滑れました。多分、体重が減った分だけ足回りが良くなったのかと。


宿はなかなか豪華で、温泉が3か所もある大型ホテル。
食事も美味で大満足でしたよ。
翌日は帰り道の途中で、こんにゃくづくり体験をしてきました。
手作りだと、粉ではなく芋からなのでつるつるしておらずに味が染み込みやすくなる。
さしみこんしゃくにもして食べました。これも美味しいなぁ。



飛行中の映画 −2016年2月25日
韓国出張してきました。
今回は偉い人と回ってきたので、それなりに疲れました。
心休まるのは、行き帰りの飛行機の中の映画くらいだわ。
というわけで簡単に感想をば。

行きは「PAN」を鑑賞。
第2次大戦下のイギリスの孤児院で妖精と人間のハーフであり、いわゆる王子という少年が、ネバーランドに他の孤児たちと黒ひげ一味に誘拐されて何か石を採掘させられる炭夫となる。
しかし罪を着せられて縄なしバンジーの刑。その際になんと飛んでしまう。
これによって黒ひげの恐れる妖精の王子であることが発覚し、命を狙われることに。
フックを仲間に引き入れて原住民に助けを求めるが、そこで飛べることを示せと言われるが度胸がなくて示せず。
そこで出会った原住民の姫も仲間に逃避行を続け、とうとう妖精の国の門を開く。
当然黒ひげが追ってきており、彼によって妖精の国への侵攻が開始される。
囚われたピーターと姫は、元の世界に逃げようとして引き返してきたフックに救われ、妖精たちの力を得て黒ひげを倒し、ネバーランドに光を取り戻す、とかそんな話。
悪くはないが、良くもない気がする。しかしちゃんと話は〆ているので、その辺は評価できると思う。

帰りは「グースバンプス」を鑑賞。
ホラー作家であるR・L・スタインの隣に家に引っ越してきた少年が、彼の娘と良い仲になるも、作家の秘密を暴いてえらいことになる話。
秘密とは、作家が持つ魔法のタイプライターで物語を書いて製本し、開くと中から描かれたキャラクターが登場するというもの。
ホラー作家故に、たくさん怪物やらお化けやらを書いて保存しており、その中の1部である雪男を開いてしまう。
それを起点に最悪の人形スラッピーも復活してしまい、彼によって全ての怪物が解き放たれ、街は恐怖に包まれてしまう。
その過程で孤独によって歪みきったスタインが徐々に人に心を開いていったり、良い奴なんだがダメな男であるチャンプが少しづつ成長していったり、そのあたりが面白い。
最終的にはスタインがすべてを解決する物語を書き、最後に主人公であるザックが〆て怪物たちは本の中に戻るのだが、創作物であったヒロインのハンナも消えてしまう。
失意の中の皆だが、最後には対人恐怖症も治りつつあるスタインによって物語が描かれてハンナは戻るというオチ。
原作はWikiで調べたらアメリカで有名な児童向けホラー作品集らしい。
しかしこの映画は全編に渡って、基本的にはホラーではなくコメディであり、正直笑ってしまった。
「スラッピーの逆襲か…いいな、そのタイトル」じゃねぇよ!とか。
本の封印を解くと怪物出現というのはどこかで見たことがある気がしないでもないが、それを笑いが取れる作品に仕上げるのは上手いなぁと感じました。おすすめです。



富貴ゴルフ倶楽部 −2016年2月20日
会社の有志16名で参加。
河川敷だが、風は弱い。しかししとしと雨。だれか雨男いるのか?(ちなみにこの一週間前後は雨降らず、予報もなし)
コースはあまり広くはないが、バンカーと池だらけ。ボールを池に捧げる人多数。
この日のスコアは65-70で135。正直周りがボロボロの人が多い割には悪くなかった。
後半でドライバーのクセが消えて、ちゃんとまっすく飛ぶようになったのと、パットが概ね2で収まったことが大きい。
しかしアプローチで気が抜けているのか、上に上がらずに水平に強く飛ぶようなミスが多く、その点は改善です。
最近はある程度、スコアがまとまってきつつある気がするのですよ。

ちなみにバイクで行ったので帰りは雨。
やはりこの時期の雨は冷たい。靴と手袋は防水でなかったので、この辺は考えないといけないなぁ。



富士山 −2016年2月19日
大阪に日帰り出張。


新幹線から綺麗な富士山が見えたので一枚。
これだけで疲れが少し癒されると感じるのは、日本人だけなのだろうか?


部屋から2011年のコミケ夏・冬に売られていた「なかじまゆか」氏のイラストが描かれたペットボトルが出てきた。
夏がスポーツドリンク、冬が紅茶。当然、当時すぐに飲んで中身は空ですが。
こういうのを見ると、イベント者はその時は気分で買うけど、その後はどうしようと思うよなぁ。



猫侍 −2016年2月14日
暖かな日差しだったので、狭山湖辺りを軽く散歩。
すでに梅も咲いており、春の兆しはすぐそこまで来ていることを実感です。


映画「猫侍」を観ました。
寡黙というか人付き合いの悪すぎる妻子持ちの侍が単身赴任(?)で江戸に出てくるも、仕官できずに苦労しているところに犬派と猫派の一家対立に巻き込まれる、そんなお話。
基本平和なお話です。
白猫が可愛いです、なんというか良い演技?しています。
最後は家族は大事ってことで〆ていますが、やっぱり猫が可愛いというお話でした。


2月は日曜日が夜だけ無料Ragホーダイなのでつないでみまして。
節分&バレンタインイベントやっていました。
ホムンクルスみたいな機能のお伴を連れて行けるということで、イベントだけじゃなくて今後実装されるための布石だと嬉しい。
とりあえずじっくりはやらずに軽く触る程度で遊んでみましたよ。



花粉 −2016年2月13日
やや暖かくなってきたかと思うと、春一番と思しき風がビルの狭間に吹き荒れました。
そして目がかゆくなり、鼻が詰まる。
ああ、スギ花粉の時期のようですなぁ。今年も来たかぁ。
マスクとかで何とか乗り切ろうと思いますわ。

上遠野浩平のブギーポップシリーズをまたまた読み返しています。
やはり何かしらに書かないと一定時期を過ぎると忘れてしまうようで。
なので自分メモってことで、まずは次の5種の感想などを。

*ブギーポップは笑わない
記念すべきシリーズの原点であり始点。
各登場人物ごとの視点で物語が進行し、トータルでそこで起きた事実を物語る形式。
概要は宇宙から人類を見守るか滅ぼすかを判断するためにやってきたエコーズを巡り、生じた事柄。
彼をベースに合成された怪物「マンティコア」が引き起こす事件が深陽学園を中心に巻き起こり、それにかかわるキャラクター達がそれぞれの物語を綴っていきます。
竹田くんについてはカノジョである藤花の裏人格として捉えられるブギーポップとの親交を。
末真さんについてはブギーポップの噂を通して、過去にあった事件を知る凪との出会いの話を。
早乙女くんはマンティコアをイチャラブしている話(?)を。
木村くんはエコーズの理解者であり、凪の親友であり、田中君のカレシ候補者であり、マンティコアの犠牲となった紙木城さんとの出会いと付き合いの話を。
そしてこれらを通して、新刻さん視点で事実の終息に到達します。
すなわち早乙女の罠で凪が死にかけ、エコーズが命を分けることで弱体化してマンティコア優勢に。
そこで人類存続は是か非かの自爆を伴う通信攻撃をマンティコアにかますも、早乙女の捨て身のガードでマンティコアは生き残る。
そして新刻がピンチになるが、ブギーポップが現れて田中君との共同作戦でマンティコアの頭部に矢を浴びせて破壊。
でも新刻は藤花と見破り、なにやってんねんとツッコむがのらりくらりと逃げら、日常へ。
この話で新刻が竹田に告白してフラれて、藤花とはぎくしゃくしたまま歪曲王に続いたり、タイプの異なる凪と友達になったりと後に続く話の伏線がしっかりと貼られていますね。
気になるのが紙木城の死に様があっけなさすぎるのと、2年後の木村君に手紙を出したのが誰なのかはっきりしていないこと。
というかマンティコアの腕をなんで体育館したなんぞにブギーポップは捨てたんだろう?? 後に続く話の伏線にあっただろうか?
エコーズは結局のところ、どんな判断を下したのか?
ナイトウォッチシリーズなんかを読むと、人類攻撃しているので必ずしも人間を認めたとは言い難いが、査定を下すのは彼のみではないはずなので、当面は紙木城の優しさのおかげで人類は存続できたということだろうか。
清濁併せ持つ、それが人間なのだろうなぁ。スケールの大きな話と、ひどく身近な話をうまく一冊の本にまとまる物語としている点が非常に巧いと感じます。こうしたまとめる力が欲しいものですなぁ。

*ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーターPart1&2
2作目であり2冊構成。時間的には前作のちょっと後か?
飛鳥井 仁を依代としたイマジネーターと、スプーキーEを代表とした統和機構の操り人形同士の戦いに、ブギーポップと炎の魔女、ちょこと末真が関わった戦い。
統和機構サイドとして正樹と織機がブギーポップの真似したりしてより事態をややこしくしていたりします。
最終的には飛鳥井の野望はブギーポップが手を下すこともなく失敗していたし、スプーキーも自滅。色々と初めから失敗しまくっていたんじゃないだろうか?
飛鳥井 仁は「人を根・葉・花のうち2つを胸に有する植物に見立てる」能力があり、イマジネーターであった水乃星 透子の残留思念に導かれて3つの要素を持つ完璧な人を作ろうという野望?に取りつかれる。
異なる2人を相互に補完し合えば3つは揃って満たされるという寸法だが、織機に小さいながらも完璧な花を見つけて、彼女を種にして人々の心を満たそうとした、という流れ。
一方で織機は合成人間であり、何の能力もないので人間との交配実験をさせられているビッチという役割(コードネームはカミール)。
人間じゃないから飛鳥井の能力がピントがずれたように効かなかった。
彼女の上司であるスプーキーEは諜報タイプであり、ブギーポップについて彼女を用いて調査させる。
その過程で織機と惹かれ合う竹田 正樹がブギーポップ役で奔走し、飛鳥井の従妹である衣川 琴江はEの洗脳によって指揮官タイプに、ホモ予備軍の安能君は己の気持ちが隠蔽されたままに高校入学したりしております。
合成人間であるEの能力は電流を用いて人の脳を操ることだが、飛鳥井による上書きや、凪によるスタンガンであっさりと破られてしまうところがラブリー。
ブギーポップに耳を切り落とされた上に、飛鳥井達に囲まれた末に自害する。美味しいキャラだったのに残念です。
この巻では冒頭に自殺したが死んでいない水乃星 透子がどのように世界の敵となり得る能力を持っていたかが分からないのですが、調べてみると「生きていることは死に至る過程。では死を取り除いた時、目標を失った生きているという過程は一介のエネルギーでしかなくなる」とかいう能力。
これは他作品である事件シリーズの世界での魔法行使の際の魔力に相当するものだそうで。
水乃星 透子は今後、他作品も含めてあちこちで出てくるので、結局のところは自らから死を取り除いたことで、己のエネルギーがそこかしこに分散して存在しているってことだろうか?
ブギーポップが目をつける、厄介な存在ではある。

*ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ
人類をウィルス性の細菌で死滅させ得る能力を持つ少女「キト」を巡っての若者6人の武勇伝。笑わないと同時期か。
6人は半端な予知能力を持っており、限定的だが未来を見ることができる。
だがそれは結局のところ未来を垣間見る予知であり、運命そのもの、つまり未来の流れを見ることができるわけではない。
だから彼らがこうして集まったことは、偶然ではなく運命であり、ただキトという少女を守るためだけに存在したのかもしれない。
キトを作って、そして逃亡してきた組織の一同は、6人によって取引を邪魔されて、かつ炎の魔女の妨害にもあって下手を打つ。
街のゴロツキ達にクスリと勘違いされたゾンビ化の薬を奪われ、変な進化を遂げて組織化した暴徒に。
キトの写真を最後に見てしまった彼らはそれを敵と認識してしまい、少女を保護した6人を含めて襲い掛かる。
そんなお話。まぁ、未来を「知ってしまう」ことほど生きて行くことが億劫になることはないと思いますわ。そんなお話の登場人物は次の通り。
海影 香純:能力はイントゥアイズ。反射するものにそこに映った未来を見ることができる。生還。
七音 恭子:能力はアロマ。未来に嗅ぐであろう香りを知ることができる。生還。
神元 功志:能力はウィスパリング。未来の音を発することができる。その際には自身は意識がない。遥か未来の叫びを召喚してブギーポップを呼んで死亡。
辻 希美:能力は自動写生であるオートマティックだが、嘘。神元の叫びによるブギーポップに助けられて生還。
数宮 三都雄:能力はベイビートーク。なんとなく未来を知ることができるという、覚醒すると多分無敵な感じ。その曖昧さは彼の役割故のものかもしれない。死亡。
天音 優:能力は未来に関する文字が体のどこかに浮き出るスティグマだが、これは嘘。統和機構の合成人間であり殺し屋のコードネーム「ユージン」。MPLSを抹殺する彼は能力者である彼らを監視するが、孤独から解放されたことで彼らを守る側となる。
最後はお互いに「きっと生きているさ」ってことでキトを凪に預けて解散しているが、作者のあとがきでもあったが「あの頃は当たり前のことだったけど、今思うとすごく楽しかったよなぁ」とか思える頃を描いていると思いました。

*ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王
笑わないの後の時期。
過去に「あの時、こうすれば良かった」とかそういうことが積み重なって人は生きている。やがてそんなことは忘れていくのだが、実は心のどこかで引っかかっていたりするわけで。
自分でも忘れているその引っ掛かりを、当時のその場に巻き戻して再認識させて歪んでしまった苦しみを解消することで、その記憶を成長の糧とする(黄金とする)能力者の物語。
舞台はすでに死した大富豪であり、一代限りの実業家である寺月 恭一郎の作ったムーンテンプル。
死後に解体前の見学として一般開放されたそこが、一時的に閉鎖空間となってしまう。
そこに歪曲王が閉じ込められたすべての人に対して行った実験がこれ。彼自身も予測していなかった点もあり、子供の心の歪みであった存在しない父親に対する怪獣のイメージ「ゾーラギ」を発生してしまったりする。
これによってブギーポップが自動的に発現してしまうことになるが、歪曲王自身には世界を変えようという意思がない為に敵対することはなかった。
一方でムーンテンプルの閉鎖は寺月の意図であり、統和機構と敵対するであろう者に対する警告だった。
そしてその中で彼は合成人間であり、ユージンに殺されたところまで記録されている。
この事件に当たっては、次のキャラが関係していた。
羽原 健太郎:凪のおっかけでハッカー。黄金に変えることはできなかったが、それはそれで。
橋坂 静香:寺月の愛人。ぶっちゃけてストレスは発散したっぽい。
橋坂 真:ゾーラギの生みの親。子供らしい発想の持ち主。
道本 咲子:過去に喧嘩別れして死に別れた友達と対峙。黄金に変えたことで過去を吹っ切れた。
新刻 敬:早乙女との対峙によって、他人から好かれるということにおぞましいものを感じるていたことを自ら知ったこと等を踏まえて、失恋を吹っ切って多分黄金に変えた。
田中 士郎:歪曲王の本体。前作で告白された子に死なれて自分の気持ちが分からずに歪みとなった。敬に指摘されたが、自身はまだ黄金に変えられていない。
歪曲王の効力は非常に強力で、対戦の場合も幻覚によるフィールドの指定ができるので厄介ではある。しかし攻撃力そのものはない為、結局のところは意志の強い奴には勝てないかもしれない。
右往左往していた健太郎はもっと腰を据えるべきか。
でも人って、そんな歪みを重ねて生きて行くもんじゃないだろうかな。目的地までゆっくり行こうじゃないか。

*夜明けのブギーポップ
笑わない・イマジネーター・歪曲王を補完する以前・以後のお話。能力を覚醒させる少年と霧間先生とのつながりも描かれています。
パンドラはかなり独立しているのでさすがに絡んできていませんが、これを読むと色々つながってきて分かりやすくなりますね。
ゾーラギの暴れた異世界でブギーポップとエコーズの残響との会話という形式で短編の構成を取っています。
1話目はブギーポップの誕生秘話。だけれどもどちらかというと探偵黒田ことスケアクロウのお話。
寺月の身辺調査の際に知り合った凪。彼女が能力覚醒に伴う自壊に苦しむのを見て、機構の研究所から進化薬を盗み取ってしまう。
おかげで凪は助かり、彼はモ・マーダーに殺されるのだが、彼と凪との間の会話で「正義の味方になる」ことは出てきており、それが今の凪の背景になっているのだろうと。
ちなみにスケアクロウの後任でスプーキーが来たのではなかろうか? 彼の最期で叔父の火葬場に来ていた藤花と出会い、その背後のブギーポップと会話することで「不気味な泡のような」という名前が付けられた。
2話目は成長した凪が、綺と健太郎に囲まれて街で起きる不可解な動物死の謎に迫る話。
彼女は父の書籍出版に関する事務所として探偵黒田のいた部屋を使用しており、そこでは気を抜くという記述がされている。
謎自体は子をアレルギーで亡くした父が、凶暴性を増進させる食品添加物を警告するために行ったものであり、今後何らかの話に絡んでくるのかもしれない。
というか、これスプーキーの実験じゃないのか??
最後に過去に黒田と出会った病院の跡の植物園で健太郎と同じ会話をするという、なかなか乙な〆でした。
3話目は黒田の残した進化薬をパクった医師・来生真希子が自らそれを用いて「対象の恐怖対象(すなわち弱点)を知ることができる」能力者になった話。
成長の過程で対象が集団、すなわち組織や大きく言えば国にまで発展するので、充分に世界を滅ぼす力となり得る。
おまけにその恐怖を啜ることが能力の源に直結しているようで、非常にタチが悪い。能力名は恐怖喰い(フィア・グール)。
その成長と凪・藤花との出会いと会話が描かれている。彼女は本質的に「恐怖」を警戒しており、それによってこの成長に方向性が定まったのかと思われる。
4話目は霧間誠一のお話。彼は作家であり、本当は小説を書きたかったのだが、売れるのは事前資料や散発的な詩集のようなものばかり。
基本的に文字書き狂いであり故に離婚してしまうが、娘の凪を拠り所としている部分が強い。
ある日、ファンレターを見て異変に気付く。それは他者の能力を覚醒させる少年からのものであり、彼はすでに死んでいた。
改めてファンレターを見直すと、彼に宛てられたものはいずれも己の可能性を見出した者達であり、そしてその後の行方の知れないものが多い。
ここに至って自身の書く物が人類の進化を促していることを知り、かつその進化を食い止めようとする旧人類の力も悟る。
このころから小説を書くのを止めて売れす方向性を目指し、自身を「社会の敵第一人者」とするが、同時にいつか自身が処分されることも悟ってしまう。
その過程で幼い水乃星 透子と出会い、言葉を交わしており、ここで4月に降る雪の単語も発生している。
最期はモ・マーダーによって処分されるが、その際には凪に「普通とは?」と投げかけている。
彼は普通にあることによって世の中に流され、周りとともに変わっていくことを警告しているのではないか?
普通でないことによって自我を存続させ、己の確立を促しているのではないか?
そう考えると水乃星 透子のイマジネーターとしての方向性は、彼とは逆なのではないかと思ってしまう。
最後の5話目は世間を騒がせ始めたフィア・グールが、まだ幼い凪と調査を命じられたモ・マーダーと対決するお話。
来生はこの時点で「意志の強い」者を恐怖で苦しめてから脳みそを食らうという化け物になっており、その過程で警察組織や統和機構にも手を伸ばしている。
末真が彼女に狙われたのはこの時で、事前に彼女の資料が他の食事の対象候補者と一緒にリストアップされている。
スケアクロウに惚れていたピジョンの裏切りにより、モ・マーダーは死に、彼に来生の容疑がかぶせられることになった。
幼い凪は追い詰められつつも電撃で彼女を撃退。生体組織を電気信号が狂ったことで崩壊しつつある来生は、やはり幼いブギーポップに一片の手抜きもなく殺される。
ここで凪とブギーポップの初めての出会いが生じ、この一冊の物語が終わる。
そんなお話。短編集だけれど、しっかり相互に絡み合ってうまくできているなぁと感じました。

まぁ、そんなこんなで。引き続き読んでいきます。



TUMI −2016年2月11日
通勤用のカバンがかなりいい加減なものを使用していたので、ちょっと良いモノを購入。
「TUMI 22619」を\31,800にてYahoo経由の通販にて。
これまでは格安の1000〜3000円くらいのものを1〜3年で使い潰していたのだが、さすがに潰れるのが早くて愛着が湧かんです。
ちなみに壊れる部分は主に、把手が加水分解もしくは取れる、肩掛けの根元が取れる、なんか色が白くなる(塩が湧く?)、洗ってもなんか匂って汚い、等々。
もっとも高いものだからと言って、その辺が大幅に改善するとは思えませんが。
荷物は翌々日に到着。
やや重たいけれど、造りはしっかりしています。細かいが所々に荒い部分があるけど(やはりアメリカ製だ)。
丈夫そうなので、大事に使って長持ちさせたいと思います。



FC版ドラクエW −2016年2月7日
1990年の名作。かつて中古屋で100円で買ったものの、バックアップが切れていたので自分で電池を入れ直すも、接触が悪いみたいでトルネコの章に入ったところで消えてしまった過去がある。
今回、レトロフリークに取り込んでのプレイだったので、その辺はクリア。
懐かしの見下ろし型RPGですが、やっぱりこの形式が落ち着きますねぇ。
またドラクエ特有の、船や気球を手に入れた際の世界の広がり方が、今でもやっぱり新鮮です。
閉鎖された条件下での自由というのは、枷があるからこそ自由度が増すと思うのです。
全体を通して、しっかりと作られた手堅いRPGだと感じました。今遊んでも充分面白いわ。
特に最後の敵であるデスピサロに対しては、こちらも充分にレベルを上げて武器防具も万全で臨んだのですが、かなりの強敵でした。
パーティの半分が持って行かれ、主人公のHPも赤表示だったところをなんとかトルネコの一撃で勝負が決まりました。
このギリギリ感が何とも言えません。というかLv低かったのかなぁ??
そしてエンディング。
これまで付き合ってきた仲間たちを気球で故郷に下ろした勇者は一人、故郷に帰還します。
ピサロによって全滅した村。焼けた生家を見て、村の中心で一人立ちすくむ勇者。
そこに一人の女性が出現。手を取り合って希望が見えた時、仲間たちが揃ってやってくる。
そんなエンディングでした……ちょっと待て! 誰だ、この女??
記憶を撒き戻します。勇者に関連するイベントや物語は……ん?
もしかして、幼馴染みでモシャスを使って勇者の身代わりに死んだ娘か??
そこまで思い返して気付く。勇者の影、薄すぎるだろ。
他の仲間たちのキャラが濃すぎて、勇者の無個性が半端じゃない。
これまでドラクエは1,2,3,5をやってきましたが、この4では勇者は物語の中心でありながら「絡んでいない」というのはすごい作りこみだと感じ入りました。
物語の骨子は仲間達が作り上げ、あくまで勇者は無個性。プレイヤーの想像に一任している作りです。
しかしこれはやりすぎだわ。ゲームクリアして、仲間たちの顔は見えるけれど勇者の顔だけ何も見えない、そんな感じです。
一応、ネットで最後の女が誰なのかを確認。やはり幼馴染の娘らしい。
マザードラゴンが生き返らせた、とかみたいだけれどそれは感想であり、勇者の幻覚という意見も。
ちょっと最後の最後で「それが出てくるか」という意外としか言いようがない感想です。
ちなみにDS版は結構内容違うみたいですね。ピサロが仲間になったり、ロザリーが生きてたり。
でも冷静に考えて、ピサロと勇者は相容れないと思う。ピサロに一片たりとも正義があろうがなかろうが、故郷を根絶やしにされた勇者が奴を受け入れるとは思えないし、そうであってもこのエンディングはむしろ映えないと思う。
Wは全体を通して、これまでのドラクエシリーズと比較して悲惨や残酷な部分が多いと感じました。
それは裏を返せば、キャラクターごとに当てた物語を前面に出してきているわけで、自由度が高すぎたVとは対極にあると思います。
これらを踏まえてXを作ったというのは、ちょっと個人的には納得でした。
次はYでもやるかなぁ。



誕生日 −2016年2月2日
何回目だか数えるのも億劫になってしまった。
だがせっかくなので自身を振り返りたいと思う。

*仕事
人間関係は内外問わずに表立っての敵対関係はないと思う。それなりに仲が良いメンバーの方が多いのは幸い。
仕事内容もそれなりに順調。継続的に金額のある仕事も打ち立て、結構な功績も上げていると自負する。
一方で大して査定はされていないのが痛いところ。故に給料も大して上がらず。
管理職ポストも空いたらそこに、という感じなので上が詰まっている現在はこのまま平じゃね?
元々そういう社風なところもあるが、評価が低いと感じるのは致し方ないのか?
だからと言って中間管理職の後ろ姿を見ると、夢も希望もない。
残業とか大してなく、ノルマみたいなのも明確にはないことで差し引き0か?
ただ今現在のやりがいはほとんどない。未来的にも出てきそうもない。
なので同業種への転職など気持ちもないし、するなら全くの異業種で興味があるものでないと無理と判断している。
もっぱら現在は生活の為、か。

*健康
検診で太りすぎと診断されて食事に気を付けた行動中。見た目は変わらないのだが。
とりあえず5kgほど落ちた。食べる量を心持ち減らしただけで減るのが不思議。
身体はカロリーのプラスマイナスでできているのだなぁと改めて実感する。
身体的には衰えはあまり感じないが、慢性的な運動不足は否めず、とかくスタミナが足りない。
部分的に調子が悪いとか言う箇所もないので、健康ではあると思う。

*私生活
可もなく不可もなく。
独身貴族というのは将来的に寂しいとか聞くが、そもそも独身以外を知らないので寂しくはないと思う。
ただし明確な趣味はないので、休日の充実度は低い。
バイクでツーリングか、立ち読みか、レトロゲームやネットゲームあたりをちょくちょくと。暇つぶしの一環。
興味や気力がめっきり落ちているようで、趣味を見つける努力すら億劫。感情の抑揚が乏しくなっている気がする。
言い換えると金をかけていないので、老後は安心か?

*ネット
HPで書きあがっていない2編がある。いい加減巻を入れたいところ。
そもそも30までに、40までにとか言っていた気も。昨年末に気合入れたらそれなりに進捗したので、再度入れたい。
これが趣味かと聞かれると微妙。書き上げたときに次のネタが浮かんでいれば、きっと趣味だと思う。

と、文字にしてみると改めてどうしたら良いかが見えてくる気がする。
とりあえず趣味を充実させて、そのラインから商売になりそうなのを見つける、というのが理想か。
その為には色々興味を持つことが重要で、その気力がないといけないのだが。
やはり年のせいか、なんだかやる気が起きないなぁ。楽しいと思えないからか??
この辺が課題ですな。



狭山湖一周 −2016年1月24日
結構長く住んでいて、やったことがなかったので実行。
残雪の為に悪路もあったため、3時間くらいかかりました。総距離12kmくらい。
最後に堤防から見えた逆光の富士山は美しかった。
多分角度によっては、ダイヤモンド富士になるんだと思う。


結構カメラ構えた人いたので、それなりの撮影スポットなのだと思う。
3時間で2.3万歩。地面が乾いていれば、もっと楽に歩けたかもしれない。
冷たい風が寒かったですが、それなりに冬の散歩を満喫できた次第です。



笑ってはいけない −2016年1月17日
年末のダウンタウン恒例の笑ってはいけない探偵をようやく観終えました。
さすがに6時間は長い。細切れに見ないと腹筋が壊れるわ。
今回は手のひら返しというか、トリッキーな笑いが多かった気がする。
とりあえず、今年も笑える一年だと良いと思いました。


廃アチャ子をJOB50まで上げてスナイパーに。
案外サクッといきました。なんだかなぁ。
スナイパーは思ったよりもスキルが豊富ではないので、どうもやりづらい。
罠とか苦手なんだよなぁ。



エンジン始動 −2016年1月16日
今年初のバイク起動。
案外すんなりとエンジンもかかり、走りは好調です。
ただ、ひたすらに寒い。冬はツーリングは向かないですね。
分かってはいたんだが。
その足でちょっと遠めだが大きなブックオフに。
狼の口の7巻とつぐももを13巻まで補完する。
つぐももはアレですね、ちょっとやりすぎですね。

ルパン映画を2本視聴完了。
一本目は深夜にやっていた東方見聞録〜アナザーページ。
東西の鍵が合わさるときに黄金がー、とかだったけれど小さすぎた。
死んだ博士が浮かばれない気がする。
あと絵がコナンっぽかったので、いつ子供探偵が出てくるかハラハラしました。
もう一本はイタリアンゲーム。
こちらは現在放送中のものと並行して進行していたシナリオなのだが、単に流用しているだけにしか。
毎週のアニメの方を見ていない人にとっても、なんだか飛び飛びに感じたんじゃなかろうか。
そんな感じです。

今期アニメをだいたい絞りました。
DimensionW、グリムガル、てーきゅう、だがしかし、僕のいない街、GATE2期、亜人、とこんなところか。
先期からの継続も結構あるので、本数は多いなぁ。
亜人が頭一個飛びぬけて出来は良いと思う。つづいてDimensionWとグリムガルか。
ゆっくり楽しみたいと思います。


式姫の庭でSSコンテストがあったので応募した。
題名は「食べちゃダメですよ/草食だよ…」。
画面外で怖い姉さんが見張っているというオチです。



転生 −2016年1月11日


ラグナロクにて経験値1.5倍キャンペーンをやっていたので、Lv99ハンターを転生へ。
本当は転生費無料を待っていたのだけれど、お金もあったし成長早そうなのでさくっと行ってきました。
昨今はノービスでのLv上げがないみたいで、とんとん拍子に廃アチャ子に。
ちょこちょこ狩っていたら、あっという間にベースが60になりました。
Jobはどのくらいで上位職になろうかなぁ。



三連休! −2016年1月10日
年明けの一週間は一日少ないとはいえ、やっぱり辛かった。
この3日間でゆっくり休もうと思います。
とはいえ、昨日は遠出もしたいので横浜中華街に久しぶりに行ってきました。
刀削麺を食べて、フカヒレスープ(立ち飲み)をいただいてきました。
あと関帝廟とか。日本の史跡とは異なり、きらびやかですなぁ。


本日は撮り貯めたTV番組をゆっくり消化。あと新規アニメとか。
アニメは面白いようでどこか見たようなものって感じのが多いですね。
数も結構あるので、1話だけ見てバッサリ斬りそうです。



お仕事初め −2016年1月5日
初日の本日は得意先回り。
恒例の日本酒をいただき、結構出来上がりながらもあちこち回るのはツライ。
今年は仕事も色々実るといいなぁ。


新春のラグナロク。
お正月イベントに参加。おみくじ引いたら大吉でした。
ちなみにリアルの方でも大吉でした。
年初のおみくじでお大吉なのは初めてかもしれない。
いつも末吉とかなので、良いことあるといいなぁ。


T_HAJOEさんから年賀状を貰いました、ありがとう!
めんこい猿じゃなぁ。



年賀 −2016年1月1日
あけましておめでとうございます。
今年一年も、よろしくお願い申し上げます。

早速元日に、地元の寺社仏閣のお参りとともに本厄なので厄払いしてきました。
地元のお寺の一つ、山口千手観音にて厄払い。
なにげに1200年の歴史と、33年に一回しか公開しない秘仏があったりと、知らない地元の歴史を知って驚いたり。
秘仏は来年の4月に公開だそうです。
ともあれ、厄落ちたかな? 周りからさっさとやれと煩がられたもので、これで少なくとも一つの厄は落ちたと思うのです。

今年一番の更新は、Fabricの6章を全面改訂。
やっと終了。結構かかりました。このお休みで進んで良かったわ。
内容的には、
・アーパスをツンデレ気味に可愛くした。
・オラクルのエピソード追加。
・バベルの図書館関係をざっくり削除とか、ドカンと書き直しとか。
色々手が入っています。
やっぱりこれ、書き直した方が楽じゃないかな?

そんなこんなで今年もヨロシク!

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