Diary
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みなさんはGWはいかがお過ごしになる予定でしょうか? ちなみに私は……今更になって決めてきましたよっ。 A「どうする、今回のGW?」 B「沖縄だろ、沖縄」 A「んなっ、今更予約取れるわけないだろっ! なぁ?」 C「泡盛、呑みたい」 B「ラフティ食べたい」 C「ちゃんぷるー♪」 A「……聞くだけ聞いてみよう」 とまぁ、こんな感じで行きつけのJTBへ。 おっさん「いやぁ、無理でしょう」 A「無理ですよねぇ」 B「当たって砕けろ」 C「成せば成る」 A「おぃおぃ」 おっさん「んー、むー、うー、むむぅ」 そして……… おっさん「どうでしょう?」 A「馬鹿な」 B「ちんすこう」 C「海の幸♪」 ――いろいろあって『なんとかなりました』。 そんな訳で、今年のGWは沖縄です。 アレですね、予定ってのは気合でどうにかなるものだと改めて実感しました。 最近のラグナロク――― ![]() 最近の長女の主な狩場はSDの3F以降。 狂気P使用可能なLv85までが苦行っぽい(現在83)。 ともあれ、SDにてパサナをごりごり狩っていたらS4ファルシオンがたくさん出ました。 せっかくなので、過剰精製をトライ! 果たして+10まで可能か?! 場所はモロクのアラガムさん。ホルグレンは腕が悪いので……。 9本のファルシオンのうち、安全圏の+7までしかいかなかったのは3本。 +8までは3本。 +9が3本。 +10は行けませんでしたっ(順番は7,7,8,9,8,8,9,7,9)。 結構、運は良いほうみたいですが、結果的には『手元に何も残らなかった』時点で私は負け犬の模様です、はい。 【更新】◆Lumi/2sUEIさんに聖ルミナスSS『二人の朝の迎え方』(18禁)をいただきました、多謝♪ 【更新】月天SS『いいなぁ』をアップしました。 17th Apr/2006 どうも書きたいことがあるのだけれど、もやもやとして形にならなくて……。 気晴らしに小話を1つ。 まっすぐに伸びる石造りの通路。 目の前には王党派の騎士達が行く手を阻む。 背後、追っ手は世界的な麻薬密売組織の放った殺し屋達。 「まいったな」 思わず呟いた言葉に、 「ほぅ、侍たる貴様の口からそんな弱音が聞けるとはな」 背中を合わせたそいつから、鼻で笑った返答が来た。 「勘違いするなよ」 俺はヤツに答える、この国で俺の背中を任せられるそいつに、だ。 「後ろのヤツらはどうやら、お前に譲ってやらなきゃならないことが残念でならないんだよ」 「言ってくれるわ」 互いにそれぞれの前を見据え、顔を合わせることなく笑う。 俺は手にした愛刀を握り直し、 「いくぜ、救国の騎士さんよ!」 「あぁ、お節介な侍よ。終わったらゆっくりと酒を酌み交わそう!」 そして前と後ろ、互いに正反対の方向へと刃を振るいながら駆け出したのだ――― ―――春の訪れを告げる風がこの丘に吹き抜ける。 「行くのか、侍よ」 「ここにはすでに、俺の仕事はなさそうだからな、救国の騎士よ」 すっかり旅支度を整え、答える俺にヤツは腰に下げた剣を差し出してきた。 「持っていけ」 「何のつもりだ? お前の魂なのだろう??」 「貴様にこの魂を預けると言っているのだ。この国を救った貴様にな」 ヤツの目を見つめ、俺はそれを受け取る。 代わりに。 「これを使え」 俺は愛刀を手渡した。 「俺の魂もまた、お前と共にあることとしよう」 「貴様…」 「あばよ」 そうして俺はこの国を去ったのだった――― 「有名人のお宝紹介?」 「そう、冒険家の貴方なら、色んなもの持ってるでしょ? その中でも一番大切なものを出してよ」 マネージャーの言葉に、俺は「ふむ」と悩む。 「一番大切なもの、あるでしょう?」 「ああ、まぁな」 「大手TV局からの依頼なの。しっかりしたものを出してよね」 「しっかりしたものか」 「鑑定金額も提示されるんだから、会社の面汚しにもならないものね」 「はぁ」 生返事。 とりあえず景徳鎮の大皿でも持っていくとしようか。 いらないと言うのに無理矢理押し付けられたものだが、本物なのだから恥にはならないだろう、うん。 え? 一番大切なものを持っていかないのかって?? あのな、大切なものは、おいそれと人目に出すものじゃないし、鑑定金額なんてのも出すもんじゃないんだよ。 そもそも、金に換わるものかってんだ。 間違ってるかぃ? でも「何でも鑑定団」は嫌いじゃありません。 さて、来週はいつにも増して忙しいぞっ。 倒れないように気をつけて頑張るかね。 【更新】◆Lumi/2sUEIさんに聖ルミナスSS『森で迎える夜と朝』(18禁)をいただきました、ありがとう! 23th Apr/2006 あと少しでGWですねぇ。 あー、早くお休み、こないかなぁ。 さて、今日は題して「最近あった怖い話」でも――― え? 最近あった面白いこと? そんなこと言われてもね。そうはないと思うけど。 ……どうしても? そうだなぁ……じゃ、まぁ、いつものことといえばいつものことなんですけどね。 隣の部屋に住んでいるお姉さんと格闘ゲームで対戦していたんです――― 「ちょ、ちょっと、亮クン? 君には慈悲ってものがないのカナー。カナ?」 「今流行りの口調を使っても無駄ですよ、乙音さん」 「チッ,もしもゲームの中に入れたら、瞬殺してあげるのに」 ―――いやね、それは無理だろうと。 例え、そう、例えゲームの中に入ったとしてだ。 筋骨隆々のおっさんだとか、上海雑技団もびっくりな女刑事に勝てるわけないでしょう、と。 という話。 ……面白くはないでしょう? え? 何です? 急にゲームセンターなんか引っ張りこんで。 あぁ、そう、このゲームのPS版ですよ。そのお姉さんと対戦しているのは。 ん? このゲームセンターオリジナルの、連勝しているこのキャラに見覚えがないかって? 何言ってるんです、オリジナルキャラってどういうことですか?? うわっ、なにこのスピードと破壊力! チートキャラ並みに反則ですよ?? って、この姿…… ………なんで乙音さんがぁぁぁ?!?!? ―――怖くないな。 話変わって、最近のラグナロク。 ![]() ウサ耳+おさげな眼鏡っ娘プリ完成。 最強、最強、さいきょーっ!! ……もぅ満足です。お腹いっぱいですよ?(←ダメ人間) さて一方、長女の騎士さんは最近、過剰精錬に燃えておりました。 ただLv1武器の+10化が全く上手くいかないので、+9で止めておくことに。 まずファルシオン。7本をカンカンと。 7→8で3本折れる。 8→9でこれまた3本折れる。 +9は一本のみ。 次にS4カタナを2本トライ。 8で折れて9が1本。良い具合?? さらにさらに。 S2ツーハンドソードが先日+6まで成功していたので、+7をチャレンジ! これも成功。 調子に乗ってこれもまた+6まで成功していた店売りソードメイスを+7へチャレンジ。 こちらはあっさりと折れる。そんなに上手くいくものではないですね(^^; とりあえず散財ばかりしていても虚しいので、過剰精錬はこのへんで〜〜〜。 27th Apr/2006 何故だぁぁぁ?!?! と、思わずモニターの前で内心叫んでおりました日曜日。 今更ながらにアニメ「AIR」を観ておりました。 某合宿で途中まで観て、力尽きて眠ってしまったのは記憶に新しいところでございます。 一気に最後まで観てしまうっていうのは、しかしながら贅沢なものですな。 さて、途中6話の「ほし」が抜けていたために脳内補完に時間がかかったものの、ようやくAIRを知ることが出来ました。 そして。 多分、6話までで止めておけばダメージが小さかったのかもしれない(^^; ユキトは人じゃなくなってるし、美鈴はなんかゴール(?)しちゃってるし。 中でも一番不幸だったのは春子姉さんだろう、こりゃ。 最後には救われているのか? 最後と言えば、そもそもタイトルの少年と少女は正直なところ、何の人?? エマノンか? エマノンなのか?? あーー!(頭を抱えながら) ……ちなみにゲームの方も救われないんですかね? 【更新】キャラリナ「雪音」を5月分更新しました。 30th Apr/2006 明日から旅行に行って来ます。 晴れると良いなぁ♪ さて、今日はありがちなお話でも〜〜 俺の手には千円札一枚。 これが俺の全財産。 残るは俺のこの体と、借金100万だけだ。 それも借金の返済日はとうに過ぎ、今は追われる身である。 なにか、そう、なにか。 「簡単に金が儲かること、ないかなぁ」 町外れの崩れかけのお社の前。 その木造の階段に腰掛けた俺は、この世に生を受けて何万回目になるか分からないセリフを呟いた。 「高飛びするにも、手持ちがこれだけじゃな」 しみじみ見つめる右手の千円。 その時だ! 風が、吹いた。 「あ……」 俺の手の中から大事な大事な紙切れが離れ、そして宙を舞う。 追いかける俺。 舞う紙幣。 手を伸ばす俺。 賽銭箱へダイブする紙幣。 社に似合わず、頑丈なそれにパンチを繰り出す俺。 硬い音。 「ぬぁぁぁぁ!」 赤く腫れた手を抱え込む俺。 無常にも俺の全財産は、見知らぬ神に奪われたのである! 「返せ、返せぇぇぇ!!」 賽銭箱に蹴りを入れる俺。しかしやたらと頑丈な箱はびくともしないし、中の金の音すらしない。 こうなったら。 「火をつけるしか」 懐から取り出したるライターを右手に、俺は思わず笑みを浮かべた。 「ちょ〜〜っと待ったぁぁ!!」 声は頭上から。 びくっと俺は見上げるとそこには、裃を着込んだ中年の冴えないおじさんの姿。 しかしそれは半透明で、宙に浮いていて…… 「幽霊?!」 「違う、神だ。ここの神だっ!」 神? 神だと? ならば、ならばっ! 「神なら助けてくれ、俺の、俺の全財産を返してくれ!!」 「無理だ。ワシへの賽銭だ。それは出来ない」 なんてケチな神だ。ならば実力行使しか…… 「分かってくれ、ワシも浄銭が久しくなく、ツライのだ」 「知るか、俺はこれがないと死ぬ」 「……では、こうしようではないか」 神が提案したのは、一枚の古地図であった。 おそらく数百年はたっていると思われる地図。 それはこの社に代々保管されている宝の在り処を示した地図なのだそうだ。 かつてこの辺りを治めていた大名の描いたそれは、長い年月を経てここに人の目にさらされることとなった。 「しかしこれをわずか千円で、というわけには行かぬ」 神は言う。 「3割、いや2割をこの社へ寄進してくれ」 「……分かった」 大名の残した財宝か。これは期待できそうだ。 地図を見れば、どうやらこの辺りらしい。 掘り出すにしても機材が必要になりそうだが……。 「見つけたぞ!」 「!?」 鋭い声は背後から。 それは俺を追いかけてくる借金取りだ。アイ○ルの敏腕取り立て人である。 「ヤバ…」 「逃がすかっ!」 ヤツは猛烈な勢いで俺の下半身にタックル,2人してもんどりうって倒れた。 「しっかし耳そろえて返してもらうぞ!」 「分かった、分かったから聞いてくれ」 俺は彼の後ろで心配そうに眺めてくる神とともに、古地図を説明。 そして借金返済+αを条件に…… 「よし、掘り出そうぢゃないか」 ここに財宝発掘隊が結成されたのである――― ―――地下30mのところにそれはあった。 古びた金属の箱。 ここに至るまでに、発掘隊は大規模なものになっていた。 土地の持ち主の強欲じじい。 重機提供の競馬好き社長。 似非学者に、土地神を名乗るモノなどなど。 俺達は一致団結してここまで来た。 ようやく辿りついたのだ。 「開けるぞ」 俺の言葉に、皆頷いた。 重い金属の蓋を開けたそこには……そこには。 一枚の古文書。 「??」 似非学者がそれを読み上げる。 内容はこうだ。 『よくぞこれを探し出した。この時点で君には宝がその手にあるはずだ。『仲間』という、大切な宝がな』 顔も知らぬ大名の、キザな顔が夕焼け空に浮かんでいたような気がする。 そこかしこで殴り合いの喧嘩が始まる中で、俺はとりあえず地図を持っていた神にすでに殴りかかっていたのだった。 なお、この模様を記録したVTRが高く評価され、俺の借金ちょうどが消えるくらい儲かったので良しとする。 4th May/2006 空の青は深く、そこに映える太陽は近い。 降り注ぐ光は空気を灼き、可視度をより鮮明なものにする。 沖縄。 その地にはすでに夏が訪れ、一足早く、暑く透明な季節が巡っていた。 「あちぃー」 やや非難めいて呟くのをなだめてだろうか、吹き行く風は心地良い温度で肌を柔らかく撫でてゆく。 目を細めつつ、天空の太陽を眺めながら思うことは。 「なんてーか、いろんなことを忘れて」 そして。 「大事なことを順番に思い出させてくれるよなぁ」 ということであり、この地に降り立った今、やるべきことは。 「遊ぶかー!」 それ一言に尽きるのだった――― GWはさんざん遊んできました。 気分リフレッシュ♪ 戻ってきた今、そしてやるべきことは明確だ。 2つ。 いつのまにか過程が目標となってしまった2つのコト。 最終的な課題でもある、2つの事項をクリアする。 そうすれば、次の段階へ足を踏み出せるはずだ。 よし、やるぞ! 8th May/2006 ゆっくりの前進でも、前に進んでいることは間違いなく事実である。 歩みが遅くとも恥じることはない。 いや。 恥じる恥じない以前に、自分が納得する仕事をすればそれで良いのだと思う。 ――そんな感じでやるべきことを進めております。 なんとかなる、ではなく、なんとかする、ために。 さて、久々の小話は相馬くんと白川さんの出会いのお話でも(古っ!) 外は、しとしとと線の細い雨が降り続いている。 夕方のとある学校の昇降口。 厚ぼったい曇で覆われた灰色の空を見上げながら、一人の少女が小さくため息一つ。 紺色のセーラー服を纏い、背中まで伸びた長く黒い髪を一つに編み上げておさげにしている。 薄いレンズの向こうの瞳は、僅かな困惑の色が浮かんでいた。 「困りましたね」 小さく一言を漏らし、彼女は背後を一瞥する。 そこには傘立てがズラリと並び、幾本もの傘をその役割に準じて抱いている。 「全く以って、困りました」 再び小さくため息。 どうやら間違って彼女の傘は持っていかれたのか、もしくは心ない者によって拝借されてしまったのか。 視線を曇天から再び傘立てへ。 「さて、降り止みそうもありませんし。かといって私と同じような者を生み出すことはイケナイことですし」 形の良い頤に細い人差し指を当てながら熟考。 そんな彼女の視界に一人の男子生徒が入る。 彼は傘立ての前に立ち竦み………何やら考え出す。 「ふむ」 そう一言漏らし、表情は何も浮かべぬままに傘立ての前で熟考し始めた。 彼女と同様に、傘がないのであろうか? そのような雰囲気を察し彼女は一人、僅かな親近感を得た気がした。 やがて彼は視線をようやく傘立てから昇降口の外――雨振る大地へと移し、そして視界に彼女を入れた。 おや?とでもいうように彼は小首を傾げ、 「傘を忘れたのかね?」 唐突に彼女にそう声をかけた。 「そのようなものですね」 特に気負うこともなく、彼女はそう返す。 「ふむ、そうかね、それは困ったことだね、うん」 彼は小さく頷きながら再度傘立てに視線を移し、そしておもむろに右手を傘の一本に伸ばした。 それは仔豚のイラストが薄青色の生地に満遍なく散りばめられた、なかなかにファンシーな傘である。 「君にはこれが似合いそうだ。使い給え」 彼の差し出す傘を、しかし彼女は受け取れない。 「……どなたの傘ですか?」 僅かに額に皺を寄せ、訝しげな視線を彼と傘に向ける少女。 問いに彼は即答する。 「無論、私のだが?」 「……貴方は傘がなくて困っていらっしゃったのでは?」 「ほぅ、君はそう思っていたのかね。これはなかなか興味深いことだ、うん」 彼は満足げに頷きながら、しかし否定する。 「私は『どの傘をさしていこうか』迷っていたのだよ。傘一つを取ってもセンスが問われるからね」 「迷うくらいに傘をお持ちなので?」 「うむ。このスペースの傘は全て私の物だが?」 彼は指差すのは傘立ての1ブロック。そこにはテプラで『相馬スペース』と書かれたシールが貼られている。 そしてそのスペースにはぎっしりと傘が詰まっていた。 「………そうですか」 少女は表情は変えずとも、呆れの風をその身に纏いつつ返事。 「ですが」 言って彼女は彼が差し出した傘を優雅に払った。 「もう少しセンスの良い物を選ばせていただきたく思います」 「ほぅ、この『仔豚と空』の傘がご不満と?」 「はい」 遠慮なく返事を送る彼女に、彼は「いやはや」と寂しそうな、それでいて嬉しそうな言葉を贈る。 「ではお好きな物を選び給え」 「ご好意に感謝しますわ」 彼女は『相馬スペース』から傘を選び始める。 やがてそう時間を置くこともなく、その手が止まることとなる。 「どうしたのかね? 気に入った物が多すぎて困るのかね? ん?」 彼の言葉に彼女は無表情のままに傘を探す手を止めた。 「このスペースの傘が無断拝借されない理由がとても分かりましたわ」 「それはそれはご理解嬉しいことだ」 「とてもセンスがよろしくて、皆さんお借りするのがもったいないのでしょうね」 「うむ、良く言われるよ」 「やはり先ほどの豚さんの傘をお借りしますわ。まだまともですから」 「おや、私と君のセンスは合うようだね、うん」 傘を手渡しながら、彼は白い傘を手にした。 「相馬さん、ですわね。後ほど傘をお返しに伺いますわ」 「いや。別に使ったら傘立てに置いてもらってかまわない。えー」 「白川です」 「うむ、白川君」 「そうですか、ではそうさせていただきます」 言葉を交わしながら2人は傘を開く。 雨降る大地に2つの花が咲く。 一つは青空に仔豚が多数散ったもの。 もう一つは―――白地に赤字でこう荒々しく書かれたものだ。 『天下一のカブキもの♪』 雨は止む気配がなく、町にその存在をいつまでも主張するかのように煙っていく。 灰色の町の中、2つの鮮やかな色をした花はいつまでも並んで行き、そして消えていった。 Suaraの「夢想歌」をリピート&リピートでエンドレスで聞きつつ。 【更新】 雪音の6月分を更新しました。 1st June/2006 気力、体力、時の運。 11th June/2006 蒸し暑い夕刻だった。 連日降りつづけていた雨は昼には止み、久方ぶりの青空を見せていたが、それもつかの間。 すぐに曇天となり、お陰で蒸すこと蒸すこと。湿度が90%越えているんじゃなかろーかというほどだ。 降らないうちに買い物を、と外に出たオレがアパートに戻った時だ。 「あ、亮お兄ちゃん。ちわっ!」 隣の部屋の扉が開いたかと思うと、少女が一人飛び出してきた。 まるで艦載機のような勢いである。 「っと、雪音ちゃんか。こんな時間にお出かけか…」 言葉は途中で止まる。 雪音ちゃんはサムライブルーに身をかため、顔には日の丸のペイントまで施してある。 「あ、パブリックビューに行くのか」 「うん、クラスのみんなとね。じゃ、またね〜」 またね、の辺りはすでにドップラー効果がかかっていたりする。 いつも元気な娘である。 「もぅ、雪音ったらちゃんと閉めていかないんだから」 半開きになっていた玄関の戸を閉めようと顔を出したのは、姉の乙音さん。 「あら、亮クン。こんばんわ」 「こんばんわ、乙音さん」 ブームに乗った妹とは対照的に、別段顔にペイントすることもなく、シンプルな白いブラウス姿の彼女に挨拶。 「乙音さんは行かないんですね」 「ん? あぁ、そうですね。あまりサッカーは好きではなくて」 「好きじゃない?」 困った顔の乙音さんに問い掛ける。 「えぇ。野球と違って、いつ点が入るか分からないでしょう? ああいうの、ダメなんですよ」 「へー」 分かるような、分からないような。 「亮クンは今夜のサッカー、観るのかしら? 決勝への生き残りをかけた戦い、とかTVで言ってたけど」 「んー、そうですね。BGM代わりにはしておこうかなと」 「そう? じゃ、今夜もお仕事入ってるんですね」 「えぇ、まぁ。すぐ終わるっちゃ終わるんですけどね」 そんなオレの答えに、乙音さんは小さく微笑んで右手に何かを掴んでこちらに向けた。 「ぬぁ、それは幻の芋焼酎として名高い…」 彼女の手に握られていたのは、一年に30本しか作らないと言われている限定焼酎だっ! 「どうします? でもBGMは野球になっちゃいますけど」 答えは即答。 「問題なしです。仕事も後回しできますし、是非ともご相伴にあずかりますよ」 この日、日本中が興奮に包まれたと言われているが、少なくともオレ達は違う意味でエキサイトしていたんだと思う。 「お酒が美味しければ、何でも良いんじゃないかしら?」 とは、乙音さんの談。 うん、正直W杯は全然興味ねーー! 【更新】◆Lumi/2sUEIさんより聖ルミナスSSを3本いただきました。毎度ありがとうございますっ!(18禁です) 18th June/2006 ヘルシング人気投票を終了いたしました。 長きに渡るお付き合い、ありがとうございました。 OVAの出来が皆さんの満足のいくものとなるよう、期待しましょう。 結果はこちらにまとめてあります。 さて、本日は軽く小話でも――― 商店街では毎年恒例で、七夕用に竹と短冊を用意していた。 俺は知らなかったし、たまたま駅で出会って一緒に帰路につく乙音さんも知らなかったようだ。 気付いたのは商店街のアーケードに入ってから。 アーケードの入り口の左右に「でん」と据えられた2本の大きな竹。 それをなんとなく見上げて「あー、そろそろ七夕だよなぁ」などと乙音さんと話しながら、奥に進んだときだった。 「亮お兄ちゃん。それに姉上も、素通りですか?」 声は後方右側から。 足を止めて振り返れば、そこにはセーラー服を着た女子高生2人。 1人には見覚えがあった。もう1人は初めて会う…と思う。 「こんにちわ、雪音ちゃん」 「あら、雪音。ただいま」 かけた声に2人は軽く手を振った。 その手には折り紙が握られている。 「せっかくだから願い事、書いていったら?」 「願い事?」 乙音さんの問いに、 「そ。七夕の短冊よ」 隣の乙音さんは俺に無言で「どうします?」と問うような視線を投げかけてくる。 「まぁ、どーせなら書いていきますか」 「そうですね」 『原稿料UP』とでも書いておくかな。 思いつつ、俺は雪音ちゃんの同級生らしい、おとなしそうな少女から短冊を受け取る。 その際に、その子の手に握られた彼女自身の短冊が垣間見得る。 『お兄ちゃんが帰ってきますように』 海外にでも飛ばされたのだろうか?? 頭の片隅でそんなことを考えつつ、鉛筆を走らせる。 「何よ、亮お兄ちゃん。そんな願い事で良い訳??」 不機嫌な声を上げるのは俺の短冊を覗いている雪音ちゃん。 「叶えば御の字だけど?」 「ちっちゃい、ちっちゃいよっ!」 力強く非難された。何気に傷つくな。 「男だったらさ、いや、漢だったら「世界をとる!」くらいの事を書かなきゃ」 「いや、訳わからん」 そんな押し問答をやっているうちに、いつの間にやら乙音さんは願い事を書いた短冊を竹にくくり終えてしまっていた。 「……なんて書いたんです?」 「さぁ、なんて書いたんでしょうね?」 くすりと、彼女は小さく笑う。 俺が見上げる巨大な竹には幾枚もの願いが下げられており、すでに彼女の物はどれかなどさっぱり分からなくなっていた。 「叶うと良いですね、お互い」 「そう、ですね」 なんて書いたのだろう? 妙に気になった。きっと教えてくれないからこそ、余計に気になる。 でも乙音さんの願いは、叶ったら教えてくれるのだろうと思う。 だから俺は彼女の願いが叶うようにも、軽く祈ることとした。 ちなみに雪音ちゃんの願い事は「卓球王になる!」とかなんとか書いてあった。 何に影響されたのか分からないが、叶うにしろ叶わないにしろ、彼女のことだから何もなく終わることはないのだろうな、と思うのだ。 【更新】キャラリナ雪音の7月分を更新。 【更新】ヘルシング人気投票を終了しました。 28th June/2006 なんか今夜、地元のUHFでヘルシング放送するんですが……前にやったTV版かな?? ときどき訳の分からないものを電波に乗せるのがミステリー(^^; 訳が分からないと言えば、今朝ミサイルが飛んでましたね。 あれって昨今尖閣−沖縄近辺の領海侵犯している中国が、日米のミサイル迎撃システムを推し量るためにけし掛けたようにしか見えないのですが……。 真相は謎のまま、なのかな?? …うん、特に書くことはなし! 最近のオンラインゲーム――― 相変わらずラグナロクオンラインをちょこちょこと続けております。 ![]() 長女の騎士はようやくLv91。大きな金の鈴やミスティックローズなどの頭装備を作ってウハウハ中。 主に亀島で狩ったり死んだり戻ったりして暮らしています。 次女のWIZはLv75。地味に時計等でアラームをごつごつと狩って暮らしてます。一番安定した狩りしているかも。 末っ子のプリはLv71。いい加減畳も飽きた上に、支援スキルもある程度揃ってきたので、気が向いたときにしか起動していません。 まぁ、そんな感じでー。 5th July/2006 今日は久々に 「稲荷Confidences」の後日談その2でも――― ……くん、丁度社員寮に一部屋空いていてね。どうかね?」 「社員寮、ですか?」 「ああ。とは言っても借り上げのマンションみたいなモノだけどね。2LDKとやや手狭だが、会社から近いし」 「バストイレ付きですか?」 「……今時それは当たり前だろう?」 それはお昼過ぎの、3時休みがほどほどに迫った頃の会社の上司との会話。 今の会社にようやく慣れて、仕事が軌道に乗ってきた本日の会話だ。 「うー、どうしようかな」 お湯に口元までつかり、ぶくぶくと言葉を水に沈めて呟く。 かぽーん、と桶が響く音をBGMに私は悩んでいた。 今の住まいを出て、住み心地の良さそうな社員寮に移るかどうか。 「回答は早めにね。部屋のオーナーとの契約が切れちゃうから」 そう、上司は言っていたっけ。 「悩むなぁ」 ぶくぶく 見渡せば広い浴槽。それもそのはず、ここは近所の銭湯だから。 時間が遅いのか、はたまた大抵の家にはお風呂が備え付けてあるために来る必要がないのか、お客は私の他に3人くらいしか居ない。 「やっぱり部屋にお風呂があるのは便利だろうなぁ」 あとトイレも。 今の住まいはトイレは共同。お風呂はこうして近所の銭湯に足を運ばねばならない。 「うー」 ぶくぶく 「うー」 ぶくぶく 気が遠くなってきた。 「……のぼせちゃう」 ざばぁ 私はぼーっとした頭で広い湯船から出てそのまま浴室を出た。 着替えを入れた籠からタオルを取り、そのまま備え付けの扇風機の前までふらふらと歩く。 扇風機に向かって、 「あーーー」 声を出しながら息を吹きかけると、途切れ途切れに聞こえる。 涼しい風と、己の声とで次第に意識がはっきりしてきた。 背後に呆れた感じの番頭のおばあちゃんの視線を感じつつ、私は体を拭いて着替えて外へ。 ざーー 「あれ?」 外は、雨が降っていた。 結構本降り。これでは、 「濡れちゃう、どうしよう」 星一つ見えない空を見上げて、そこに切れ間がないことを確認。 「どうしよう……」 繰り返す言葉。 「どうしたの?」 そんな独り言に、背後からの応えがあった。 振りかえればタオルを肩にかけたお隣さん。 その手には広げられた折りたたみ傘が握られていて。 「梅雨だしね」 静かな笑顔で言う彼は、 「帰ろうか」 「はい♪」 思わず私も笑顔で応え、傘に入れてもらう。 「なんだ。悩むこと、なかったかな」 「ん?」 私の一人言に彼は首を傾げる。 「なんでもないっ」 帰り道、彼との距離が近いのは傘が折りたたみ故に小さかったからってことで。 この距離を広げる必要なんて、ないよね。 今日のラグナロク――― ファラオに瞬殺されてみたり。 細いから目立たなかったョ orz ![]() 今日は久々に過剰精錬をば。 まずは+9ファルシオン→+10ファルシオン。 成功! この調子で続くのだっ!! +9カタナ→クホホ むぅ、次が本番! +5ブロードソード→クホホ ………お粗末っ!!(T_T) 9th July/2006 相変わらずの梅雨っぷりに頭が下がる想いです。 じゃんじゃん降って、とっとと青空な夏になってくれーー! 三連休でしたが、そんな調子なので特に遠出もせぬまま終了。 なんだかなぁ…… なので、通信周りの調子の悪かった2ndPCの調整を行ったり。 今までは送受信時に断続的に切れるという不具合が常になっておりました。 LANカードを新しいのに変えて、PCIバスを他の場所に刺したら調子良くなりましたよ。 相性の問題か?? そんなこんなで――― 最近のラグナロク。 長女の騎士はそろそろLv92.あちこち気分転換に狩場を変えたりしていましたが、やっぱり亀島が一番安定して経験が入ることが再確認されました。 でも飽きるなぁ。 Lv4武器である両手剣のカッツバルケルを購入。付加効果であるVIT+10とDEF+10がなかなか美味しい。 属性がない敵には効果高いかもー。 一方、次女のWizは初めてのGvに挑戦しました。 正直、良く分からない展開でしたが何回かやれば慣れるかとー。 一度だけ防衛側に回ることが出来たので、SGを延々と唱えておりました。 ……まぁ、廃Wizにさくっと葬られたようですが(^^; 三女のプリさんはギルドの非公平G狩りへ。 今回新たに実装されたノーグハルトへ! かなりレベルは高く、何度も死ぬのは結構虚しいですな。 このキャラは基本的にボランティアなんですが、リザ切ってしまっているのも重なって、死が連発すると気が滅入ります。 つか、何も考えずに突撃かますのはやめよーよー。 そんな感じ。 最近のメイプルストーリー。 ↑で通信周りが回復したので、前に育てていたキャラを呼び出してみたりしました。 現在Lv29のアーチャー。 とりあえず30にして二次職に就けてあげたいと思います。 久しぶりのアクションゲームで結構操作を忘れていたり、VerUpされていたりで新鮮でした。 最近のもみじひとひら。 サウンドノベルというか、それに近いモノ。 画像作成とかスクリプトの特殊効果とか、BGMに特別なものを起用するとか、おまけとか。 そんな結構手間がかかるところだけを『残して』他は一通り完了。 手間がかかるところにさっさと着手せにゃ意味はないのですが、どーにも面倒なところは後回しになってしまう。 悪い癖です。 とりあえず一番面倒な『題字&オープニング画面』の作成をやらんと格好すらつかないなぁ……。 なんだか中途半端な感じの否めない、三連休でした。 17th July/2006 「ふんふんふふ〜ん♪」 と、鼻歌を歌いながら上機嫌で帰宅する乙音さんを目撃したのは、曇天が暗くなりかけた夕方である。 「あ、こんにちわ、乙音さん」 「あら、亮クン。ただいま」 玄関の前、カギを開けながら乙音さん。 その右手には結構大きな箱が提げられていた。 「ご機嫌ですね」 「えぇ、DVD買っちゃったんですよー」 笑って、手に提げた大きな箱を掲げる彼女。 DVD? 「そろそろVHSじゃ、モノ足りませんしねぇ」 あぁ、DVDレコーダーのことか。 ふむ、箱の大きさもちょうどそれくらいの大きさだ。 ……どこのメーカーかさっぱり分からないのが気になるところだけれど。 「へぇ、結構高かったんじゃ?」 「それがね、サンキュッパだったのー」 「へぇ」 39,800円か。 とすると、HDDが250GBくらいの、一世代前のタイプかな。 「地デジ、地デジ〜〜♪」 「あー、いえ、地デジは多分…というか絶対に関係ないと思います」 「へ? そうなの??」 「まぁ、そうです」 1を説明すると10を説明し、10を説明するには100を説明しなくてはならないような気配だったので華麗(?)にかわす。 「ふーん、ま、いいや。あ、そうだ、亮クン」 立ち去りかけたオレの袖をはっしと掴み、乙音さん。 「はい?」 「暇ですよね?」 「飯を食いに…」 「絶対に暇ですよね」 「…はい」 そんな流れで、取り付けをお願い(強制)されたわけなのだが。 箱を開けてびっくりした。 「あのー、乙音さん?」 「なぁに? 亮クン?」 「これ、DVDデコーダーじゃないですよ」 「え?」 「DVDプレイヤーですよ」 それも旧式。薄いけれど結構大きなDVDプレイヤーだった。 当然、リージョンフリーでもない。 ダマされたか……。 「えー、違うの?」 「違います」 「録画はできるでしょ?」 「できません」 「……CMカットは?」 「録画できないのですからできるわけないです」 「Gコードは?」 「だから録画できねーって」 「じゃ、じゃあ、何ができるの?」 「DVD観れます」 「他には?」 「それだけ」 「3980円も出したのにー!?」 「DVDプレイヤーでも安っ!!」 オレの思っていた購入金額の桁が1つズレていた。 なんでも、秋葉原の露店ジャンクショップで買ってきたそうで。 当然保障もなければ返品もきかない。 でも確かにプレーヤーで3980円は安い、と思う。 「えー」とか「どうしよう」とかぶつぶつ言っている乙音さんを横目に、とりあえずTVとの配線を完了。 テストで『鋼鉄天使くるみ−実写版』のDVDを再生させたら、しっかりとカリンカが映ったのでどうやら壊れていることもないらしい。 S端子出力もついているし、見た感じどうやら新古品っぽいし。 VHSデッキがまだ生きているみたいだから、考え様によっては良い買い物かも?? 「じゃ、そーゆーことで」 「あーうー」 涙目の乙音さんを置いて、オレは早々に近所のファミレスへと旅立ったのだった。 その後のDVDプレイヤーはというと――― 「最近のTUTAYAって、VHS置かないでDVDしかないんですよねー」 なんて言いながら、結構満足そうに活用する乙音さんの姿を垣間見ることができることから、しっかりと役立っているようだ。 ネコに小判、という格言がふと思い浮かんだのだった。 じゃんぱらでDVDプレイヤーを購入しました。 近所のTUTAYAがDVDばっかり置くので、VHS派な我が家ではロクに借りるモノがないのでー。 DVDデコーダーは正直、我が家では宝の持ち腐れなのであります。 25th July/2006 「暑いよー、姉上」 「暑いわね」 「暑い暑い暑いー!」 「……うるさい」 「暑い暑い暑い暑いーー!」 「うるさいっ!」 ごす! 最後に、何か重たいモノを叩きつける音がして静かになる。 「あー、今のは乙音さんのニースタンプかな?」 薄い壁を挟んで聞こえてくるそんな騒ぎに、オレは同じく汗の噴いた額をタオルで軽く拭く。 今日は梅雨明けの日曜日。 僅かに肌寒いこともあった雨の日は去り、無慈悲なほどの遠慮のない日差しがさんさんと降り注ぐ快晴だ。 我らが猫寝荘にはクーラーという文明の利器が存在しない。 いいところ扇風機止まりなのである。 こんこん と。 玄関がノックされたかと思うと、返事を聞く間もなく開かれる。 「亮クン、涼みに行きましょう」 ぎこちない笑顔を浮かべつつも、拒否を受け入れる様子もない問答無用さで、そう乙音さんは言い放ったのだった。 右手に白目をむいた雪音ちゃんの襟首を掴みつつ………。 乙音さんの運転する車に揺られて(拉致されて)1時間余り。 ようやく辿りついたのは一応都内だけれども、どこぞの山の中。 「「寒っ!!」」 オレと雪音ちゃんは同時にそう声が出た。 まるで冷凍倉庫の扉を前にしているようだ。 「はー、天然のクーラーですねー」 「「いや、寒すぎるから」」 「つべこべ言わずにさっさと入る!」 こうして乙音さんはオレ達の背中をその中へと蹴り込んだのだった。 その中―――とある有名な鍾乳洞へと。 「鍾乳洞というより、洞窟って感じですね」 「洞窟と鍾乳洞って違うのかしら?」 「洞窟は川口探険隊っぽいよねー」 うん、雪音ちゃん、それは的確な意見だ。 まぁ、洞窟の中でも石灰質が多くて石筍とかあるのが鍾乳洞なのだけれども。 「なにはともあれ、涼しいでしょう?」 「涼しいというか…」 「…寒いと言った方が」 オレと雪音ちゃんの言葉はほぼ聞かずに、乙音さんは洞窟の奥へとずんずん進む。 仕方なしにオレ達もその後を追うが…… 「うぉ、狭いっ?!」 「すごい急な階段だねー」 上ったり降りたり。道は観光客用に整備されてはいるが結構悪路だ。 やがて洞窟の中の、一番「高い」と思われる部分に到達する。 先ほどまで寒く感じていたが、適度な運動で肌を刺す冷気は心地良く感じる。 「はー、涼しいね」 「丁度良い感じですね」 冷たい岩肌に背中を預けつつ、オレ達は各々の感想。 「でしょう?」 笑う乙音さんは腕の時計を見やりつつ、 「じゃ、帰りましょうか」 「「え、もう??」」 「いいからいいから」 押されるように、オレ達は元来た道を戻る。 そして外へ出ると、 「「うぁ」」 むっとした外気の暑さ。湿った感じ。 だけれども。 「ちょっと涼しく感じるよ、亮お兄ちゃん」 「そうだね」 気付けば時間は夕方。 ここは標高もそこそこあることもあってか、涼しく感じた。 きっと、これから猫寝荘へ帰る間にも、夕闇が昼間の熱を奪って行ってくれる事だろう。 「毎日ここに来るってことはできないけれど…」 乙音さんはにこっと笑って続ける。 「いつも暑い暑いと思っていると、思った以上に暑く感じてしまうのよ」 涼しげな風が一陣、オレ達の間を駆け抜けた。が。 「「いや、でも暑いモノは暑いでしょ?」」 「うぁ、きれいにオチないものなの?!」 そりゃ、もちろん。 オレ達に、オチはない。 ―――そんなこんなで避暑で奥多摩にある日原鍾乳洞に。 寒かったけど、階段に悪戦苦闘していたら丁度良くなりました。 そんな日曜日。 最近のラグナロク――― Knight/Wizard/Priest=92/76/71 という感じ。 Wizardのスキルリセットしたいです。TS覚えておけば良かったー! 代わりにファイヤーピラーなどを取ってみたりしてます。Gvで使えるかな?? 一番力を入れているKnightは、亀島でHSP1本(30分)あたり4%くらいしか稼げなくなりました。 だんだんきつくなる……(^^; なにより、飽きてくる。うーあー。 【更新】 雪音を8月分更新しました。 30th July/2006 じっとりと肌を汗が潤していく。 猫寝荘にはエアコンがないので、扇風機が全力運転をしているが生ぬるい風がきても涼しくも何ともないところが虚しいところだ。 気だるい午睡。 「うっ」 暑さに目を覚ます。窓の外はほんのりと薄暗い。 よくもまぁ、こんな暑い中を眠れたものだと自分自身を誇りたい。 「疲れてたのかな」 僕は新社会人1年生。仕事がまだ全く難しくはないが、終始緊張していると思う。 せっかくの土日の休みも、きっとこうして浅い眠りに消えていくのだろう。 無駄な時間の使い方だ。だけれども。 「早く土日なんか…クソ暑い夏なんか終わってしまえば良いのに」 一度は起き掛けた意識を再び、部屋の中のどんよりとした空気と同じような底無し沼に預けることにする。 どん、どんっ!! と、すぐ近くで大気を震わす爆発音。 「あぁ、これのことか」 駅前に張られていたポスターを思い出す。 確か今日は………。 どん、どんっ! 再度、それは鳴り響く。 同時、 「ひゃぁぁぁぁぁぁ?!?!」 ばたーん! 唐突に玄関の戸が開かれて、小柄な人影が飛び込んできた。 「へ?」 僕は思わず上体を起こして、 どすっ! 『それ』に押し倒された。 どん、どんっ! 三度、空を震わす大気音。 その音に合わせるように、僕に抱きついた彼女はびくりと体を震わせる。 「あ、あのー?」 僕のかけた声に、彼女ははっと気付いたように僕に顔を合わせ、 「大変ですゲリラ戦ですヒズボラですよもしくはアルジャジーラかも古い所でオウムというかアレフかもしれないんですよ」 「おちつけ」 ごす 真剣な目で早口に語る彼女の額にチョップ。 「なんか途中に報道機関の名前も入っていた気がしないでもないけどまぁいいや。どうしたんですか?」 小さな額を押さえて恨みがましく僕を見るのは、お隣の自称OLさん。 見た目には中学生くらいにしか見えないけど、それを言うと泣くので言わないことにしている。 「どうしたもこうしたも」 どん、どんっ! 「ひゃ!」 良く見れば頭にかぶっているのは防災頭巾。懐かしいなぁ。 「ほら、爆弾が爆発していますよっ!」 「へ??」 どん、どん、どん! 「ほらほらほらっ!」 不安げと得意げが入り混じった妙な表情で彼女。 「えーと、な・に・を・言っているのかな?」 もしかして、彼女は どんっ!! 今までで一番大きな音が一発響いた。 「大爆発ですよっ!」 「花火だよっ!」 大真面目に叫ぶ彼女に、思わず僕も真顔でツッコミを入れてしまう。 「………花火?」 どんどんどん 納涼花火大会は今まだ、始まったばかりである。 お隣の彼女を連れて部屋を出る。 アパートと隣の家の間の空から、群青のキャンパスに描かれた光の花が僅かに垣間見れた。 「花火、ですか??」 驚くべきことにお隣さんは花火を知らなかった。 何で知らないんだ?? 実際にその目で見せるために、猫寝荘の外に出たのだけれど……。 「んー、この辺で見晴らしの良いところってあったかな?」 近くに高校があり、その裏山なら結構見えるかもしれない。 でも着く頃には終わっていそうだしなぁ。 「あら、こんばんわ。お出かけですか?」 アパートを出ようとする僕達と入れ替わるように帰宅してきたのは、2階に住む若桜姉妹のお姉さんの方だった。 「あちゃ、始まっちまってるな」 彼女を追いかけるようにして、手には大きめなコンビニの袋を提げた男性。 こちらも2階に住むコピーライターである高槻さんだ。 「あ、若桜さん、この近くで花火の良く見える所、知りませんか?」 僕の問いに彼女は後ろの高槻さんと目を合わせ、 「丁度良かったわ。一緒に見ましょう」 「そうだな、ビールも多めに買ってきて良かった」 「「??」」 首を傾げる僕達を前に、2人は2階へ上がり、そしてどこから取り出したのか、はしごを使って屋根の上に上っていく。 「何やってんだ、早く来いよ」 「あ」 「はーい」 あまりにも手際良く登っていく2人を唖然と見つめていた僕達は高槻さんの声で我に返ると、同じようにはしごを伝って屋根の上に。 古い瓦を壊さないよう、ゆっくりと上まで登り、 どん、どんどん!! 間近な音に顔を上げる。 唐突に開ける視界。 「「わぁ」」 屋根の上に並んだ僕とお隣さんは、思わず声を漏らす。 群青の空が視界一杯に広がり、大輪の花がいくつも咲いては消えていく。 他の家々は丁度視線から水平線上に。 見上げればそこには空しかない。 どんどんどんどん! 「きれい…」 彼女は隣で、飾り気のない心からの声でそう呟いた。 その横顔を見ていると、なんだか僕も嬉しく感じてくるのが不思議だ。 「ほら」 声に振りかえる。高槻さんが僕に何かを放った。 それはキンキンに冷えた缶ビール。 同じように隣の彼女も、若桜さんに同じように勧められていて。 どん! 空いっぱいの花火。 「たーまやー」 陽気な若桜さんの声。 「くぅぅ」 喉を潤す冷えたビール。 「かーぎやー、で良いんですか?」 嬉しそうに掛け声を習うお隣さん。 そして、 「夏ですねー」 ビールを半ばまで空けた僕。 いつしか肌の汗が乾いたのは、冷えたビールのためだろうか? それとも花火の美しさが暑さを忘れさせてくれたのか? 夏の夜の風に吹かれながら、僕はこの夏らしい時間がまだまだしばらく続いてくれることを心から望んだのだった。 近所の遊園地で今月は毎週土日、花火大会が催されましてね。 毎年恒例なんですが、これを見ると「夏だなぁ」って心底感じるのです。 あぁ、ビールが美味しい。 今日のクホホ――― ツーハンドソード:+6失敗 ツーハンドソード:+7成功 バスタードソード:+8失敗 2HSが安くなっていて35k,バッソも40kとお買い得だったので試してみました。 オリデオコンが腐るほど倉庫に眠っているのでこれは良しとしますが、精錬費用が一回あたり25kは高いよなぁ……。 2HSの+7成功が嬉しい。もう1本残っていますが予算不足でしばらく放置予定。 本心を言うと、バッソの方が成功してもらいたかったのだが……。 さて、ネトゲーの課金が切れてしまいました。 ちょっと飽きが来てしまったこともあるので、この土日はネトゲーなしの方向で進もうかと。 まずは久々にSFCの「魔神転生U」を引っ張り出してきまして、前回セーブ地点からの続きをば。 ST GE5の最終であるシャマイムに住まうガブリエルとの対戦です。 さすがに強敵が多く、かつ、どうにも属性とか忘れており、リセットの嵐。 「ううーーー!」 ぽち かたん その時が訪れました。 カートリッジを変な風に押してしまいまして。 「………あああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 記録が消えた。orz 何十時間分の苦労がいっぺんに吹き飛んだ出来事でした。 ……まぁ、すっかり内容忘れてたから、最初からやりなおすよっ!! 5th Aug/2006 |